栄養たっぷりで、調理もしやすい「ナス」。あなたはナスをどれくらいの頻度で食べられていますか?また、「正確な旬の時期」ってご存知でしょうか?今回は、新鮮なナスを選ぶ方法や「ナスの保存方法」などについて以下のような内容を解説していきます。
- 美味しいナスを見分ける方法とは?
- ナスの賞味期限ってどれくらい?
- ナスを美味しく食べる方法とは?
こんな内容です。記事をしっかりと読んで頂き、ナスはどうすれば美味しく食べられるのか?を徹底的に学んでしまいましょう。
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目次
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美味しいナスの見分け方とは?
まずは、「美味しいナスの選び方」からです。どんなポイントを押さえればいいのでしょうか?
苦味の少ないナスを選ぼう
ナスは買う時期を間違えると「苦み」を感じてしまう事があります。ナスは10月ごろに店頭に並んでいるものを買うと「苦みが強いこと」があるのです。秋の始まりの頃のナスは大丈夫ですが、秋が深まるにつれ、ナスの苦みは強くなると思っておきましょう。
ナスが美味しい時期はいつ?
ナスが最もおいしくなる時期は「夏から秋の始まりにかけて」です。ナスの旬の時期とは「初夏から夏」なので、そのころに収穫されたナスを「夏から初秋にかけて」店頭で購入します。スーパーでは一年中販売されているナスですが、旬の時期以外は全てハウス栽培のナスです。
時期を見逃さないように購入してください。
新鮮なナスの見分け方は?
では、新鮮なナスを選ぶ際には、どんなポイントを押さえればいいのか?いくつかご紹介しておきます。
- へたについているとげが、硬い物を選ぶ
- 表面につやがあり、黒い色が濃いナスを選ぶ
- 持ってみて、重さがあるナスを選ぶ
ナスは収穫される前、へたのところのとげは非常に硬いです。しかし、収穫されてからは、だんだんとしなびてきて、柔らかくなってしまいます。なので、へたのところのとげの固さで鮮度を判断しましょう。また、採れたてのナスは、十分に水分を含んでいるので見た目につやがあります。
しわしわになりかけているナスは、美味しくないナスなので、選ばない様にして下さい。水分がたくさん含まれているので、持ってみると「重い」という特徴もあります。
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ナスの賞味期限や保存方法は?
ナスの賞味期限はどれくらいなのか?あなたはご存知でしょうか?ここでは、保存方法などについても、詳しく解説しておきます。
常温で保存した場合
ナスは常温で保存する場合「8℃から12℃の室温で、90%程度の湿度」が必要です。この環境を維持できるのであれば、常温でも数日間は保存できます。ちなみに、ナスは「低温障害」を起こしてしまう野菜なので、7℃以下の環境に保存すると、すぐに傷んでしまう野菜です。
冷やし過ぎもダメだということを知っておきましょう。
冷蔵保存した場合
ナスは冷蔵保存をすると10日程度は日持ちします。一つずつラップにくるんで、さらにジップロックなどのフリーザーパックに入れ、野菜室で保存してください。前述した通り、冷蔵室の中でも「寒すぎる場所」に入れると、劣化の原因になってしまうので、温度に注意が必要です。
ちなみに、表面の水分を極力ふき取るのもポイントです。
冷凍保存した場合
ナスはカットして冷凍すると「1か月程度」は日持ちさせられます。カットしたナスをジップロックに入れ、冷凍室にそのまま投入しましょう。使う時は凍ったまま料理に入れ、フライパンや鍋などで直接加熱します。
食べては行けないナスとは?
昔から「秋ナスは嫁に食わすな」と言われます。しかし、初秋のナスは「非常に美味しいナス」です。実は、「美味しすぎて体を冷やしてしまうので、嫁には食べさせない方がいい」ということわざだったのです。本当に、食べてはいけないのは、晩秋から出回る苦みのあるナスです。
夏から初秋のナスは大いに食べてください。
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ナスを美味しく食べるには?
ナスはどんな調理をすれば、美味しく食べられるのでしょうか?いくつかの方法をご紹介します。
お刺身、サラダ
ナスは「生でも食べられる野菜」です。特に鮮度が高いナスは、苦みも少なく非常に美味しいです。カットしてそのまま醤油をつけて食べてみましょう。サラダなどに入れても、非常に美味しくなります。
また、生で食べるのであれば、水ナスなどの「水分を多く含んだナス」の方が美味しく食べられるようです。
お漬物
ナスは塩もみなどの「お漬物」でも美味しく食べられます。ミョウガなどの香りが強い野菜と一緒に塩もみにして食べてみましょう。ご飯との相性も良く、食欲がない夏の時期にもぴったりです。
焼なす
ナスと言えば、「焼きナス」がもっともポピュラーでしょう。ご家庭のガスコンロでも、簡単に焼きナスは作れるのでチャレンジしてみてください。醤油との相性が抜群です。
揚げ浸し、煮浸し
ナスは「揚げびたしや煮びたし」でも美味しく食べられます。油を吸わせたナスは、非常にジューシーになりおすすめです。煮びたしにして出汁をたっぷり吸わせても、美味しくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、「新鮮なナスの選び方や保存方法」について詳しく解説してきました。最後に、記事内容をざっくり振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- ナスは夏から初秋にかけての物を買うのがいい
- ナスは冷やし過ぎると低温障害になってしまうので注意
こんな内容になっていました。あなたも早速ナスを購入して、美味しいナス料理を作ってみてはいかがでしょうか?
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