VC3000のど飴は妊娠中(妊婦)・授乳中もなめられる?危険性は?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“VC3000のど飴”は妊婦さんでも食べられるのでしょうか?のど飴の危険性の有無について着目しました。今回は、

  • 妊娠中でもVC3000のど飴はなめられる?
  • 添加物の危険性は?
  • 妊婦さんが甘いものを食べる注意点

これらのテーマについて紹介いたします。

画像引用:NOBEL

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妊娠中でもVC3000のど飴は食べられる?

VC3000のど飴はビタミンCが多く含まれるのど飴として知られていますが、妊娠中や授乳中でもなめることができます。VC3000のど飴に含まれる成分には、妊婦さんが摂ってはいけない成分は含まれていません。

成分

ノーベルのHPによると、VC3000のど飴には『還元パラチノース(ドイツ製造)、還元水飴、ハーブエキス、カリンエキス、濃縮レモン果汁/ビタミンC、香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、ステビア)、着色料(ウコン)』が含まれています。

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VC3000のど飴は体に悪い?

VC3000のど飴に含まれる成分を見てみると、甘味料がいくつか含まれています。『アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、ステビア』とありますが、これらの甘味料は体に悪いと言われています。一体どんな影響があるのでしょうか?

危険性

ステビア

ステビアは人工甘味料の一つで、キク科ステビア属の「ステビア」という植物を原料としています。ステビアは南アメリカを原産とする植物で、かつては薬草として用いられていました。

人工甘味料としてのステビアは砂糖の200〜300倍もの甘さで、カロリーは砂糖の90分の1と言われています。

ステビアには発がん性不妊性があると言われていましたが、その後の研究によってそのような効果はないことがわかっています。しかし、過去には動物実験で妊娠率が低下した結果が出ています。

ステビアの危険性として、性ホルモンが減少した事例があります。日本ではありませんが、海外でステビアを摂取した子供の「テストテロン」という性ホルモンが減少しました。また、ステビアは体内に蓄積しやすい性質を持つため、長期間摂り続けると何らかの症状が出るのではないかと懸念されています。

日本では「ステビアは安全な甘味料」として使用されていますが、実は確実な安全性はないと言えるのです。その証拠に、海外ではステビアが危険なものとして使用が禁止されていたこともあります。

アスパルテーム

アスパルテームに関しては、 頭痛、脳障害、心臓発作、知能低下などの副作用があるものとして危険視されている添加物 です。主に神経系に悪影響があると言われています。

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妊娠中に甘いものを食べる時の注意点

VC3000のど飴は1粒あたり8.7kcalなので低いですが、食べ過ぎれば高カロリーとなります。妊娠中、糖分を多く含む食べ物や飲み物は、妊娠中には控えたいものです。

糖分を過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあります。

妊娠糖尿病

妊娠中に糖尿病と同じ状態になることを『妊娠糖尿病』と呼んでいます。より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

妊娠糖尿病による胎児の合併症
  • 新生児低血糖
  • 新生児高ビリルビン血症
  • 低カルシウム血症
  • 呼吸窮迫症候群

過度の肥満に注意

妊娠中は適度に体重を増やす必要がありますが、太り過ぎは難産などトラブルの原因となるので注意しましょう。砂糖を使用したお菓子には糖質が多く含まれているため、1日に食べる量を抑えるようにしましょう。

妊娠中に食べたい食材・控えたい食材・食べてはいけない食材60選まとめ

妊娠中にどの食材を食べればよいのか?どの食材を控えれば良いのか?というのは非常に気になるところです。代表的な60食材でまとめました。

妊娠中に積極的に摂りたい食材

妊娠中に積極的に摂りたい食材には、どんなものがあるのでしょうか?その食材が含む、妊娠中に摂りたい栄養素とあわせてチェックしてみましょう!

