にんにくの素揚げを食べ過ぎるとどうなる?いくつまでなら大丈夫?

みなさん、にんにくの素揚げを食べたことはありますか?にんにくは、油で揚げるとじゃがいもみたいにホクホクの食感になり、お酒に合う最高のおつまみになります!また、にんにくには様々な栄養成分が含まれており、美容・健康効果が期待でます。

しかし「美味しくてついつい食べ過ぎてしまう!」「食べ過ぎたらどうなるの?」と食べ過ぎによる影響が気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、

  • にんにくの健康効果
  • にんにくの素揚げを食べ過ぎるとどうなる?
  • にんにくの素揚げを食べ過ぎたときの対処法
  • にんにくの素揚げの正しい食べ方

これらのテーマについてご紹介します!

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にんにくの健康効果

にんにくの素揚げが苦くて臭いけど食べて大丈夫?美味しく食べる方法は?
にんにくは、香りが良く、肉料理や中華料理、和食にもさまざまに使うことができる野菜ですが、実はさまざま健康効果が期待できます!

アリシンとは

料理に入れる味にコクが出てととても美味しいにんにくですが、独特のにおいがありますよね。このにおいの正体は、アリシンという成分です。そして、アリシンには、強い抗菌・殺菌効果があります。また、ニンニクに含まれる化合物には、抗炎症作用もあると言われています。

血液の健康

さらに、にんにく醤油には血糖値を下げる効果があります。血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の量を表す数値です。ニンニクに含まれるアリシンには、血糖値の上昇を抑える効果があります。これは糖尿病の予防にもつながります。

免疫力を高める

ニンニクには、ビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富に含まれており、免疫力を高める効果があります。具体的には、ビタミンB群・ビタミンCなどのビタミン要素と、リン・カリウムなどのミネラルが含まれています。

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にんにくの素揚げを食べ過ぎるとどうなる?

にんにくの素揚げは、健康効果の高いにんにくを手軽に効果的に食べられる方法の1つですが、「美味しくてついつい食べ過ぎてしまう!」「食べ過ぎたらどうなるの?」と食べ過ぎによる影響が気になる方も多いのではないでしょうか?

眠れなくなる

にんにくの素揚げを食べ過ぎると、眠れなくなってしまう可能性があります。というのも、にんにくには、血行を良くしたり発汗を促したりする血行促進効果があるからです。

眠る前は、体温を徐々に下げていくことで質の良い眠りへと繋がっていきます。なので、寝る前ににんにくを食べ過ぎてしまうと、血行が良くなり体温が上がって、なかなか寝付けなくなる状態を引き起こします。

寝る前の食べ過ぎには十分注意しましょう。

胃腸が荒れておならなど

また、にんにくの素揚げの食べ過ぎは、胃腸が荒れて臭いのきついおならが出る原因となるので注意です!

にんにくには、イオウ成分が多く含まれており、分解する際にインドールやスカトールという強烈な悪臭を放つ成分を発生させるため、臭いがきついおならがでる原因となります。

その他、にんにく醤油の食べ過ぎは胃の粘膜や胃壁が荒れる原因となり、ビタミン不足や皮膚の炎症などを引き起こしてしまうこともあります。

貧血

また、にんにくの食べ過ぎは、貧血を引き起こしてしまう恐れがあります。

ニンニクに含まれるアリインを大量に体内で吸収すると、血中の赤血球の大部分を占めるヘモグロビンが減少します。ヘモグロビンが減少すると、血圧低下、貧血、めまい、といった症状を引き起こしてしまう原因に繋がります。

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にんにくの素揚げを食べ過ぎたときの対処法

白湯を飲む


「食べ過ぎた!」と思ったら、まずは白湯を飲みましょう。にんにくに含まれるアリシンは、水溶性の成分なので、水分をとることで体から排出することができます。水でもいいですが、胃腸により優しい白湯がおすすめです。

発酵食品を摂取する

次に、にんにくの素揚げを食べすぎた際には、乳酸菌を多く含むヨーグルトやキムチ、納豆などの発酵食品をとるようにしましょう。腸内細菌のバランスを整え、胃腸への刺激も抑えることができます。

キャベツを食べる

また、にんにくの素揚げを食べ過ぎた際には、キャベツを食べることもおすすめです!キャベツにはビタミンUという成分が含まれており、これは胃腸を守る効果があります。

また、キャベツは水分量が多いので、白湯と同じように体内から早くアリシンを出す手助けをする効果があります。

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にんにくの素揚げの正しい食べ方

にんにく・葉にんにく・行者にんにく・にんにくの芽の違いは?

美味しくて食べられて、健康効果も期待できるにんにくの素揚げですが、食べ過ぎは逆に体に悪いということもわかりました。では、どのように食べると良いのでしょうか。

一日に食べていい量はどのくらい?

にんにくの1日の食べていい量は、個人差もありますが、目安は1日4片までです!これは約20g程度で、小さな子どもや普段にんにくをあまり食べない方は、念のため1日2片までにしておきましょう。

空腹時にいきなり食べない

また、空腹時にいきなり食べないようにしましょう。にんにくに含まれるアリシンには、強い殺菌作用があるので、空腹時にいきなり食べると、胃に負担がかかってしまいます。にんにくの素揚げを食べる場合は、野菜などの前菜を先に食べるなどして、いきなり食べることのないようにしましょう。

たんぱく質が多い食品と一緒に

にんにくの素揚げを食べる際には、肉や魚、乳製品や豆類などのたんぱく質が多い食品と一緒に食べると良いですよ!にんにくに含まれるアリシンは、たんぱく質と結合する性質があるので、一緒に食べることで胃腸への刺激を弱める効果が期待できます。

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まとめ

今回は、にんにくの健康効果、にんにくの素揚げを食べ過ぎた場合の対処法などをご紹介しました。

この記事をまとめると

  • にんにくには、強い抗菌・殺菌効果、血糖値を下げる効果、免疫力を高める効果がある
  • にんにくの素揚げを食べ過ぎると、眠れなくなる胃が荒れる貧血などの原因に
  • 食べ過ぎたら、白湯を飲む発酵食品を食べるキャベツを食べるといい