【卵の常温放置】夏場はNG!冷蔵庫に入れ忘れたけど保存期限は?

卵は様々なレシピで使用され、手軽に食べることができるため多くのご家庭で常備している食材です。栄養価もとても豊富で、卵1つで必要な栄養素を全て摂取できるため「完全栄養食品」とも呼ばれています。

今回は卵の保存方法について解説していきます。皆さんのご家庭では卵はどのように保管していますか?冷蔵庫のドアポケットにしまっている方もいれば、常温保管されているご家庭もあります。

一体どの保存方法が良いのでしょうか。そこで今回は、

  • 卵を常温放置した時の期限は?
  • 卵の適切な保存方法
  • 卵を保存する時の注意点

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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卵を常温放置した時の期限は?

実は卵は常温保管しても食べることができる食材なのです。しかし季節によっては食中毒などの危険性もあるため、安全に常温保管する際はいくつか意識するべきポイントがあります。詳しく見ていきましょう。

春・秋

日本の春というと「3~5月」を指し、秋と言うと「9~11月」を指します。春の平均気温は「8~16℃前後」、秋の平均気温は「12~20℃」と言われています。(※日本の気候 – Wikipediaの最高平均気温と最低平均気温の平均から算出)

卵の常温保管のポイントは食中毒菌の増殖です。温度が高くなれば細菌は増殖してしまいます。日本は温度変化が激しいですから、春と言っても3月と5月では大きく気温が違いますよね。

一般的には3~5月の春、9~11月の秋頃は産卵後25日以内が賞味期限と言われています。尚、卵の賞味期限は生食できる期限を指していますので、加熱すればそれ以上の保存も可能と言われています。

日本の夏というと「6~8月」を指します。夏の平均気温は20~26℃前後」と言われています。(※日本の気候 – Wikipediaの最高平均気温と最低平均気温の平均から算出)

先ほども紹介しましたが、温度が高くなれば食中毒菌は増殖してしまいます。そのため、一般的には6~8月の夏は産卵後16日以内が賞味期限と言われています。

日本の冬というと「12~2月」を指します。冬の平均気温は1~9℃前後」と言われています。(※日本の気候 – Wikipediaの最高平均気温と最低平均気温の平均から算出)

先ほども紹介しましたが、温度が高くなれば食中毒菌は増殖してしまいますから、冬場は気温が非常に低いため常温保管でも日持ち期間は長くなります。

そのため、一般的には12~2月の冬は産卵後57日以内が賞味期限と言われています。

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卵の適切な保存方法

卵の正しい保存方法についてご存じでしょうか?冷蔵?常温?どちらが良いのか詳しく見ていきましょう。

購入後は冷蔵庫に

スーパーなどで購入した卵は、基本的には冷蔵保存が適しています。流通の過程で細菌が付着することはありますし、可能性は限りなく低いですがサルモネラ菌に感染している可能性も考えられます。

その場合、温度が高くなれば卵の表面で細菌が増殖していしてしまいます。購入した生卵は冷蔵保管するようにしましょう。

期限表示の期間内に消費する

卵の賞味期限は夏場に生食できることを前提に設定されています。多くの販売業者で「2週間程度」を目安として表記していることが多いです。

ですので生で食べない場合は期限を切れたとしても食べられると言えますが、賞味期限が切れてしまった場合様々なリスクが考えられます。安全を考慮するのであれば賞味期限内に消費するようにしましょう

10℃以内で保存する

卵は生のまま食べる可能性もありますよね?卵かけご飯などを毎朝食べる方もいるでしょう。そのため基本的に卵は10℃以下の温度で保管することが望ましいのです。

冷蔵庫内は10℃以下になっているため、冷蔵庫内に入っている期限内の卵であれば生食は可能ということになります。

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卵を保存する時の注意点

卵の保存方法のポイントをいくつか解説していきます。

ドアポケットで保存しない

卵と言えばドアポケットで保存することが基本のように思えますが、実はあまりおススメできません。ドアポケットは開閉の際に振動が発生するため、卵にひびが入ってしまう可能性があります。

また開閉の際の温度変化などで、卵の鮮度が劣化する可能性もあるのです。可能であればパックに入れたまま安定している場所で保管しましょう。

卵専用フォルダーは使用しない

卵専用のホルダーなども100均などで販売されています。しかし卵には様々な規格がありますし、それに適した容器で販売されています。

「1つで万能」という卵ホルダーはありませんから、購入した当初の容器で保存しておく方が安全と言えます。

とがった方を下にする

卵は上下で形が微妙に違い、上部が尖っており下部は丸みを帯びています卵は尖った方を下にして保管すると、日持ち期間が延びると言われています。理由としては、

  • 上部の方が強度が高い
  • 黄身が中央で安定する

これらの理由から尖った方を下にして保管すると良いと言われています。

洗わない

卵には無数の気孔があり、その穴から呼吸をしています。洗ってしまうと逆に雑菌が卵内に入る可能性があり、日持ち期間を短くしてしまいます

割ったまま置かない

卵はひびが入ったり殻から外に出した場合、急激に劣化するため期限は当日中となります。ひびが入ってしまったり割れてしまった卵は、必ずすぐに消費するようにしましょう。

まとめ

今回は、卵の季節ごとの保存方法について紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 卵の保管場所は基本的に冷蔵保存!
  • 気温が低ければ常温保存も可能!
  • 購入当初の状態のまま平らな場所で保管が一番ベスト!

いかがでしたか?卵の保存方法について少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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