  • 豚肉 …たんぱく質+ビタミンB群
  • 鶏肉 …たんぱく質
  • 牛肉 …たんぱく質+鉄+亜鉛
  • 青魚 …DHA・EPA
  • 鮭       …たんぱく質+ビタミンB6+ビタミンD
  • ぶり …
  • かつお…
  • 白身魚…たんぱく質
  • 貝類 …鉄+亜鉛
  • 桜エビ…カルシウム
  • 卵  …たんぱく質
  • ブロッコリー…葉酸+カリウム
  • 青菜 …葉酸+鉄+カリウム+カルシウム
  • ヨーグルト …たんぱく質+カルシウム
  • 納豆  …葉酸+ビタミンE
  • 大豆(大豆製品) …たんぱく質+鉄+ビタミンE+カルシウム
  • いちご …葉酸
  • アボカド …ビタミンE+カリウム
  • トウモロコシ …葉酸+ビタミンE
  • グリーンアスパラガス …葉酸
  • 枝豆 …葉酸
  • そら豆 …葉酸
  • トマト …カリウム
  • もずく …ミネラル+食物繊維
  • きのこ …食物繊維+ビタミンD
  • 切り干し大根 …食物繊維
  • もち麦 …食物繊維

妊娠前から必要と言われている葉酸やビタミン類、妊娠中に不足しがちな食物繊維やカルシウムなどのミネラル類を補える食材には、上記のようなものがあります。
これらの食材を妊娠中の食事にバランス良く加えることで、ママの体や胎児の発育に良い効果をもたらします。妊娠中は食べ物の嗜好が変化することもありますが、できる範囲で色々な食材を食べるようにしましょう!

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妊娠中に少量に控えたい食材

妊娠中の食事は栄養素のバランスが大切ですが、中には控えておくべき食べ物がいくつかあります。食中毒リスクや、食べると胎盤を通じて胎児に届き、成長に悪影響を及ぼすものなど様々です。妊娠中に控えたい食材について、確認していきましょう。

食中毒や感染症のリスクのあるもの

  • お刺身
  • 生卵
  • ローストビーフ
  • 生ハム
  • ナチュラルチーズ
  • 肉・魚のパテ

メチル水銀を含むもの

  • 金目鯛:1回80gを週に1度まで
  • メカジキ :1回80gを週に1度まで
  • メバチマグロ:1回80gを週に1度まで
  • 本マグロ:1回80gを週に1度まで
  • エッチュウバイ貝:1回80gを週に1度まで
  • くじら:1回80gを週に1度まで
  • きだい:1回80gを週に2度まで
  • インドマグロ:1回80gを週に2度まで
  • マカジキ:1回80gを週に2度まで
  • くろむつ:1回80gを週に2度まで

ヨウ素・ヒ素を含む食べ物

  • 昆布 :1日1回少量
  • ひじき:小鉢2杯程度を週に2度まで

カフェインを含む飲み物

カフェインを含む主な飲み物と、100mlあたりのカフェイン量は下記となります。

  • コーヒー …約60mg
  • 紅茶        …約30mg
  • 緑茶        …約20mg
  • ほうじ茶 …約20mg
  • ウーロン茶 …約20mg
  • ココア    …約10mg

糖分を多く含むお菓子やジュース

糖分を多く含むお菓子や、甘いジュースなども妊娠中には控えたい食べ物です。甘いものを過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあり、『妊娠糖尿病』と呼ばれています。
より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

ビタミンAを多く含む食べ物(妊娠初期)

“動物性ビタミンA”を妊娠初期に摂取し過ぎると、胎児の形成異常の原因となると言われています。ビタミンAを多く含む食べ物には、下記のようなものがあります。

  • レバー
  • うなぎ
  • あなご

塩分を多く含む食べ物

妊娠中に塩分を過剰摂取すると、『妊娠高血圧症候群』という病気になることもあります。この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。
妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)・胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要なのです。

妊娠中に食べてはいけない食べもの

  • 生肉(ローストビーフ・ユッケ・馬刺し・お刺身・パテなど)
  • アルコール

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まとめ

この記事をまとめると

  • VC3000のど飴は妊婦さんでものなめてOK!
  • 1粒あたりのカロリーは低いが食べ過ぎれば肥満・妊娠糖尿病の原因に
  • 人工甘味料も複数含まれるので注意

妊娠中にVC3000のど飴はなめることができますが、糖分が多く含まれるので舐めすぎには注意しましょう。妊娠中は虫歯になりやすいとも言われているので、他の甘いものを食べる際もしっかり歯を磨くようにしましょう。

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