妊娠中(妊婦)でもスパイスカレーは食べられる?食べる時の注意点

妊娠中の食事には控えた方が良いものがありますが、辛味が強いスパイスカレーは食べても大丈夫なのでしょうか?刺激的なスパイスは、妊娠中食べても問題ないのでしょうか?今回は、

  • 妊娠中でもスパイスカレーは食べられる?
  • 辛いものは食べても大丈夫?
  • カレーを食べるときの注意点

これらのテーマについて紹介いたします。

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妊娠中にスパイスカレーは食べられる?

スパイスカレーような辛いものは、妊娠中でも食べることができます◎ つわり中など食欲がなくても、辛いものなら食べられそう…なんていう時もありますよね。

しかし、妊婦さんの辛いものの食べ過ぎには注意が必要です。その理由には、辛いものの刺激によって下痢や腹痛などを起こす可能性があるためです。妊娠中に下痢や腹痛を起こすリスクには、どのようなものがあるのでしょうか?

妊娠中の下痢や腹痛

妊娠中に辛いものを食べて万が一腹痛や下痢となった場合、下記のような危険性が起こることもあります。

妊娠中の下痢・腹痛は…
  • 繰り返す下痢によって子宮収縮を起こす可能性がある
  • 子宮収縮によって酸素や栄養が届きにくくなる
  • 酷い場合は流産に繋がる可能性もゼロではない
  • 治療に必要な薬が制限される

下痢をすると子宮収縮を起こす可能性があり、子宮収縮を起こすことにより流産や早産を引き起こすリスクが生じます。妊娠前は辛いものによる下痢や腹痛とは無縁だった!という方も、妊娠中はなりやすくなっていることもあるので、食べ過ぎないようにしましょう。

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辛いものの妊婦への影響

妊娠中に辛いものを食べる際、下痢や腹痛以外にも注意したいことがいくつかあります。辛いものの食べ過ぎで起こり得るその他の症状には、下記のようなものがあります。

辛いものによる副作用
  • 高血圧
  • むくみ

辛いものには塩分も多く含まれているものがあり、塩分のとりすぎによって『妊娠高血圧症』を引き起こすことも考えられます。

この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。

妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)・胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。

酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要なのです。また、塩分の摂りすぎはむくみの原因にもなります。

妊娠中に辛いものを食べるメリット

下痢に注意したい妊娠中の辛いものですが、適量であればいくつかメリットもあります。

妊娠中に辛いものを食べるメリット
  • 冷え性の予防・改善
  • 便秘予防・改善

唐辛子に含まれる『カプサイシン』には、血流をよくして冷え性を改善する働きがあります。妊娠中は体を冷やすことはあまりよくないとされていますが、カプサイシンには体を温める効果があるので、冷え性の改善や予防に効果があります◎

また、便秘症の方は便秘を改善する効果が期待できます。食べ過ぎは下痢になることもありますが、上手く取り入れれば カプサイシンが交感神経を刺激し、腸を活発に活動させるので便秘を解消する 効果があるのです。

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妊娠中にカレーを食べる注意点

妊娠中にカレーを食べる際の注意点について、いくつかご紹介いたします。カレーそのものは食べることができますが、下記のような場合には注意しましょう。

①激辛カレーは控える

タイカレーやインドカレーなど、本格的なカレーには辛いスパイスを使用しているものもあります。それにより万が一下痢などを起こすと、繰り返し下痢することにより子宮収縮を起こすこともあります。

妊娠中の子宮収縮は、酷い場合流産や早産を引き起こしかねません。流産率が高く、安定しない妊娠初期は特に控えた方が安全です。

②食べ過ぎは塩分に注意

カレー粉には塩分も含まれています。妊娠中に塩分を摂りすぎると、『妊娠中高血圧症』になる可能性もあります。

妊娠中に塩分を過剰摂取すると、『妊娠高血圧症候群』という病気になることもあります。この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。

妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)・胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要なのです。

③レトルトは添加物に注意

カレーは便利なレトルトカレーもありますが、市販のレトルトカレーには添加物が多く使われていることが多いです。添加物はすぐ体に影響が出るものではありませんが、体にはよくありません。カレーを食べる際は、できればカレー粉を使用って自分で作るようにしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 妊娠中でもスパイスカレーは食べられる
  • 妊婦さんが辛いものを食べるて下痢をすると、子宮収縮を起こす可能性も
  • 辛いものを食べたい時は…①食べ過ぎない ②激辛は避ける

妊娠中に辛いものを食べたい時は、量や辛さの度合いに気をつけて食べるようにしましょう。スパイスや香辛料そのものには悪影響がないので安心してください。お腹を壊さないよう、激辛料理は妊娠中に控える方が安全ですよ◎

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