低脂肪牛乳は太る?カロリー・糖質は?デメリットを理解して飲む!

低脂肪牛乳は、「低脂肪」と謳っているだけにヘルシーなイメージがありますよね。

ダイエットや糖質制限をしている方は、太りにくそうなイメージから低脂肪なものを選んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

その一方で、「低脂肪牛乳は太る」という話を聞いたことがあるという方もいらっしゃいます。

どちらが正しいのでしょうか?そこで今回は、

  • 低脂肪牛乳と低脂肪乳の違い
  • 低脂肪牛乳のカロリーや糖質について
  • 太らないようにするポイントとは
についてご紹介いたします。

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低脂肪牛乳と低脂肪乳の違い

低脂肪牛乳についてお話する前に、「低脂肪牛乳」と「低脂肪乳」の違いはご存じでしょうか?

実は「低脂肪牛乳」と「低脂肪乳」は厳密にいうと別物なのです。

まずは、「低脂肪牛乳」と「低脂肪乳」の違いについてご説明いたします。

低脂肪牛乳

「低脂肪牛乳」とは生乳を成分調整したもので、広い意味でいうと牛乳と同じです。

ですので、原料は100%生乳であるとされています。

MEMO
それ以外の成分は含まれておらず、あくまでも生乳100%のものから乳脂肪分を一部取り除き成分調整したもののことを指します。

低脂肪乳

一方、「低脂肪乳」とは、簡単にいうと加工乳や乳飲料のことを指します。

加工乳には、生乳以外の原料も多数含まれています。

一般的には脱脂粉乳やクリーム、バターなどが含まれているものが多いです。

MEMO
また、乳飲料にはそれ以外の添加物もたくさん含まれています。

低脂肪乳も太ると言われている?その理由とは

低脂肪牛乳だけでなく、低脂肪乳も太ると言われているのですが、その理由は下記に記したものが原因ではないかといわれています。

満足感が低下するから
乳脂肪を摂取すると満足感が得られるコレシストキニンという成分が分泌されます。

それが、低脂肪乳にすることによって摂取する乳脂肪が少なくなるので、満足感が得られなくなってしまいます。

その結果、他の食べ物の摂取量が多くなってしまったり、高カロリーなものを食べてしまうといったことが考えられます。

(この点にかんしては、「低脂肪乳」だけでなく「低脂肪牛乳」にも同じように言えることでしょう。)

添加物の影響
低脂肪牛乳ではなく「低脂肪乳」の場合は、原料に含まれている添加物が原因だとも言われています。

低脂肪乳には、生乳だけでなく添加物が含まれているものもあります。

この添加物には、糖質や体重増加に影響があるものも多くあるのです。

このことから太ってしまうのではないかと言われています。

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低脂肪牛乳のカロリーや糖質について

「低脂肪牛乳」と「低脂肪乳」の違いについてご理解いただけましたでしょうか。

低脂肪乳が太ってしまうと言われている原因などはお分かりいただけたと思いますが、「低脂肪牛乳」の場合はどうなの?と思いますよね。

「低脂肪牛乳」はどうなのか、またカロリーや糖質についてご紹介いたします。

「低脂肪牛乳」も満足感の低下には注意が必要

先程、「低脂肪乳」は満足感が得られなくなってしまい、その結果、他の食べ物を過剰摂取してしまうとお伝えしましたが、これは「低脂肪牛乳」にも言えることです。

MEMO
摂取する乳脂肪が少なくなるとコレシストキニンという成分が分泌されなくなるので、満足感が得られなくなってしまいます。

他の食品の摂取量や高カロリーなものを食べ過ぎないよう注意が必要です。

普通牛乳と低脂肪牛乳のカロリーの違い

太ってしまう原因として、まず考えられるのはカロリーですよね。

普通の牛乳と低脂肪牛乳のカロリーを比較してみました。

・普通牛乳(100mlあたり) : 67kcal

・低脂肪牛乳(100mlあたり): 46kcal

低脂肪と謳っているだけに、カロリーは低脂肪牛乳の方が低いですね!

カロリーを考えると低脂肪牛乳が太るとは考えにくそうです。

普通牛乳と低脂肪牛乳の糖質の違い

では、糖質はどうでしょうか。

普通の牛乳と低脂肪牛乳の糖質を比較してみました。

・普通牛乳(200mlあたり) : 9.6g

・低脂肪牛乳(200mlあたり): 11.0g

糖質を比べてみると、なんと低脂肪牛乳の方が高いことが分かります!

ここが太ってしまうと言われている原因なのかもしれませんね。

MEMO
「低脂肪だから大丈夫だろう」と過剰摂取すると、糖質をたくさん摂取してしまうことになるので注意した方がいいかもしれません。

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太らないようにするポイントとは

では、太らないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

今回は、おすすめの方法をいくつかご紹介させていただきますので参考にしてみてください!

「低脂肪乳」ではなく「低脂肪牛乳」を選ぶ

添加物による影響を避けるなら「低脂肪乳」より「低脂肪牛乳」の方がいいでしょう。

名前が似ているので違いが分かりにくいですが、「低脂肪牛乳」がおすすめです!

糖質制限をしている場合は普通牛乳を選ぶ

糖質を見ると、普通牛乳より低脂肪牛乳の方が糖質が高くなってしまいます。

MEMO
糖質制限をしている場合は、低脂肪牛乳は向いていないといえるでしょう。

その場合は、普通牛乳を選ぶことをおすすめします!

他の食品を食べ過ぎないように注意する

満足感が得られにくくなるからこそ、他の食品を食べ過ぎないように注意が必要です。

いくら低カロリーとはいっても、他のところで高カロリーのものを食べていたり、過剰摂取してしまっては元も子もなくなってしまいます。

食べ過ぎには注意しましょう!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

「低脂肪牛乳と低脂肪乳の違い」や「低脂肪牛乳が太ってしまう原因」についてご紹介いたしました。

この記事をまとめると

  • 低脂肪牛乳は原料が生乳100%で成分を調整したもの
  • 低脂肪乳は生乳以外の原料や添加物が入っており添加物の影響を受ける可能性がある
  • 普通牛乳と低脂肪牛乳の場合、カロリーは低脂肪の方が低いが、糖質は低脂肪の方が高い
  • 低脂肪は満足感が得られにくいので、他の食品を過剰摂取しないよう注意が必要

カロリーは低脂肪の方が低いので、ポイントさえ押さえておけば太るということは少ないでしょう。

低脂肪牛乳でダイエットをしたい方は、注意ポイントをしっかり押さえた方法で試してみるといいかもしれませんね!

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