皆さん、「ヤマモモ」という果物をご存知でしょうか?写真の様に、赤く粒状のボコボコとした突起が特徴的な果物です。
生産者の減少や収穫時期が短いことから、近年ではスーパー等で見る機会の少なくなってしまいましたが、甘酸っぱさとフルーティーな香りを楽しめるヤマモモについて詳しく調べてみました。
そこで今回は、
- ヤマモモの実の食べ方
- ヤマモモの実の味の評判
- ヤマモモの実を美味しく食べるコツ
- 余ったヤマモモの実の保存方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ヤマモモの実の食べ方
近年栽培農家の作り手不足から、スーパーで見かける機会が少なくなったヤマモモ。
生でそのまま食べることもできますが、ジャムやシロップ漬けにすると生食よりも日持ちがするため、長く味わうことができますよ。
洗って生のまま食べられる
ヤマモモは生食以外にも様々なアレンジが可能ですが、生で食べる方法が一番本来の甘酸っぱさと香りを楽しむことができます。
簡単に水で汚れを落としてから、冷蔵庫で少し冷やして食べると美味しいです。
加工すれば長持ちする
ヤマモモは生のまま保存すると傷みやすく、長持ちしません。しかし、一度火を通してシロップ漬けやジャムにすることで長期保存が可能です。
シロップ漬けとジャムは調理工程がほとんど同じなので、交互に作ってシャーベットやゼリーなどデザートにアレンジするのも良いですね。
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ヤマモモの実の味の評判
ヤマモモは3月~4月の春頃受粉をして、春頃赤い花が咲きます。6月半ばに実が完熟し、食べ頃は約1ヶ月と短いんです。
その為ヤマモモをみたことがある方、食べたことがある方も少ないのではないでしょうか?お目にかかる機会の少ない果物ですが、独特の甘酸っぱさに定評があります。
甘酸っぱくフルーティー
ヤマモモはさくらんぼや桃の味に似て、柔らかな甘みと酸味のバランスが取れた味をしています。その為、ジャムやシロップ漬けに最適な果物なんです。
ヤマモモにはブドウ酸とクエン酸が含まれていて、脳のエネルギー源となるブドウ糖は、疲労回復やストレス緩和に効果があると言われています。
日常的に食べるのであれば、ジャムやシロップ漬けに加工して食べることをお勧めします。
道端の木の物は小さく酸っぱい
ヤマモモは、中国大陸や日本を原産とするヤマモモ科の果物です。
日本各地でも関東や九州、沖縄の低地や山地に自生しています。ヤマモモの木は常緑樹であるため、街路樹や公園などにも植えられています。
大きさや甘酸っぱさがさくらんぼに似ているため、よくさくらんぼに例えられますが、表皮はボコボコと粒状になっているのが特徴です。
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ヤマモモの実をおいしく食べるコツ
ヤマモモの実はさくらんぼと同じ赤色で、大きさも約1.5〜2cmと小ぶりの果物です。
実の中心には大きな種があるため、食べるのが難しいのですが、生でそのまま食べる場合はさくらんぼを食べる時のように、果肉をかじって種を出せば大丈夫です。
ジャムやシロップ漬け、お酒など様々なアレンジも可能ですよ。
ジャムにする
手順は下記のシロップ漬け同様です。シロップ漬けよりも加える水の量を減らして、よく煮詰めましょう。途中で味見をしながら、砂糖の量は調整可能です。
煮た後にしっかりと裏漉しをして、種を取り除いてから熱いうちに保存する瓶に移しましょう。朝食にパンやヨーグルトにかけて、味わいたいですね。
シロップ漬けにする
作り方は一般的な果物のシロップ漬け同様です。材料はヤマモモの実と砂糖、レモン、水を準備します。火加減と砂糖を分けて入れることがポイントで、約30〜40分程度あれば完成します。
ヤマモモの食感も味わいたい方は、種を取り除きすり潰した果肉も加えると、一層深みのあるシロップになりますよ。
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余ったヤマモモの実の保存方法
ヤマモモの実は傷みやすいため、常温保存は厳禁です。傷んでしまっては、せっかくのヤマモモを味わうことができないので、正しい保存方法で保存する様にしましょう。
冷蔵保存が良いのか、冷凍保存が良いのか、食べるタイミングによって判断してくださいね。
冷蔵の場合
スーパー等で購入しすぐに食べる予定がある場合は、ポリ袋やジップロックなどに入れて、野菜室ではない冷蔵庫内で保管する様にしましょう。
ヤマモモの実は傷みやすいので、すぐに食べない場合や、量が多い場合は、冷凍保存をお勧めします。
冷凍の場合
一度にたくさん購入した場合や、食べきれなかった場合は、冷凍保存がお勧めです。簡単に水洗いして汚れをとり、しっかりと水分を拭き取ってから冷凍しましょう。
水気が十分に拭き取れていないと、ヤマモモの実同士がくっついてしまうので、注意しましょう。冷凍したものを加工調理する場合には、解凍せずにそのまま使うことができるので、とても便利ですよ。
まとめ
「ヤマモモの実は食べられる?おいしい食べ方や下処理の仕方を紹介」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ヤマモモは洗って生のままでも食べられる
- ヤマモモは冷蔵、冷凍保存が可能
- ヤマモモの食べ頃は6月中旬〜7月中旬と短い
- ジャムやシロップ漬け、お酒など様々な用途でアレンジ可能
ヤマモモの収穫時期は6月中旬〜7月中旬と非常に短いですが、スーパーで見かけた際にはぜひ一度ご賞味ください。
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