生野菜を食べることができるサラダは体にとても良いイメージがある料理ですよね。野菜を切ってそのまま並べるだけで一品料理が完成するという簡単なところも大きなポイントのひとつです。
そんな生野菜サラダですが食べ過ぎてしまうと下痢や腹痛を引き起こしてしまう可能性があることをご存知でしょうか?
今回の記事では、
- 生野菜サラダは食べ過ぎると危険?
- その理由
- 1日どれくらいまでなら食べてもいいの?
- 食べる時の注意点
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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生野菜は食べ過ぎると危険なの?
サラダのような生野菜は非常に健康に良いイメージが強く、毎日食べている人も少なくないですよね。そんな生野菜ですが、食べ過ぎると体に悪影響を及ぼしてしまうことがあるということをご存知ですか?
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食べすぎると下痢・腹痛に
生野菜は加熱するよりも水分が多く含まれているため、食べすぎると下痢や腹痛を起こすことがあります。水分量が多い野菜には、大根・きゅうり・レタス・もやしなどがあります。特にレタスは生でサラダにすることが多い野菜ですね。
腹痛や下痢となる原因は、水分だけでなく食物繊維が原因となることもあります。食物繊維も加熱することでカサが減るものですが、生だとそのまま摂ることになります。
食中毒の危険性もある
生野菜は食べ過ぎると下痢や腹痛になるだけでなく、食中毒を引き起こすこともあります。かなり稀ではありますが、生野菜の中に食中毒の原因菌が付着していることがあるからです。その多くはノロウイルスで、過去にはとある企業の職員用サラダバーでノロウイルスが付着した生野菜が提供され、多くの人に食中毒症状が現れたという事例があります。
厚生労働省の調査結果では、このように生野菜で食中毒になるのはごく稀なことと言われています。可能性は低いものの、購入後に常温放置してしまったり、腐った野菜を食べると同じように食中毒症状が起こるので注意しましょう。
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生野菜を食べるメリットは栄養面
生野菜を食べるメリットには、栄養成分を壊すことなく食べられることが挙げられます。例えば、美肌に効果的なビタミンCは熱に弱いため、加熱調理すると栄養素が減ってしまいます。しかし、生で食べれば壊れることはないため、効果的に摂取することができます。
実はデメリットもある
生野菜を食べるデメリットとしては、ある栄養成分の過剰摂取となる可能性があることが挙げられます。例えば、カリウムは適量であれば利尿作用によってむくみ解消や冷え性予防に効果があるものですが、摂りすぎるとだるさ・不整脈・痺れなどが起こります。
生で食べると栄養素をそのまま摂ることができるものの、その分過剰摂取になることもあるのです。
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生野菜を食べるときの注意点
ここまでは生野菜を食べ過ぎるとさまざまな影響が出る場合があるという解説をしてきましたが、やはり栄養面を見ると生野菜はなるべく食べたいものですよね!
次は生野菜を食べるときの注意点とおすすめの食べ方について解説していきたいと思います。
食べ過ぎに注意すること
成人では一日で350g程度の野菜を摂取することが理想とされています。3食に分けるとだいたい1食あたり120g程度。これを生野菜だけで食べるとなるとかなりの量なるので、なかなか難しいかもしれませんね。
ただしこの量を超えて食べてしまうと、水分量や食物繊維量が過剰になってしまって下痢や腹痛を引き起こす可能性があるので注意しなければなりません。
一日350g程度の野菜を取るには、生野菜を3割程度、その他7割を温野菜や茹でた野菜で食べるようすれば栄養価も一日の野菜摂取量も食べやすさも適切になりますよ!
食中毒が流行るシーズンは温野菜で食べる
食中毒の主な原因であるノロウイルスがピークを迎えるのは11月から2月の寒い時期です。この時期に生野菜を食べるのは、ノロウイルスの感染リスクが高いので少し注意しなければなりません。
もちろん市販で販売されているようなしっかりと除菌されている袋詰めの生野菜を食べるのであれば全く問題ありませんが、ノロウイルスが付着する可能性のある食材と一緒にまな板で切った野菜を生で食べてしまうと食中毒を引き起こしてしまう可能性がありますので避けなければなりません。
食中毒が流行る寒い時期はなるべく温野菜で食べることをお勧めします。温野菜で食べると体を冷やすことも無くなりますのでむくみや下痢などの症状を抑えることもできます。
さらに温野菜で食べることによって食材のカサも減りますし、ニンジンなどの生で食べるよりも栄養の吸収率が上がると言われている野菜もあります。通常の食事をとっていれば、温野菜にしたからといってビタミン不足になるわけではありませんので加熱してから食べるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 生野菜は栄養面で大きなメリットがある
- 生野菜を食べ過ぎてしまうと下痢や腹痛を引き起こすことがある
- 生の野菜には食中毒を引き起こすノロウイルスが付着している可能性がある
- ノロウイルスのピークは11月から2月の寒い時期
- 寒い時期に生野菜を食べるのは控え、代わりに温野菜を食べると良い
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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