ラーメンアレルギーで下痢・腹痛に!主な症状は?食べ過ぎは体に悪い?

日本人にとって国民食と言っても過言ではないラーメン。食べ過ぎは体に悪いとわかっていてもついつい足がお店の方に…という方も多いのではないでしょうか。

もしもあなたが、ラーメンを食べた後に必ずと言っていいほど腹痛や下痢を起こしているなら、それはラーメンによるアレルギーが発症しているかもしれません。

  • ラーメンを食べてアレルギー症状が出るのは何故?
  • 主なアレルギーの症状は?
  • ラーメンを食べすぎるとどうなるのか

今回は、こちらについて詳しく解説していきます。

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ラーメンでアレルギーに?

ラーメンを食べることで必ず具合が悪くなってしまう場合、食物アレルギーが発症していることが考えられます。

食物アレルギーとは、食物に含まれる様々な原因物質を摂取することで、体が原因物質のことを異物であると判断し過剰な反応をしてしまうことを指します。

アレルギーの原因成分

食物によって反応度合いが異なりますが、特にアレルギー反応が起こりやすい28の食品群を「特定原材料28品目」と呼びます。

特定原材料等28品目一覧は以下の通りです。

  1. えび
  2. かに
  3. 小麦
  4. そば
  5. 落花生
  6. アーモンド
  7. あわび
  8. いか
  9. いくら
  10. オレンジ
  11. カシューナッツ
  12. キウイフルーツ
  13. 牛肉
  14. くるみ
  15. ごま
  16. さけ
  17. さば
  18. 大豆
  19. 鶏肉
  20. バナナ
  21. 豚肉
  22. まつたけ
  23. もも
  24. やまいも
  25. りんご
  26. ゼラチン

上記の特定原材料等28品目の中でも、特に重篤な症状が出やすい以下の品目は7大アレルゲンと呼ばれています。

  1. そば
  2. 落花生
  3. 小麦
  4. えび
  5. カニ

ラーメンの麺にはこれら7大アレルゲンのうち、小麦が使用されています。

また、お店によってラーメンのスープの製法は異なりますが、魚介スープにはえびやカニのエキスが含まれていたり、豚骨スープには豚を原料としたゼラチンが含まれていることがあります。

これらのアレルゲンを知らず知らずのうちに摂取してしまい、食物アレルギーを発症してしまう例が後を絶ちません。

特に危険なアレルゲンはある?
7大アレルゲンのうち、そばと落花生については重篤な症状が出やすいと言われています。場合によっては命を落とす危険もあるため、自身の持つアレルギー症状は必ず把握しておくようにしましょう。

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主なアレルギー症状

アレルギー

食物アレルギーを発症することで起きる症状の特徴は以下の通りです。

蕁麻疹

皮膚が急にかゆくなったり、首の周りや目の周りなど比較的柔らかい部分がむくんだり赤みを帯びてくる蕁麻疹は食物アレルギーの主な症状の一つです。

また、食物アレルギーを原因とする蕁麻疹は口の中や喉にも発生することがあるため、油断は禁物です。

腹痛・下痢

急な腹痛や長引く下痢など消化器系に異常が発生するのも食物アレルギーの特徴です。特に何度も嘔吐を繰り返すのは危険な症状と言えるでしょう。

嘔吐・吐き気

対象のアレルゲンを摂取後、約3時間ほど経過してから吐き気や嘔吐などの症状が出る「消化管アレルギー」というアレルギー症状が存在します。

頭痛・めまい

アレルゲンによるショック症状のことを「アナフィラキシーショック」と呼び、非常に危険な状態として知られています。

場合によっては、意識障害や血圧の急激な低下による頭痛や卒倒などが起きる可能性もあるため注意が必要です。

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ラーメンの食べ過ぎは体に悪い?

様々な種類があり毎日食べても飽きないラーメンですが、食べ過ぎるとどんな健康被害が発生するかをしっかりと把握しておくことが大切です。

高血圧

ラーメンの魅力といえば、なんといってもスープですよね。しかし、ラーメンのスープには驚くほどの塩分が含まれています。

塩分を摂取しすぎると、体内で高くなった塩分濃度を下げるために体内に多くの水分を溜め込む必要があります。

その際に心臓へ送られる血液量もまた増加することで、血管にかかる圧力が高くなり結果として、高血圧になってしまうのです。

動脈硬化

前述した高血圧が続くことで、常に血管内が張りつめた状態になると次第に血管自体が分厚く固くなってしまうことを動脈硬化と呼びます。

動脈硬化を発症することで、めまいや耳鳴りが発生するだけでなく動悸息切れなどの心臓にも弊害が生じます。

生活習慣病

塩分だけでなく脂質やカロリーが多く含まれているのもラーメンの特徴です。偏った食生活は糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病を発症させるリスクがあります。

肥満

ラーメンの食べ過ぎによる健康被害は、短い期間では目に見えにくいです。しかし、その予兆として極端な体重増加が発生することが多いです。

ラーメンを食べる機会が多い場合は、定期的に体重を測定して体重の増加状況をしっかりと把握することが大切になります。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ラーメンの麺に使用されている小麦や豚骨スープに使用されているゼラチンから食物アレルギーを発症する可能性がある
  • 蕁麻疹などの皮膚への異常や嘔吐や吐き気など消化管に異常が発生した場合は、食物アレルギーの発生を疑ったほうがよい
  • アレルギーの有無を問わずラーメンの食べ過ぎは高血圧や生活習慣病を引き起こすリスクが高いため食べすぎには十分注意する必要がある

いかがだったでしょうか。

いつでも手軽に食べることが出来るラーメンですが、どうしても野菜などが不足しがちです。ラーメンを食べる際は、炒めた野菜やキノコなどのカリウムを同時に摂取することで体への負担を軽減することが可能なので、非常におすすめです。

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

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