らっきょうが辛く感じる理由を紹介!対処法や甘い場合の対処も

せっかくらっきょうを漬けたのに辛すぎたり甘みがなかったり、自分好みの味に仕上がっていなかったらとても残念ですよね。漬け方に問題があると、らっきょうの味が辛過ぎたりして失敗してしまうんです。でも、らっきょう漬けに失敗しても食べられるように対処する方法があるんですよ。この記事では、

  • らっきょうが辛くなる理由
  • らっきょうの辛さを抜く方法
  • らっきょうが甘くない場合の対処法
  • らっきょうを日持ちさせる方法

これらのテーマについてご紹介いたします。

らっきょうが辛くなる理由

らっきょう漬けで一番多く見られる失敗は、らっきょうが辛すぎるというものです。作り方の工程を省略すると、辛味が強く残ったりして失敗してしまいます。正しい工程を踏めば上手に漬かるので、手順を見直してみましょう。ここでは、らっきょうが辛くなる理由について紹介します。

塩漬けの工程が抜けている

らっきょうは本漬けの前に塩漬けをします。塩漬けは、らっきょうの水分やアクを飛ばして腐敗を防いだり、味を整える役割をします。この塩漬けの工程を飛ばして本漬けをすると、らっきょうの辛味が強く残ってしまう場合があります。

いきなり漬けは辛味が残る

生のらっきょうを塩漬けせず、すぐに甘酢に漬ける「いきなり漬け」という方法もあります。「いきなり漬け」は甘酢につけても辛味が抜けにくく残ってしまいます。これは、らっきょうを漬けている時間が短く、完全に漬かり切っていないからです。辛味が抜けるまでには少なくとも1か月はかかります。「いきなり漬け」で早く辛味を抜きたいなら、涼しい冷暗所で常温保存するのがおすすめです。

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らっきょうの辛さを抜く方法

らっきょう漬けを失敗しても、食べられるように対処する方法があります。塩辛い場合はまず、塩抜きをすることです。塩が抜けたら新しい甘酢を作って漬け直します。やり直すときは甘酢の味見をして、少なくとも2週間は漬けておきましょう。ここでは、らっきょうの辛さを抜く方法をふたつ紹介します。

流水に長時間あてる

一つ目は、流水に長時間あてる方法です。漬け汁かららっきょうを取り出して水洗いしたら、流水に2〜3時間浸して塩抜きします。らっきょうを食べた時、中にほんのり塩気を感じる程度がちょうどいい塩梅です。

水を変えながら半日浸ける

二つ目は、水にさらす方法です。大きめの鍋かボウルにたっぷりの水を張り、そこに水洗いしたらっきょうを入れて半日ほど浸します。塩分がボウルの下に沈んで溜まるので、定期的にらっきょうをかき混ぜて塩分をボウルの外に流出させましょう。こまめに水を替えることが塩抜きを早くするポイントです。

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らっきょうが甘くない場合の対処法

甘酢漬けをしたはずが全然甘くないといった失敗も多く見られます。こちらも簡単な対処法があります。ここからは、らっきょうが甘くない場合の対処法について紹介します。

漬け汁を煮立たせる

砂糖が完全に溶けきっていないのが原因で、甘味が足りないと感じる場合があります。漬け汁を鍋にあけて火にかけ一煮立ちさせ、砂糖を完全に溶かしましょう。

砂糖で再度漬け直す

漬け汁に砂糖が足りないために甘くない場合は、漬け汁を鍋にあけて火にかけ、砂糖を加えて一煮立ちさせます。砂糖を完全に溶かしたら味見して、好みの甘さなら火を止めて冷まします。完全に冷め容器に戻して漬け直しましょう。

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らっきょうを日持ちさせる方法

らっきょうを日持ちさせるには、容器内を清潔に保つことと漬け汁の確認がポイントです。ここでは、らっきょうを腐らせず日持ちさせるポイントについて紹介していきます。

菌が入りにくい容器に移す

らっきょう漬けを入れる容器をきちんと消毒しないと雑菌が残ってしまい、雑菌が繁殖して腐敗に繋がります。容器は漬ける前に、煮沸又はアルコールでしっかり消毒しましょう。また、らっきょうをつけた後、漬け汁から取り出す時には清潔な箸などを使いましょう。濡れた箸や使用済みの箸を使うとカビや雑菌が容器内に入り込み、らっきょうを変色させたり腐らせる原因になります。きちんと保存すればらっきょうの変色や腐敗を減らせます。

漬け汁を定期的に交換する

らっきょう漬けは、漬け汁の状態で腐っているかどうかを判断できます。腐ってくると炭酸のような気泡が表面に出てきたり、濁りやカビが生えたりします。また、らっきょうが漬け汁に浸からず空気に触れていると、変色したり腐りやすくなるので注意が必要です。漬け汁の使い回しが多いのも雑菌やカビが増殖している恐れがありますので気をつけましょう。漬け酢の状態が悪くなってきたら作り直して入れ替え、分量が足りなければつぎ足すなど、定期的に確認するようにしましょう。

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まとめ

らっきょうが辛くなってしまう理由や、食べられるように対処する方法などについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • らっきょうが辛くなる理由は、塩漬けの工程が抜けているから
  • らっきょうの辛さを抜く方法は、流水に長時間あてるか、水を変えながら半日浸ける
  • らっきょうが甘くない場合の対処法は、漬け汁を煮立たせて砂糖を溶かしきる、砂糖で再度漬け直す
  • らっきょうを日持ちさせるには、菌が入りにくい容器に移したり、漬け汁を定期的に交換するのがポイント

らっきょう漬けの味付けに失敗しても対処する方法があります。簡単に漬け直すだけなので試してみてください。状態によっては漬け直さず、アレンジ料理に加えてもOK。工夫して最後まで美味しくいただきましょう。

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