調味料の中でも欠かせない1つ「砂糖」は、主に日本で最も使用されている“上白糖”からサラサラとした感じが特徴の“グラニュー糖”、和菓子の原料として使用される日本伝統製法で作られる“和三盆”や煮物などの甘味を利かせたい時に使用する“三温糖”など様々で、余り違いがわからない・・・という方も少なく無いのではないでしょうか。
- 白砂糖が体に悪いと言われる、科学的根拠とは??
 - 白砂糖のメリットをご紹介!
 - 強い甘みとコクが特徴的な「三温糖」とは??
 
ここでは、ネット上などで囁かれる「白砂糖の噂」の真偽に迫っていきます。
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目次
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白砂糖って体に悪い?

白砂糖にまつわる根強い噂に「白砂糖は科学薬品で漂白されている」といったものが挙げられます。ここでは、白砂糖は体に悪いのか科学的な根拠に基づいてお伝えしていきます。
どう体に悪い?
まず、上記に挙げた「白砂糖は化学薬品で漂白されている」といった噂は
また、「白砂糖」を摂取することで
- 体を冷やす
 - 血糖値の急上昇とインスリンの働きによる低血糖
 - 骨や歯を溶かす
 - イライラやうつ状態を引き起こす
 - 依存症状
 
などの体に悪い理由が挙げられることも多いため、次に科学的な見解から解説していきます。
科学的根拠は?
白砂糖には
- 血糖値の急上昇が起こる
 - インスリンの働きによる低血糖状態に陥る
 - 血糖値を下げる際に、一緒に体温も下がる
 
といった体内での作用が起こりやすくなるとされ、結果的に
- イライラやうつ状態を引き起こす
 - 甘いものを摂取しないと落ち着かないなどの依存症状
 
に繋がることも考えられます。また、日々の食生活で人工甘味料を使用した加工食品・清涼飲料水などの常習的な摂取によって虫歯リスクが高まるといった指摘もされています。
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白砂糖を使うメリットは?

ここからは「白砂糖」を利用するメリットをご紹介していきます。是非、お料理に合わせて「白砂糖」を使ってくださいね。
焼き菓子作りにおすすめ
焼き菓子を作る際に「砂糖」は
- 卵などの泡立ちをしっかりと安定させる
 - 綺麗な焼き色をつける
 - スポンジなどの、しっとり・ふわふわ質感を出す
 
などに加えて
料理や菓子に砂糖の色がつかない
白砂糖は三温糖とは違って
- クッキー
 - ケーキ
 - ジャム
 - ピクルス液
 - 自家製ジュース
 
などに選ばれることが多いです。
クセがない
白砂糖は
- 濃さと深みのある甘味
 - クセがない
 - 加熱するとこんがりとした褐色の焼き色をつけられる
 
などが挙げられます。
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三温糖ってなに?

ここからは「三温糖」と「白砂糖」の違いや、三温糖は体に良いのかどうかを詳しくお伝えしていきます。
白砂糖との違い
三温糖は
| 白砂糖 | 三温糖 | 
| 白色 | カラメル色(薄い茶色) | 
| 料理・お菓子全般に使用できる | 煮物・照り焼き・お菓子などに使用 | 
| 一般的な価格 | 少々値段は高い | 
| お料理に色味は付かない | お料理に色味が付く | 
| 精製されているため消化に良い | 粗く精製されているため白砂糖より消化が緩やか | 
などの違いがあります。
体にいい?悪い?
三温糖は純度の高い砂糖なため
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まとめ
この記事をまとめると
- 「白砂糖は化学薬品で漂白されている」といった噂は完全なデマ
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白砂糖にはミネラル分が殆ど含まれていないため、①血糖値の急上昇②インスリンの働きによる低血糖③体温を下げるなどが考えられ、イライラやうつ状態を引き起こす・甘いものを摂取しないと落ち着かないなどの依存症状などの健康被害も挙げられる
 - 白砂糖はクセの無い味わいなため、焼き菓子・色を付けたくない料理などに最適
 - 三温糖と白砂糖の栄養素・カロリーなどはほぼ同じなため、料理によって使い分けると良い
 
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