キャベツの千切りで食中毒になる?生野菜は危険?食あたりのピークは? |

スーパーやコンビニなどに売っているキャベツの千切りってとても便利な食材で、洗わずそのまま食べられるのが良いですよね！

それでいてサラダにしても良い、お好み焼きに入れても良い、酢のものにしても良いなど様々な使い方ができてとても便利です。

そんなキャベツの千切りですが、実は食中毒を引き起こすリスクがあるということを知っていますか？

今回の記事では、

キャベツの千切りで食中毒になるの？
生野菜のリスク
食中毒を防ぐには
千切りキャベツの加熱調理レシピ

これらについて解説していきたいと思います。

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1 キャベツの千切りで食中毒になるの？
- 1.1 生野菜による食中毒の原因
2 生野菜での食中毒を防ぐには
- 2.1 食べる前に手指衛生を徹底しよう
- 2.2 食中毒は加熱すればリスクが低くなる
3 キャベツの千切りを加熱して食べるおすすめレシピ！
- 3.1 定番のお好み焼き！
- 3.2 無限キャベツ
4 まとめ

キャベツの千切りで食中毒になるの？

普段何気なく食べているキャベツの千切りなどの生野菜は、体に良いイメージがありますよね！煮込んだり、加熱することで様々な栄養が壊れてしまうという事がわかっているため、食材が持つ栄養価をダイレクトに摂取できる素晴らしい食べ方です。

そんな調理せずに生野菜をそのまま食べる食べ方にも、実は食中毒の危険性があるのをご存じですか？では次はどんな食中毒を引き起こす可能性があるのかを解説していきます。

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生野菜による食中毒の原因

キャベツの千切りなどの生野菜による食中毒のなかで一番多い原因は「ノロウイルス」です。2016年の4月に社員食堂のサラダバーの生野菜が原因でノロウイルスの集団食中毒が生じた事例もあります。

生野菜の怖い所は加熱手順がないので、どこかからノロウイルスが付着したとしても殺菌することができない点です。ノロウイルスは目には見えませんし、どの場所で付着してもおかしくないくらい、私たちの身近に存在します。

調理者の手指、カットしてから保存しておく場所、盛り付ける容器、提供時、食べる人の手指など、どんな場所でも感染するおそれがあるので意外と生野菜は食中毒のリスクが高い食品であることがわかります。

ちなみに食中毒の発生データで生野菜が原因の食中毒原因物質は以下のようになっています。

ノロウイルス：41.7％
サルモネラ菌：25.0％
その他のウイルス16.7％
腸管出血性大腸菌：8.3％
植物性自然毒：8.3％

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生野菜での食中毒を防ぐには

生野菜はこのように意外と食中毒のリスクが高い食品ではありますが、非常に栄養価に優れている食品でもあります。なので一概にすべて食べてはいけないということは決して言えません。

次はキャベツの千切りのような生野菜を食べるときに、どういった点に気を付ければよいのかについて対策を解説していきます。

食べる前に手指衛生を徹底しよう

食中毒が発生する場所で多いのが「飲食店」「会社」「病院」です。まずはこういった自宅以外で生野菜を食べるときというのは「手指衛生を徹底」するようにしましょう。もちろん自宅で生野菜を食べる時も衛生面はかなり気を付ける必要がありますが、どうしても外食になると手指衛生を怠ってしまうケースが多くなります。

ノロウイルスの場合は手指衛生か野菜や食器自体を次亜塩素酸ナトリウム水溶液で消毒することが徹底されています。提供する側でなく、食べる側だとしてもお店や会社、病院などに設置されている消毒液でしっかりと手指を消毒してから食べるようにしましょう。