旅行先で泊まった旅館や料亭で提供されることも多い湯葉。ヘルシーな味わいから女性の人気も高い食べ物です。そんな湯葉を食べることで起こる危険性について知っていますか?そこで今回は、
- 湯葉とはどんな食べ物?
- 湯葉に含まれる栄養成分と効果
- 湯葉は毎日食べると太る?
- 湯葉の食べ過ぎは体に悪い?
コチラについて紹介していきます。
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目次
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湯葉とはどんな食べ物?
そもそも湯葉とはどんな食べものなのでしょうか。「今さら人に聞くのはちょっと恥ずかしい」という人も、まずはそんな湯葉の特徴や食べ方を確認しておきましょう。
特徴
湯葉の主な原材量は大豆と水です。湯葉は豆乳を鍋に入れて煮詰め、その時表面にできる薄い膜をすくい取り、水切りしたものを指します。 にがりを使って固めている豆腐とは異なり、にがりを使用していないのが特徴 です。
大きく分け生湯葉とそれを乾燥させた干し湯葉があり、日光や京都の名産品としても知られています。
- 生湯葉・・・すくった生の状態のもの
- 干し湯葉・・・すくった後で乾燥させたもの
食べ方
湯葉は豆乳からできたシンプルな味わいなので、様々な調味料や食材と合わせることができます。特に生湯葉は水分が多いののに対し、干し湯葉は歯応えのある食感が特徴です。
どちらも刺身のように醤油をつけたりサラダに乗せて、コシのある食感をそのまま楽しむのが一般的です。さらにその他の食材と合わせて、吸い物や鍋物、揚げ物、煮物にしても良しの万能食材です。
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湯葉に含まれる栄養成分と効果
湯葉の原材量は豆乳であり、その作り方も非常にシンプルであることが分かりました。では、湯葉にはどのような栄養があり、私たちの体にとってどのような嬉しい効果があるのでしょうか。
栄養素
そもそも湯葉に使われる「豆乳」の原材量は、栄養価が高い大豆です。大豆には植物性のタンパク質やビタミンB群に加え、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルに、食物繊維が含まれています。
湯葉はそんな大豆の豊富な栄養をそのまま引き継いでいるのです。
生湯葉に含まれる栄養素
- エネルギー
- たんぱく質
- 脂質
- 炭水化物
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
- ビタミンK
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- 葉酸
- 食物繊維
効果効能
湯葉(大豆)に含まれる栄養成分の中でも、注目すべきは 「大豆イソフラボン」 です。大豆イソフラボンには、ハリのある肌を作ったり、骨粗しょう症の予防や更年期障害を和らげる効果が期待されています。
その他にも大豆サポニンは動脈予防に効果的であり、鉄分やカルシウム、亜鉛はそれぞれ貧血の予防、骨や歯を作ったり、髪や肌を美しく保つ効果があります。
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湯葉は毎日食べると太る?
嬉しい効果効能が沢山期待できるものは、できれば毎日でも摂りたくなりますよね。でも、湯葉にも毎日食べると太ってしまう可能性があるんです。ここからはその理由について紹介していきます。
カロリー・糖質量
湯葉は豆乳を主原料としており、油なども使用していないためカロリーが低いのが特徴です。以下、生湯葉のカロリーと糖質量です。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
生湯葉 | 231kcal | 3.3g |
干し湯葉 | 530kcal | 4.2g |
干し湯葉は乾燥させて水分を飛ばしているので栄養が凝縮されており、カロリー糖質ともに生湯葉よりも高くなっています。
1日の摂取量
湯葉に含まれる大豆イソフラボンには1日の摂取量が定められており、1日に70~75mg程度です。
湯葉は食べやすくお腹にもたまりにくいため、食べすぎてしまいがちですが、既述のようにカロリーが特別低い訳でもありません。毎日必要以上に食べてしまうことは、太る原因になりますので注意が必要です。
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湯葉の食べ過ぎは体に悪い?
ヘルシーで食べやすい湯葉も太る可能性があることが分かりました。最後は太るだけではない、湯葉の食べ過ぎによって引き起こる危険性について紹介します。
腹痛・下痢
湯葉(大豆)には、腹痛や下痢の症状を引き起こす可能性があります。大豆に含まれる不溶性食物繊維には便のカサ増しをし便通をスムーズにする働きを持っています。
適量であれば問題はありませんが、食べ過ぎは大腸を刺激しすぎるため、腹痛や下痢を引き起こすのです。
アレルギー
湯葉に含まれる大豆には大豆アレルギーを引き起こす危険性があります。大豆アレルギーである人は食べるを避け、アレルギー検査前の子どもに与える場合には十分注意しましょう。
もし大豆アレルギーを持っている場合は湯葉を食べることで、息ぐるしさやかゆみ、腫れや蕁麻疹などの症状が出る可能性があります。
さらに呼吸困難が起こる場合には、命に関わる危険がありますので、速やかに病院を受診しましょう。
まとめ
「湯葉の食べ過ぎは太る?体に悪い?カロリー・糖質量・アレルギーは?」について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 湯葉とは豆乳を煮詰めた食べ物
- 湯葉には大豆イソフラボンなど豊富な栄養が含まれる
- 湯葉の食べ過ぎは太る
- 湯葉の食べ過ぎは腹痛や下痢を引き起こす
- 湯葉には大豆アレルギーの危険性がある
湯葉だけでなくどんなにヘルシーで食べやすいものでも、過剰摂取は禁物です。食べ過ぎには十分注意をして、湯葉のおいしさやその効果を体感してみてくださいね。
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