わかめは様々な加工方法で販売されていますよね。乾燥や塩蔵など、保存期間が長くなるように工夫されていてとても便利です。今回は、塩蔵わかめの保存方法や、腐ってしまった時の見分け方などについて紹介します。
塩蔵わかめはわかめに塩をまぶすことで、生の状態と比較して大幅に保存期間を伸ばした商品です。食感はソフトで、乾燥わかめよりもより生のわかめに近い状態で保存ができます。
そんな塩蔵わかめですが、いくら保存期間が長いと言えど腐ってしまうこともあります。変色しているなどの変化が見られた場合は食べることができるのでしょうか?そこで今回は、
- 塩蔵わかめが変色する原因
- 塩蔵わかめが腐ったらどうなる?
- 正しい保存方法は?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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塩蔵わかめが変色する原因
塩蔵わかめを長期間保管しておいて、久しぶりに使おうと思ったら何やら色に異変を感じるということもあるでしょう。茶色っぽくなったり、ピンク色っぽくなったりと色が変化することもあります。
このように色が変化している場合は食べても大丈夫なのか不安になりますよね。詳しく見ていきましょう。
茶色
塩蔵わかめが茶色く変色している場合は腐敗が進んでしまっている証拠です。細菌が増殖し、わかめの分解が進んでいます。このような色に変色している場合は、臭いなどにも変化がある場合もあります。
異臭や色の変化が見られた場合は全体にも細菌が回っている可能性もありますから、勿体ないですが全部廃棄した方がよいでしょう。
ピンク色
わかめがピンク色っぽく変色している、ということもあります。実はこのピンク色も細菌が増殖している証拠なのです。わかめに限らず、その他の野菜や果物など多くの食品は、細菌が増殖すると赤っぽいような色に変色することが多いのです。
スーパーで販売されているカット野菜などで、切り口が赤っぽくなっているのを見かけたことはありませんか?包丁にも細菌が付着しており、カットすることで断面に細菌が増殖した結果、ピンク色のような色になります。
茶色の方がより腐敗が進んでいますが、ピンク色の場合でも細菌は増えていますから、食べない方がよいと言えます。
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塩蔵わかめが腐ったらどうなる?
塩蔵わかめが腐ってしまった場合は見た目や味などに変化が見られます。以下のような変化がみられる場合が多いですから、ご自身の商品を比較し、状態を確認してみてください。
見た目
塩蔵わかめが腐っている場合は、先ほど紹介したような色の変化や、カビなどがみられる場合が多いでしょう。乾燥わかめではありませんから、塩蔵わかめにも水分は含まれています。
水分が含まれているということは、後は温度や保存方法によって細菌が増殖していきます。
味
塩蔵わかめが腐っている場合は大抵臭いと見た目で判断できます。誤って食べてしまったという場合は、酸味を感じるでしょう。多くの食品は腐ると酸味を感じるようになるのです。
食品に細菌が付着し、増殖することにより食品が分解されていき、この分解の過程で酸味を感じる成分が作り出され、それを食べることで酸っぱさを感じます。
感触
わかめが腐っている場合はぬるぬるとした感触になります。これも細菌の増殖により食品の分解が進んでいるためです。購入当初の塩蔵わかめは、触っても水気を感じることはありません。
ぬるぬる・ネバネバとした感触を感じた場合は腐っています。
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正しい保存方法は?
塩蔵わかめの正しい保存方法はあるのでしょうか。食品によって最適な保存方法は様々ですから、知っておくととても便利です。塩蔵わかめはどのような保存方法が良いのでしょうか?
常温
塩蔵わかめがまだ未開封の場合は常温保存も可能です。しかし塩蔵わかめはいわば「半生」のような状態のため、常温保存だと数日程度しか日持ちしません。寒い冬の時期などでない場合は基本的に冷蔵保存がよいでしょう。
冷蔵
塩蔵わかめのおススメの保存場所は冷蔵庫です。冷蔵保存で3~6か月程度日持ちすると言われています。生のわかめではそうはいきませんから、塩蔵わかめだからこそ実現できる保存期間と言えるでしょう。
冷凍できる?
塩蔵わかめは冷凍保存も可能です。保存期間自体は冷凍保存が一番長く、1年程度は冷凍保存が可能と言われています。食べる際は熱湯などを回しかけ、一緒に塩抜きもしてしまえばそのまま使用できて便利です。
一度にまとめて冷凍してしまうと、解凍した時に使いきらない場合もありますから、使う分を小分けにして冷凍すると良いでしょう。
まとめ
今回は、塩蔵わかめの保存方法や、色の変化について紹介していきました。
この記事をまとめると
- 塩蔵わかめが茶色やピンク色に変色している場合は腐敗している
- 腐ってしまっている場合は臭いや見た目の変化でほとんど気付く
- 保存方法は冷蔵保存や冷凍保存がおススメ
いかがでしたか?塩蔵わかめは長期保存ができて、尚且つわかめらしさを感じられるとても便利な食品です。生わかめと乾燥わかめの中間の役割をしていて、どちらの特徴も持ち合わせていて使いやすいです。
海藻類は栄養も豊富で色々なお料理に使えますから、是非積極的に食卓に登場させてみてくださいね♪
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