近年、人気の“激辛ブーム”は勢いが衰えることなく、特に暑くなる季節は「食べたい!」と感じる方も多いのでは無いでしょうか?暑い季節の汗と、激辛料理でかく汗でスッキリとした気分になれるのも気持ち良いですよね。
今回は「辛いものを食べた時」にはどんな対処法があるのかを詳しく見ていきます。
辛い食材が認知されるようになったのは30年程前からと言われており、最近ではブームが一巡した感じもあるようで「素材にこだわった良質な香辛料」が注目されているそうですよ。- 辛いものを食べた時は、○○を摂取すると良い!一体、○○とは??
- 辛いもの×冷たい水はNG!理由なども併せて解説!
- 辛さのタイプ別に効果抜群の食材をご紹介!辛さを和らげるコツもご紹介!
辛いものを頂いた際に、是非こちらでご紹介する対処法を試してみてくださいね!
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目次
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辛い物を食べた際の対処法
辛いものを食べた際に起こりやすい不調の1つに
腹痛・下痢
ここからは、辛いものを食べた際に是非試して頂きたい対処法をご紹介していきます。
乳製品を摂る
一番よく知られている対処法に
乳製品を摂取する
- 牛乳
- ヨーグルト・飲むヨーグルト
- ラッシー
などが有効とされており
胃や食道の粘膜をコーティングしてくれる
アイスクリームは特に効果的
またネット上などで多く見られる体験談に
バニラアイスクリームを摂取する
- バニラアイス
- バニラシェイク
- ソフトクリーム
などが有効とされており
バニラアイスクリームが脂溶性なことが、辛味成分をコーティングしてくれる
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辛い物にNGな飲み物・食べ物
ここからは意外と勘違いしやすい“辛味を更に感じやすくなるNGな飲料”をご紹介していきます。
冷たい水
辛い料理を食べた際についゴクゴクと飲みたくなる
冷たい水は摂取すると、更に辛味が増すように感じる可能性が高い
ため、お勧めできません。なぜなら
辛味成分・カプサイシンは脂溶性なため、水には強く分解されない
辛味が口内に残り続けてしまい、“口内のヒリヒリ感”のみが残りやすい
度数高めのアルコール
辛い料理を食べた際についつい飲み過ぎてしまいがちな
度数高めのアルコールは摂取すると、血行促進効果が高く不調を引き起こす可能性がある
ため、お勧めできません。なぜなら
辛味成分とアルコール類は、共に血行促進効果が高い
蕁麻疹や湿疹などの皮膚炎症、悪心や胸焼け
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辛い物に効く食材の特徴
辛みには主に
ホット系とシャープ系
- ホット系・・・口の中をカーッと熱く感じさせるもの(唐辛子系)
- シャープ系・・・鼻の粘膜をツーンと刺激するもの(わさび系)
といった特徴があると言われています。他にも
ホット系 | シャープ系 |
辛みを感じるのに時間がかかる | 直ぐに辛みを感じやすい |
辛みが持続しやすい | 辛みは一時的 |
加熱調理でも辛い | 加熱調理でマイルドになりやすく、すりおろし・水で練るなどで辛味が強くなる |
などの違いがあると言われています。
唐辛子系には乳製品
ホット系の辛味には
牛乳などの乳製品が効果的
です。乳製品に含まれる
ガゼインには口内の神経の刺激を止める作用
食前に乳製品を摂取しておくと胃粘膜を保護する働き
わさび系には温かい飲み物
シャープ系の辛味には
緑茶などの温かい飲み物が効果的
です。わさびなどに含まれる
辛味成分・硫化アリルには揮発性が高い
温かい飲み物を摂取することで、洗い流す作用
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その他辛さをやわらげるコツ
ここからは「辛さを和らげることのできるコツ」を2つご紹介していきます。特に、辛味に弱い方・辛いものを食べたら必ず腹痛や下痢に見舞われる方は、お試しくださいね!
食べる前に水を飲んでおく
辛いものを頂く
食前に冷たい水を摂取することで、辛さを和らげる効果
に期待できます。食前に冷たい水を摂取しておくと口の中を冷やして辛味を感じる“痛覚”を鈍らせる
マヨネーズなどの油分で中和させる
またホット系の辛いものを頂く際に有効なのが
油分の多いマヨネーズなどを使用する
方法です。唐辛子などの辛味成分のカプサイシンは脂溶性な性質なことから、油に溶ける特徴
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まとめ
この記事をまとめると
- 辛いものを食べる事で腹痛や下痢などになりやすい方は、①乳製品②バニラアイスクリームなどの摂取を行うと良い
- 辛いものを摂取した際、①冷たい水②度数の高いアルコール類を摂取すると体質によっては蕁麻疹などの皮膚炎症や胸焼けの原因となる場合がある
- ホット系の辛味には乳製品、シャープ系の辛味には温かい飲み物は有効
- 辛さを和らげるコツに、①食前に冷たい水を摂取しておく②油分の多い食材で辛さを中和させる方法もある
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