トレニアという花がありますが、食用として食べられるものがあります。エディブルフラワーと言われていますが、どのようなものなのでしょうか?今回は、
- 食用のトレニアとは?
- エディブルフワラーの保存方法
- 栄養はある?食べる効果は?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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食用のトレニアとは?
トレニアとはツルウリクサ属アゼナ科の植物で、夏に多くの花を咲かせます。耐陰性があるので育てやすく、30度ほどの暑い夏でも開花するのでガーデニング初心者にもオススメの一年草です。
花の見た目は朝顔を小さくしたものに似ており、大きさは2〜3cmと小ぶりで可愛らしいのが特徴です。
「食用トレニア」とは名前の通り食べることができるトレニアを指す言葉で、エディブルフワラーとして料理に使うことができるものです。
エディブルフラワーとは
エディブルフラワーは、食べることができる花のことを言います。英語では「Edible flower」と書き、「Edible=食べられる・flower=花」と意味はそのままです。
食用にできる花で、農薬を使うことなく栽培されます。数十種類の花が用いられ、ケーキなどのお菓子のデコレーションやサラダの彩りとしてレストランなどで利用されています。最近ではスーパーでの市販もあるようです。
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食べ方・使い方
トレニアなどのエディブルフワラーは、ケーキやカップケーキのデコレーションや、透明感のあるゼリーのトッピング、そしてサラダなどに使われることが多いです。
温かい料理にのせてしまうと熱によって花が変色してしまうので、向いていません。味はあまりないですが、見た目で美味しいのがエディブルフワラーの特徴です。
食用トレニアの保存方法
食用トレニアを収穫したらどう保存すればいいのでしょうか?食べるまでの保存期間や、正しい保存方法はこちらです。
【保存方法別】保存期間の目安
- 常温: 向いていません!
- 冷蔵: 約5日
- 冷凍: 向いていません!
常温保存
エディブルフラワーは傷みやすいので常温保存が向いていません。保存する際は冷蔵庫や野菜室で保存するようにしましょう。
冷蔵保存
エディブルフラワーは冷蔵庫または野菜室で保存するのが正しい保存方法です。
- 容器の中に湿らせたキッチンペーパーを敷く
- 食用菊を重ならないように並べフタをする
容器がない場合には、密閉袋に入れて保存しましょう◎冷とにかく乾燥させないことが大切です。
冷凍保存
エディブルフラワーは冷凍保存すると、解凍した時にべちゃっとして綺麗な状態を保つことができません。長期保存できないのが残念ですが、保存は冷蔵庫・野菜室で行い、できるだけ早めに消費しましょう。
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エディブルフラワーに含まれる栄養成分は?
エディブルフラワーに含まれている栄養成分
エディブルフラワーは数ある食用花の総称なので、花によって含まれている栄養素は異なりますが、主にこのような栄養素が含まれています。
食用花として栽培されたものは農薬が使用されていないので、安心して食べることができます。
- ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
エディブルフラワーを食べて期待できる効果
エディブルフラワーに含まれるビタミンAやCは、免疫力を上げて風邪を予防したり、美肌に効果があります。
- 免疫力アップ
- 風邪予防
- 美肌効果
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まとめ
この記事をまとめると
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- トレニアは朝顔に似た夏に花を咲かせる植物
- 食用もありお菓子やサラダにのせて食べることができる
- 収穫後の保存期間は約5日!早めの消費を
トレニアにはいくつか色のバリエーションがあるので、スイーツやサラダなどの彩り付けにぴったりのエディブルフラワーです。食べても体に害はないので、ぜひ使ってみましょう。
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