ポテトチップスによるアレルギー症状|食べ過ぎは体に悪い?太る?

ポテトチップスは、お菓子の中で一番好きだという人も多いと思います。あっという間に1袋食べきってしまって食べすぎたなと感じることもあるのでは?そこで今回は

  • ポテトチップスにアレルギーがある?
  • ポテトチップスは食べすぎるとどう悪い?
  • 1日の摂取目安量は
について詳しく解説していきますよ。

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ポテトチップスにアレルギーはある?

ポテトチップスのアレルギーとはどういうものなのでしょうか?

原因成分

ポテトチップスが好きで、封を開けるとそのまま1袋食べきってしまう、という人は結構いるのではないでしょうか。

実は認知度は低いのですが、じゃがいもはアレルギーの原因になることがあります

アレルギーの多くはタンパク質に体が過剰反応することで発症します。

じゃがいもはタンパク質の少ない食べ物のためアレルギーが出てしまう人はそれほど多くはありません

それでも体が一度反応すれば、アレルギーの症状があらわれることがあります。

さらにポテトチップスには、油で揚げられているという問題があります。揚げ物に使われる油には「リノール酸」が含まれています。

リノール酸は健康に良いというイメージもありますが、実は摂り過ぎによる健康リスクもあるのです。

リノール酸は体の中で形を変え、それが代謝されてできる物質の中には、アレルギー反応を引き起こしやすくしたり悪化させたりするはたらきを持つものもあります。

ポテトチップスには、ジャガイモの他にもアレルゲンがあります。例えば

  • 小麦
  • 大豆
  • 牛肉
  • 鶏肉
  • 豚肉
  • りんご

などです。多くは香り付けなどに少量使われているものですが、それでもアレルギー反応が出る可能性はあるので注意が必要です。

蕁麻疹

食物アレルギーの症状は、食べた直後から遅くとも4時間以内に見られます。

一番多いのがこの蕁麻疹で、皮膚の一部がくっきりと赤く盛り上がるもので、体のあちこちにあらわれます。

しばらくすると跡形もなく消えるという特徴もあります。患部がかゆみを伴ったり、焼けるように熱を持って傷むこともあります。

下痢・腹痛

原因となるアレルゲンを摂取した場合、体がうまく消化できずに腹痛を起こすことがあります

また体がアレルゲンとなる食べ物を異物と判断し、排出するために下痢の症状が出ることも。

この場合、苦しいですが薬などで止めてしまわずに、早めに出すのが一番の近道ですよ。

口の痒み・喉のイガイガ

原因となるアレルゲンを摂取したあとに、口のまわりや口の中、喉がかゆくなったりイガイガしたりすることがあります。

これを口腔アレルギー症候群といいます。

口腔アレルギー症候群は、アレルゲンが腸に届く前に口の中で反応してアレルギー反応が起こるものです。

吐き気・嘔吐

下痢と同じく、体が原因となるアレルゲンを排出するために起こる症状です。

こちらも出してしまった方が早くすっきりしますよ。

呼吸困難

特定のものを食べた後に激しい運動をしたりすると、症状があらわれるという場合もあります。

これは特定の食べ物と運動の組み合わせで必ず生じるわけではなく、生活環境ストレス、体調などの変化も関係すると言われています。

食後30分~4時間後に運動をすると、呼吸困難などの症状があらわれることがあります

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ポテトチップスの食べ過ぎは体に悪い?

ポテトチップスを食べすぎると体に悪そうなのはわかりますが、その理由はなんなのでしょうか?

塩分過多による高血圧

一番の問題は、塩分と油が多すぎることです。

ポテトチップスは食べ始めるとなかなか途中でやめられず、結果として塩分や油を摂りすぎてしまうリスクがあります。

塩分は腎臓や血管に負担をかけ、摂り過ぎが続いてしまうと高血圧などの原因にもなります。

ポテトチップス1袋に含まれる塩分はおよそ0.8g。これは1日の塩分摂取目安量の1割にも及びます。

1割くらいなら」と思うかもしれませんが、塩分は食事だけでも摂りすぎていることが多いものです。

ポテトチップスだけでここまで摂取を続けていれば、高血圧の未来は免れません

肥満・太る

一般的なポテトチップスは1袋でおよそ330kcalです。このカロリーはなんとご飯2杯分に相当します。

これを続ければ太る、というのは当然と言えば当然ですよね。

シンガポール国立大学で、食べ物の中で一番太りやすいものはなにかという研究があります。

  1. ポテトチップス
  2. フライドポテト
  3. ベーコン

なんと1位はポテトチップスすべての食べ物の中で一番太る食べ物がポテトチップスだと言うのです。

実はこれは油と食塩の組み合わせが原因。油と食塩という組み合わせは、食欲を暴走させてしまう一番害悪な組み合わせなのです。

食欲のコントロールがきかなくなり、おなかがいっぱいになりづらくなった結果、食べすぎてしまう

「少し食べようと思って袋を開けたら全部食べきってしまった」の原因はこれだったんですね。

コレステロール値の上昇

コレステロール値というのは、コレステロールが多く含まれるものを食べたからと言ってすぐに上がるようなものではありません

コレステロール値が上がる」というのはつまり「悪玉コレステロールの数が増える」という意味。

善玉コレステロールと悪玉コレステロールの両方が良いバランスで体内に存在しているのがベストです。

食生活が乱れていると悪玉コレステロールが勝ってしまい、結果としてコレステロール値が上昇してしまうのです。

また揚げ油にも問題があります。揚げ油には脂肪が酸化してできる過酸化脂質が含まれています

これには有害性があり、摂りすぎてしまうと腹痛などを引き起こすこともあります。

1日の摂取量目安は?

目安としては、1袋の半分くらいの量を食べるのがベストのようです。ただしこれを毎日続けてはいけませんよ。

また、たまにしか食べないのであれば1回につき1袋食べてもそこまで大きな問題ではありません。

どんなものでもそうですが、食べ続けることが問題なのです

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まとめ

なんとなく体に悪いイメージはあったと思いますが、詳しく知っていかがでしょうか?

この記事をまとめると

  • ポテトチップスによるアレルギーはある!症状が起きたら必ず検査を
  • ポテトチップスは様々な病気のリスクがあるお菓子
  • ポテトチップスは「食べものの中で最も太るもの1位」に選ばれている

ポテトチップスが好きで欠かさず食べている、というような人は自分の体のことについて一度考えてみてくださいね。

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