沖縄のお土産で黒砂糖を頂いたり、あるいは料理によって砂糖を使い分けるのに黒砂糖を買ってちょっと使っただけで棚の奥に入れっぱなしなんてことありませんか?黒砂糖は、劣化しやすい食材です!今回は
- 黒砂糖の賞味期限
- 黒砂糖は腐るの?
- 黒砂糖の保存方法
について紹介をします。
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目次
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黒砂糖の賞味期限はどれくらい?
砂糖に賞味期限がないように黒砂糖にもないのではと思っていませんでしたか?実は必ずしも長期使用できるわけではないんです。
未開封
砂糖に賞味期限を記載していない理由は、食品衛生法並びにJAS法にて「砂糖は通常の保存状態では腐敗や品質劣化の極めて少ない食品は表示を省略できる」と定められています。
黒砂糖も同様に賞味期限を記載していないのですが、製造元のよっては製法により風味を保つために賞味期限を明記していることもあります。
また黒砂糖の水分量は、5g/100gに対して白砂糖は、0.8g/100gとなります。水分量が高いため、未開封であっても保存場所に注意が必要です。
開封後
開封後は賞味期限に関わらず早めに食べることをおすすめします。特に高温多湿の火を使うコンロ周りに置くのは、避けましょう。
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- 白砂糖を黒砂糖に切り替えて料理をする
- お菓子作りにも黒砂糖を使用する
- コーヒーはもちろんミルクドリンクに使用する(溶かした黒砂糖を牛乳と合わせる)
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賞味期限切れ未開封なら食べられる?
賞味期限とは「美味しく食べれる期間」になります。そして黒砂糖の賞味期限は、約1年半から2年とされています。
1年以上経ったものは?
保管場所は、記載された通りに行っていれば、賞味期限内なので問題はないでしょう。もしそうでなければ、次のことを確認しましょう。
- 茶系のはずが黒色に変化していませんか? 風味が飛んで香りや食味の変化があるかもしれません。
- 湿気を含んでいませんか? 高温多湿の保管は、細菌の繁殖の可能性も考えられます。
- 表面は、白っぽかったり、ピンクっぽい色がまじっていませんか? カビが生えている可能性があります。開封すると胞子が飛ぶこともあります。すぐに処分しましょう。
黒砂糖が腐るとどうなる?
虫の侵入やニオイ、変色、ベタつきのある黒砂糖は、食べないでください!微生物が増殖をし黒砂糖の成分を分解をしてします。つまり腐敗、腐りかけています。
虫がつく
虫は、ポリエチレンの袋を食い破って、中に入り込むことがあります。特に気温が上昇する季節は虫の活動が活発になるので注意が必要になります。また穀物、乾物、果物などのそばでも色々な虫がつくこともあるので保管場所には気をつけましょう!
酸っぱい匂いがする
本来黒砂糖は、深いコクのある香ばしい香りになります。酸っぱいニオイの原因は、微生物の代謝物として臭いのある物質を作り出しているからです。
カビが生える
実はカビはどの場所にも浮遊しています。湿度(70%以上)、気温(25℃以上)、栄養分(黒砂糖)の3つが揃うと爆発的に繁殖をします。こうなると目に見える状態になり、黒砂糖全体に根を張ってしまい部分的に取り除いても食べることはできません。
誤って食べてしまったり、吸い込んで下痢や嘔吐、発熱の症状が現れたら医療機関に迷わず行きましょう。
黒砂糖の保存方法
黒砂糖を虫の侵入や湿度、温度から守るためにどこにどんな風に保存したらよいのでしょうか?管理が難しい黒砂糖は、長期に品質を保つために未開封、開封後ともに密閉容器にいれるようにしましょう!
常温保存
黒砂糖に適した保存場所は、常温で空気の乾いた場所に保管をしましょう。湿度が高いとカビの繁殖やニオイの原因になります。また、温度の変化に弱く変色の恐れもあります。直射日光の当たる場所や火を扱うコンロまわりに置くのは避けましょう。
そして砂糖は、匂いがつきやすい食品になります。常温の場所だからとはいえスパイスやニオイの強い調味料、洗剤等の近くに保管をするのは避けましょう。
冷蔵保存
黒砂糖は、冷蔵庫保存に適していないません。なぜなら冷蔵庫庫内は温度と湿度が低いため、乾燥しやすい環境になります。乾燥で蜜が蒸発し、結晶化した糖が砂糖同士がくっつくことでダマになり、固まりやすくなります。
また、扉の開け閉めや使用時に庫内からだしたときの温度差で結露が発生しカビが生えやすい環境になってしまいます。そのためあまりおすすめはいたしません。
冷凍できる?
冷凍保存も冷蔵保存と同様の理由で、保管に適しているとはいえないでしょう。
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まとめ
以上になります。いかがでしょうか?
この記事をまとめると
- 黒砂糖の製法にもよりますが、賞味期限は1年半から2年くらいになります
- 黒砂糖は、白砂糖に比べて水分量が多く保管場所に注意しないと腐る可能性があります
- 黒砂糖の保存方法は、密閉容器に入れ直射日光を避け、空気の乾いた冷暗所に保管しましょう
黒砂糖を使用したプリンをつい最近作り、コクがありまろやかな甘さに満足しました。色々な食材と合わせて無駄のなく最後まで使い切りましょう!
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