濃厚で口の中でとろける食感が溜まらない「ウニ」。お寿司屋さんに行くと必ず食べられる方も多いのではないでしょうか?そんなウニには様々な種類があることをご存知でしたでしょうか?今回は、「食べられるウニの見分け方」というテーマで、以下のような事を詳しく解説していきます。
- ウニには食べられる物と食べられないものがあるのか?
- 毒を持っているウニもいるのか?
- ウニを選ぶときにはどんなことに気を付ければいいのか?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂ければ、ウニを安全に、美味しく食べられるようになるはずです。早速記事を読み進めて、ウニのことについて詳しくなってしまいましょう。
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目次
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食べれるウニと食べれないウニがある?
ウニには「食べられる品種」と「食べられない品種」があると噂を耳にしますが、これは本当なのでしょうか?
ウニにはどんな種類があるの?
日本の市場で流通しているウニは、数種類だけです。しかし、日本近海の海を覗いてみると、なんと160種類以上の品種のウニがいるそうです。なので、中には人間が食べられないウニもいる可能性は高いです。とりあえず、現状日本国内でよく流通しているウニの品種を挙げておきます。
- エゾバフンウニ
- バフンウニ
- ムラサキウニ
- キタムラサキウニ
- アカウニ
こういった品種のウニが、日本国内の市場では一般的に販売されているはずです。
食べれるウニは実は少ない?
「食べられるウニは実は少ないのでは?」と言われています。確かに日本国内で流通しているウニは「ほんの数種類」なので、食べられるウニはかなり少なく感じます。ただ、その他のウニでも食べられる物もあるので、一概に少ないかどうかは微妙なところです。
食用のウニの種類別特徴とは?
一般的に食べられているウニのそれぞれの特徴をご紹介していきます。
エゾバフンウニ | 緑色の硬い殻に覆われている。可食部分は鮮やかな黄色の色をしていて、日本近海にいるウニでは最もおいしいと言われる。 |
バフンウニ | 日本ではメジャーなウニの一つ。外見も、可食部分も小ぶりなのが特徴。味は濃厚で食べ応え十分 |
ムラサキウニ | 長いとげに覆われているウニ。見た目は真っ黒だが太陽にかざすと深い紫色をしている。濃厚でコクがある味をしている |
キタムラサキウニ | ムラサキウニよりも一回り大きいウニ。可食部分も大きく、お寿司のネタに使われることが多い。日本海側では、山口県よりも北で採れる |
アカウニ | 赤みがかった色をしているウニ。大き目のサイズをしている。可食部分は他のウニと比べて甘みが強いのが特徴。アカウニのファンはかなり多い |
このように、ウニによって見た目も味もかなり異なります。可能であれば、何種類か食べ比べて、お気に入りのウニを探し出すのもいいかもしれません。
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毒を持っている食べてはいけないウニもいる?
ウニの中には、毒を持っていて食べられないウニもいるのでしょうか?
食べると重篤な症状を引き起こすウニとは?
前述した通り、ウニは日本の近海だけでも160種類以上の品種がいます。なので、中には猛毒を持っているウニがいる可能性もあります。しかし、一般の人が見つけられるウニで今のところ猛毒の可能性があるウニは見つかっていません。
ただ、「外側の針に毒を持っているウニ」はいるので、注意が必要です。もしウニをとって食べるのであれば、前述した5つの種類のウニだけに限定して食べるのがおすすめです。あまりに特徴がかけ離れたウニは、食べない方がいいでしょう。
毒を持つ危険なウニの見分け方は?
外側の針に毒を持っているウニは「ガンガゼ」という品種のウニです。特徴としては「異常に長い針」をもっていることです。ムラサキウニの針も長いですが、さらに長さがあります。そして、その針に刺されると蜂に刺されたような痛みを感じます。
通常2時間程度で傷みは治まりますが、その間はかなり不快な気分になるでしょう。実は、ガンガゼの身は食べることも出来るので、猛毒のウニにはあたりません。
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美味しいウニの選び方や食べ方とは?
では、美味しいウニを選んで食べるにはどうすればいいのでしょうか?ポイントなどを解説します。
ウニを選ぶ時のコツとは?
ウニを選ぶときには、以下のポイントを押さえましょう。
- 身の塊がしっかりしている
- つぶが綺麗
- 色が濃い
- つやがある
こんなウニは、美味しいウニだとされています。もし、ウニを選ぶ機会があれば、ここに注意して選びましょう。
ウニによって旬の時期が違う?
ウニは、品種によって旬の時期が異なります。9月から10月ごろが多いですが、3月から4月ごろに旬を迎える品種もあるので、注意しておきましょう。
ウニのおすすめの食べ方
ウニのおすすめの食べ方を挙げておきます。
- ウニ丼
- 焼きウニ
- ウニのパスタ
このように、ご飯ものにしてもいいですし、洋食の食材としても相性はばっちりです。出来るだけ濃厚なウニを選んで、料理に使ってみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、「食べられるウニの見分け方」を詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくり振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- ウニには種類があって、日本では主に5つの種類のウニが流通している
- ウニには針に毒を持っているウニもいるので要注意
こんな内容になっていました。もし、ウニを購入する機会があれば、鮮度の高い美味しいウニを選べるようになってしまいましょう。
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