カタクチイワシは煮干しなどの原料となっており、小魚&アーモンドといったお菓子などでもよく目にする魚です。通常のイワシよりもかなり小ぶりで、乾燥していればパリパリとそのまま食べられるので栄養補給に最適な魚です。
今回は、カタクチイワシの食べ過ぎについて紹介していきます。魚を食べた方がよいとはよく言われますが、食べ過ぎてしまった場合は体に悪影響などはあるのでしょうか?そこで今回は、
- カタクチイワシってどんな魚?
- カタクチイワシは食べ過ぎると危険?
- 痛風のサインは?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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カタクチイワシってどんな魚?
カタクチイワシはどのような魚なのでしょうか?乾燥させた状態の物ばかり見かけるため、生のカタクチイワシはなかなか目にしませんよね。いったいどのような特徴を持った魚なのでしょうか?
特徴
カタクチイワシは成魚となっても全長が最大18㎝程度で、重さが45ℊなど、とても小ぶりな魚です。
カタクチイワシは食物連鎖でとても重要な役割を担っており、ヒト以外にもサメやカツオ、クジラやイルカ、イカなど様々な海の生き物の餌となります。
漁獲量は日本が最も多く、日本人には馴染みのある魚です。シラスはカタクチイワシの幼魚であることで有名です。
栄養
カタクチイワシに含まれる主な栄養素は以下になります。
- ビタミンD
- カルシウム
- EPAやDHA
大きさにもよりますが、カタクチイワシは骨ごと丸々1匹食べられるため、特にカルシウムは豊富です。ビタミンⅮもカルシウムの吸収を助ける効果がありますから、骨を健康に保つには最適な魚と言えます。
食べ方
カタクチイワシは煮干しなどに加工されることも多いですが、生のまま調理しても美味しく召し上がれます。
南蛮漬けや甘露煮といったメニューで食べられることが一般的です。自家製のオイルサーディンやアンチョビを作ってみても良いでしょう。パスタなどのイタリアンでも活用できるため、料理の幅が広がりますよ。
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カタクチイワシは食べ過ぎると危険?
カタクチイワシの食べ過ぎについて紹介していきます。骨ごと丸々食べることもできて栄養豊富なカタクチイワシですが、食べ過ぎてしまうと思わぬ病気のリスクを高める危険性があります。詳しく解説していきます。
プリン体に注意
カタクチイワシの食べ過ぎで注意したいことは、プリン体の過剰摂取です。プリン体と言えば痛風です。特に煮干しなどの乾物は、成分が凝縮されているため注意が必要です。
塩分も多いので注意
カタクチイワシには塩分が多く含まれています。大きさにもよりますが、1尾11ℊ程度のカタクチイワシを食べると、0.02gの塩分相当量となります。煮干しなどの乾物になると約2倍に増えます。
一日どれくらいまでに抑えるべき?
カタクチイワシの適性摂取量ですが、生の状態であれば1日50ℊ程度がよいでしょう。カタクチイワシには、100ℊあたりに約200mℊ物プリン体が含まれています。
プリン体の1日の限界摂取量は400mℊですから、100ℊとってしまうとそれだけで1日の半分のプリン体を摂取することになります。その他の食品にもプリン体は含まれていますから、50ℊ程度が適量と言えるでしょう。
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痛風のサインは?
プリン体の過剰摂取と聞くと一番に思いつく病は痛風でしょう。痛風は字の通り「風が吹いても痛い」と言われるほどの激痛を伴います。どのような病なのか、サインはあるのか紹介していきます。
足の親指の違和感→激痛に
痛風は、体に尿酸が多く溜まった事によって発症する症状です。蓄積した尿酸は針状に結晶化し、体の関節などに溜まり、ある日急に激痛を伴います。
特に、足の親指の付け根あたりに激痛を伴うことが多いようで、初めはねん挫したかのような違和感の場合も多いようです。
足の親指が晴れっぽい
足の親指に違和感を感じ激痛を伴った場合は、足の甲のあたりまで腫れあがります。ここまでくるとまさに風が吹いても痛いような状態で、靴も靴下もはけないほど痛いです。地に足を付ける事も痛いほどです。
足の甲が痛むことがある
尿酸の蓄積は足の親指だけでなく、指の関節や膝など様々な関節に蓄積します。足の甲や裏側が痛むといったことも良くあります。重要になってくると、足全体がパンパンに腫れあがることも見られます。
まとめ
今回は、カタクチイワシの特徴や栄養素、食べ過ぎてしまうとどうなってしまうのか?といったことについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- カタクチイワシは小ぶりで骨ごと食べられる栄養豊富な魚
- 煮干しやアンチョビなどの加工品として使われたり、生のまま甘露煮や南蛮漬けなどで調理されて食べれることも多い
- 塩分やプリン体の含有量が多いため、食べ過ぎてしまうと痛風など様々な病を引き起こすことも
いかがでしたか?カタクチイワシは日本が最大の漁獲高を誇る、日本人にはとても馴染みのある魚です。乾燥させて煮干しにすることで、和食には欠かせない出汁に使われることも多いですよね。
食べ過ぎは禁物ですが、適量であれば健康にとってとても良い食材ですから、積極的に食べてみてはいかがでしょうか?最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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