皆さんはスパムという食材を食べたことはありますか?スパムというとなんとなく良くないイメージが強い食材のイメージがあるかも知れませんが、保存機能や栄養価が高く非常に優れた食材なんですよ。
今回の記事では、
- スパムとは
- スパムをカリカリに焼いたスパムスティックとは
- スパムの栄養価
- 糖質制限に使える?
これらについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
スパムとは?
スパムとは商品名であり、ランチョンミート、日本では加熱食肉製品と呼ばれる食品です。
アメリカのホーメルフーズ・コーポレーションが製造しており、昔は主食として戦地へ送られたそうです。現在はアメリカや日本のみならず、世界中で食べられています。
スポンサードリンク
沖縄で食べられる?
沖縄ではランチョンミートを「ポーク」と呼び、定番食材として用いられています。調理方法も自由ですので使い勝手が良く、近年ではスパムおにぎりをはじめ多くのメニューに取り入れられています。しかし日本全体でみると、まだまだ馴染みのある食品とは言い難いです。
そんなアメリカ発祥のスパムですが日本で流通している製品は改良されており日本人向けに減塩されています。主流であるスパムクラシック(レギュラー)の他に、20%塩分カットされたスパム20%レスソルトも販売されています。
名前の由来や用途
実は「スパム」という商品名はコンテストで決定しました。賞金付きで名前募集のコンテストを開催し、「ケン」という方が名付け親となりました。
意味は諸説あり、明言されていません。公式ホームページには「スパイスとハム」の合成語だと思われているけれど、他の意味もありますといったニュアンスの回答がされています。
美味しいことは勿論、気軽かつ便利に食べてほしいという思いで開発された製品ですので、忙しい時や小腹が空いた時など、手間暇かけず食べられるような仕様となっています。賞味期限は製造日より3年間ですので保存食としても重宝します。
スポンサードリンク
カリカリに焼いたスパムスティックが大人気
スパムは先ほども紹介したとおりスパムおにぎりにしたり、そのまま焼いて食べたりサンドイッチに入れたりなど様々な使い方ができますが、その中で少し独特な食べ方である「スパムスティック」という食べ方が今人気を集めています。
かりかりスパムスティックとは?
カリカリとした食感が心地よいスパムスティックは、スパムをスティック状に切って焦げ目をつけながら焼いていく方法です。スパムの中に含まれる脂が溶け出して、揚げ焼きになるので高温になるためカリカリとした出来栄えになります。
味がとても濃いのでおつまみとしても最適と言われています。
作り方手順
では次は具体的な作り方を解説していきたいと思います。
- スパムをスティック状に切る
- フライパンに並べて中火で焼いていく(ここで油は使わないこと)
- 焼き目をつけながらしっかりと4面全て焼いていく
- 油が出ていたらその都度をキッチンペーパーで拭き取る
- カリカリになったらOK
- 黒胡椒をたっぷりふって全体になじませてお皿に盛る
- 仕上げに軽くまた黒胡椒を振って完成!
このようにスパムスティックは油も使わずに作ることができます。むしろ油を使ってしまうとうまくカリカリにならないので、油っぽくなって美味しくなくなってしまうことがあります。
スパムにはもともとかなり塩気が入っていますので特に塩の味付けをしませんでしたが、スパムスティックを食べて物足りない方はお塩を振ったりマヨネーズなどをつけて食べると良いでしょう。濃い味付けでお酒がどんどん進む味になりますよ!
スポンサードリンク
スパムの栄養価や成分は?
日本で流通しているスパムの栄養成分は以下の通りです。
<スパムクラシック(レギュラー)100g当たり>
- 熱量:320㎉
- タンパク質:12g
- 脂質:29g
- 炭水化物:2g
- ナトリウム:880㎎
塩分を20%カットした製品もありますが、他の栄養素は変わりません。100gで320㎉はなかなか高エネルギーですね。
塩分・脂質・添加物が多く含まれる
栄養成分を見ると、塩分・脂質・添加物が多く含まれていることが分かります。厚生労働省の推奨している、一日の塩分摂取基準は男性が7.5g未満、女性が6.5g未満ですので、一缶食べてしまうとなかなかの割合を占めます。
脂質も必要不可欠な栄養成分ですが、つい取り過ぎてしまうのではないでしょうか。過剰摂取してしまうと、肥満、心疾患などのリスクが生じますので注意が必要です。
あまり聞き慣れない亜硝酸ナトリウム、実は劇物に指定されています。摂取することで発がんリスクがあるとの指摘もありますが、野菜などの天然食材にも含まれている為、多量に摂取しなければそこまで気にすることは無いかと思います。
腹持ちが良く糖質制限には向いている
脂質が多いのもあり、腹持ちが良い食材でもあります。しかも炭水化物はたったの2g!低糖質のうえ、満足感も得られますのでダイエット中の人には味方の食品でもあります。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- スパムとは商品名でありランチョンミートである
- 日本では加熱食肉製品と呼ばれる食品である
- スパムスティックというカリカリにした食べ方が人気
- 油を使わず簡単に作ることができるので、カロリーも控えめになる
- 糖質制限中の方におすすめな食材
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク