見ているだけでぱっと気持ちが明るくなるような気がする、ひまわり。毎年庭に植えている、ベランダにミニひまわりがある、なんて方も多いのでは?この記事は、
- ひまわりの種を詳しく見てみよう!
- ひまわりの栽培の仕方
- 種の収穫の仕方
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ひまわりの種が紫の理由
まず種から見ていきましょう。
いきなりですが、紫色のひまわりの種を見たことはありませんか?植えても大丈夫なものなのか、心配になりますよね。
目次
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種類によるもの
ひまわりの種が紫である理由、ひとつめはひまわりの種類によるものです。
その中でも2種類あり、黄色い花が咲くものの種のみが紫色の種と、紫色の花をつける紫ひまわりがあります。
種のみが紫色のひまわりは、黄色の大きな花が咲いたあと、種の部分が徐々に濃い色になり、収穫時には紫や濃い青、紺色のような暗い色になるものです。
紫色のひまわりには驚くかもしれませんが、昨今のひまわりは、もう黄色ばかりではありません。黄色の他にも、オレンジ、白色、チョコレート色、バーガンディ…などなど、多様な色があるのです。
その中の一つが紫色。中国などで量産されています。
種子消毒によるもの
その他の理由には、種子消毒によるものがあります。
もらいものの種や、購入した種が紫色をしている場合は、高確率で粉衣処理がされています。これは、種がカビたり菌に侵されたりするのを防ぐためです。
消毒されていれば、病気などに侵されることなく、安心して栽培を始めることができますのでご安心ください。
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ひまわりの植え方
では、実際にひまわりの植え方から確認していきましょう。
植える時期
時期は暖かくなり始めた4月頃が最適です。霜に侵されない気温になったことを確認して撒き始めます。少なくとも6月までには撒き終えるようにしましょう。
温度20℃〜25℃で発芽する植物ですので、冬や秋に種を撒いてしまうと、発芽しない恐れがありますので気をつけましょう。
植える場所
場所については、日陰にならない場所を選びましょう。見ての通り、太陽をいっぱいに浴びることで大きく咲く花です。
ただ、最初は小さなプランターなどに植えて、発芽してから日当たりのいい場所に植え替えても良いです。植え替える時は、周りの土も一緒に動かすことを忘れないでくださいね。
芽が出るまでは、毎日、霧吹きなどで優しく水を与えます。芽が出たあとは、地面を乾かさない程度に水をあげるようにします。
ひまわりの種の向きに注意
ここでワンポイント。
種を植える際、向きに注目してみましょう。ひまわりの種には上下があるのです。
ひまわりの種は、尖っている先の方から根が、丸くなっているお尻の方から芽が出てきます。植える時は、丸くなっている方を上に向けて植えましょう。
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ひまわりの育て方
水やり
水は適度に必要です。
基本的には週に1度、たっぷりの水を与えましょう。暑い時期や乾燥している場所の場合は週に2回にしましょう。雨の多い梅雨の時期は、そこまで心配しなくても良いでしょう。
十分な水は丈夫な根を育て、植物を強くしてくれます。
肥料
ひまわりは、土の中の栄養素を自ら吸い上げることができる植物ですので、肥料のことはあまり心配しなくても良いかもしれません。
少し元気がないな、と感じたら、液体肥料を与えてみましょう。2週間ほど様子を見て、まだ元気がないようならまた肥料を、という風に追加していきます。
定期期に肥料を上げる場合も、2週間毎に上げれば十分です。
害虫対策
ひまわりの脅威になる害虫には、アブラムシ、シラミ、カメムシ、カタツムリ、ダニなどがいます。
害虫や病気を予防するスプレーや、土にまいて浸透させる殺虫剤がありますので必要に応じて使うようにします。
ホームセンターの園芸コーナーやガーデニング用品店などでは様々な種類が販売されており、症状や虫の種類によって使うものも変わりますので、専門の知識を持ったお店のスッタッフに相談してみるとピッタリのものを紹介してくれます。
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ひまわりの種の収穫
収穫時期
ひまわりの種の収穫時期は、花が終わり種が乾燥する10月〜11月頃です。
種が完全に乾いているのを確認したら、手で種を摘み取っていきましょう。手で取りにくい場合、自然に落ちるまで数日待っても良いですし、フォークなどで花から取り除く方法もあります。
手を使うよりも力を必要とせず、簡単に収穫することができますよ。
ひまわりの種の選別
ここで、またまたワンポイント。
種を収穫するとき、種だけではなく、花カスも混ざって一緒に落ちてきます。
このとき、種だけを選別するのに便利な道具が、扇風機!
扇風機を回して風を当てながら収穫すると、見事に花カスだけが風で飛んでいき、種だけを収穫することができます。簡単に選別するのに必須なトリビアですね。
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まとめ
ひまわりの栽培について、順を追ってまとめてみました。
この記事をまとめると
- ひまわりは日当たりのいい場所で育てよう
- 害虫対策、肥料は必要に応じて
- ひまわりの種が紫色でも心配しないで
自分で撒いた種から芽が出て、花が咲くまでの過程を見ていると収穫するときの喜びもひとしお。愛情を込めて育てて、日常を少し鮮やかに彩ってみませんか。
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