多くの種類があるナス。基本的に洋食、和食、中華・・・となんでも美味しく食べられる万能野菜ですが、それぞれの品種で形や味の特徴は様々です。品種の特徴を知ることで、そのナスのうま味を最大限に引き出し味わうことができます。その中でも今回は庄屋大長なすという品種についてまとめてみました。
画像引用:JA佐伯中央
スポンサードリンク
目次
|
|
庄屋大長ってどんななす?
読み方 | しょうやおおなが |
旬の時期 | 6月ごろ |
主な生産地 | 全国各地 |
種類 | 交配で作ったなす |
庄屋大長は大長なすの一種で、一般的に想像されるナスよりも大きなナスです。大長ナスの代表格として有名な品種で、他のなすに比べると早く収穫できるので育てるナスとしても重宝されているようです。
読み方
「庄屋大長」と書いてショウヤオオナガと読みます。
特徴(サイズ、味、形状など)
35cm~40cmほどの長さがある大きなナスで、皮はつやがあり黒に近い紫色なのが特徴です。実の中には種が少ないので、種の食感をあまり感じることなく食べることができます。
また、生の状態でも皮も実もやわらかい感触で、油との相性がよく炒め物や揚げ物はもちろん、茹でてもおいしく食べられます。クセが少ないのでどんな料理とも美味しく食べることができますが、火が通りやすいので煮すぎないように注意が必要です。
いろんな料理の中でもとくに焼きナスは絶品だと言われています。色ボケになることや石ナスになることが少なく育てやすいとされ、それに対し品質も良い品種なので家庭菜園で育てられることが多いです。
スポンサードリンク
旬の時期
3月から9月ごろが収穫期となっており、6月ごろが旬だと言われます。
主な生産地
全国各地で生産されています。ツヤのある黒紫色にも関わらず色ボケ果になることが少なく、高温乾燥状態でも石ナスができにくい品質のいい品種なので家庭菜園で育てる品種としても優れているようです。大長ナスの中では熟期が早いのが特徴で、代表格の一つです。
価格相場ってどのくらい?
庄屋大長の価格相場ですが、ネットだと種で売っている場合が多いようです。種苗だと500円前後が相場で、一般的なナスと比較すると高めの相場となります。
おすすめの食べ方
実も皮も柔らかくあく抜きも不要な庄屋大長におすすめのレシピをまとめてみました。
揚げびたし
画像引用:cookpad
食材を油で揚げ、まだ熱のあるうちに調味料やだしにつける料理を揚げびたしと言います。天ぷらは適度に熱を通した食材の水分が逃げてしまわないよう衣でコーティングしてある料理であり、本来なら水に溶け出てしまう栄養素や色素も油でコーティングされるため、皮の色が鮮やかな品種には特におすすめの調理法です。そうして揚げた野菜をみずみずしさを残したまま食べられる揚げびたしは、実も皮も柔らかい品種にはおすすめの調理方法です。
スポンサードリンク
スタミナ煮
画像引用:cookpad
だしをベースに材料を煮て味付けする基本メニュー。じっくり長時間弱火で煮込めば「煮込み」、少ない汁で短時間強火で煮込めば「煮付け」。他にも「含め煮」や「煮しめ」、「煮びたし」などそれぞれの特徴で名前が変わってきます。味が染みやすい食材や煮崩れしにくい品種におすすめの調理法です。皮までおいしく食べられる庄屋大長にはとくにおすすめのレシピです。
焼きナス
画像引用:あさこ食堂
皮を剥いても剥かなくても美味しく食べることができる、ナスの定番料理・焼きナス。しかしひとくちに「焼きナス」と言っても、皮に焦げ目をつけて皮を剥くもの、焼き目だけつけて皮ごと食べられるもの。ラップに包んだナスをレンジで加熱するもの、フライパンを使う物など様々なものがあります。ナスの品種によってその調理方法や食べ方を変えてみるのがおすすめです。庄屋大長は皮ごと食べられる品種なので、皮つきの焼きナスをおすすめします。
まとめ
今回は庄屋大長という品種についてまとめてみました。色ボケ果や石なすになることが少なく家庭菜園にもおすすめされることが多いですが、焼きナスにすると絶品です。実も皮も柔らかく食べられる高品質な品種ですので、ぜひ一度食べてみてください。
スポンサードリンク
なすびの人気コンテンツをチェック
レタスで人気のある記事を4つ紹介します。
是非チェックしてくださいね(^^♪
なすの5種類43品種まとめ|特徴・産地・旬の時期からおススメをチェックしよう
なすの栄養成分表|主な3つの栄養素と3つの期待できる効果まとめ
なすびの保存方法まとめ|冷蔵・冷凍・常温のでの保存期間の目安はどのくらい?
ナスのおいしいおススメレシピ5まとめ