魚肉ソーセージは妊娠中に食べていい?原材料から影響を考えて解説!

魚肉ソーセージは加熱せずにそのまま食べることができ、その名の通り魚由来の様々な栄養素が含まれているためとても便利です。薄くスライスしてサラダに散らしたり、卵などと炒めてサッと朝食のメインディッシュにすることもできます。

そんな便利な魚肉ソーセージですが、原料に添加物が使用されていることから、妊娠中に食べても大丈夫なのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか?

妊娠中は食べ物や飲み物に制限もあり、もし食べてしまえばおなかの赤ちゃんに何か異常が出る可能性もあります。そこで今回は、

  • 魚肉ソーセージとは
  • 妊娠中に食べて大丈夫
  • 妊娠中の方が魚肉ソーセージを食べるには

これらのテーマで、妊娠中の魚肉ソーセージの影響などについて詳しく解説していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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魚肉ソーセージとは

妊娠中に食べても大丈夫なのか紹介していく前に、まずは魚肉ソーセージとは何か詳しく紹介する必要があります。魚肉ソーセージとは何で作られているのか、添加物は何が使用されているのか紹介していきます。

原材料

魚肉ソーセージの原料は、魚のすり身を中心とし、豚脂、調味料、香辛料、植物性たんぱく質やデンプンなど様々な原料から作られています

魚肉のすり身を特殊加工することで加熱・殺菌し固めます。JAS規格では、魚肉及びくじら肉の含有量が50%以上のソーセージを魚肉ソーセージとしています。

添加物

魚肉ソーセージには様々な添加物も使用されています。酸化防止剤や結着剤、着色料や亜硝酸Naなど商品により様々です。

添加物とのかかわり方は非常に難しい部分でもあり、基本的には普通に食べている分では添加物による体への影響はないと言われています。また、人体に影響がないように基準も作られており、それ以上使用していた場合は違法となります。

しかし食べない方がよいと言われれば、確かに食べない方がよいのですが、添加物を使用しなければ日持ちもしませんし、すぐに美味しくなくなってしまうのです。

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妊娠中に食べて大丈夫

様々な調味料や添加物が含まれていることが分かった魚肉ソーセージですが、妊娠中に食べても大丈夫なのでしょうか?詳しく解説していきます。

大丈夫

妊娠中に魚肉ソーセージを食べることは基本的に可能です。確かに様々な調味料や添加物は含まれていますが、先ほど紹介した通り人体に影響が無いように調節されています

毎日毎食などあまり過剰に食べなければ、基本的には食べても大丈夫です。食べたいのに食べられない!といったストレスの方が逆に悪影響になる可能性もあります。

魚肉ソーセージが好きな方は産婦人科医などに相談し、1日にどれくらい食べても良いのか知り、その量を守って食べれば安心です。

注意点

魚肉ソーセージを食べる際に気を付けて欲しいことは塩分の量です。魚肉ソーセージなどの加工品は塩分が意外に高いのです。妊娠高血圧症候群と呼ばれる病気が有名ですが、妊娠中は様々な要因で病気にかかりやすいのです。

魚肉ソーセージやはんぺん、ちくわなど、魚のすり身を使用した加工品を食べる際は食べ過ぎに注意しましょう。

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妊娠中の方が魚肉ソーセージを食べるには

魚肉ソーセージは旨味も豊富で手軽に食べられるため、食生活に積極的に取り入れているという方も多いでしょう。妊娠中でも魚肉ソーセージを食べる場合はどのようなところに気を付ける必要があるのでしょうか?

無添加を選ぶ

魚肉ソーセージは基本的には添加物や様々な調味料を使って作られる食品ですが、中には無添加を謳って販売している商品もあります。多少価格は高くなりますが、万全を期すためには無添加を選択するのもありでしょう。

塩分の摂りすぎに気を付ける

先ほども少し紹介しましたが、妊娠中は塩分の摂り過ぎに注意が必要です。魚肉ソーセージには100ℊあたり約2ℊの塩分が含まれています。

それに比べて成人女性の必要塩分量は6.5ℊ未満です。妊娠中もそれ以下になるよう意識したい所です。魚肉ソーセージは1本が70ℊ程度ですから、1本当たりに換算すると1.4ℊ程度塩分が含まれていることになります。

その他の食事も加味すると、1日1本かそれ以下に抑えることが望ましいでしょう。1本をサラダや炒め物などで調理して家族みんなで食べたり、魚肉ソーセージを使用した料理を食べる場合は塩分量を抑えるなどの工夫が必要です。

まとめ

今回は、妊娠中煮魚肉ソーセージは食べても大丈夫なのか、魚肉ソーセージとは何か詳しく紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 魚肉ソーセージは様々な調味料や添加物で作られている
  • しかし基本的には体への害が無いように定められた分量以内で製造されている
  • 添加物も気になるが、妊娠中は塩分の摂りすぎにも注意したい所

いかがでしたか?確かに妊娠中はおなかの赤ちゃんのこともありますから、様々な添加物が気になってしまうのは仕方のないことです。もしものことがあればと考えれば怖くなることも当然です。

ご自分の体と相談し、添加物の使用されていない商品を購入する、食べる量をコントロールする、違うものを食べて発散するなど最良の道を選びましょう。迷っている場合はかかりつけの産婦人科医からアドバイスをもらうと良いでしょう。

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