ヤングコーンはシャキシャキ食感が美味しい小さなとうもろこしですが、使いかけの水煮はどのように保存すれば良いのでしょうか?。今回は、
- ヤングコーンの特徴・旬・食べ方
- 賞味期限はどれくらい?<未開封・開封後>
- 腐るとどうなる?期限切れはいつまでOK?
- ヤングコーンの水煮の保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
ヤングコーンとはどんなとうもろこし?
ヤングコーンは、『ベビーコーン』とも呼ばれるトウモロコシを早採りしたものです。大きく成長すると一般的なトウモロコシになりますが、完全に大きくなる前に採ったものをヤングコーンと言います。
長さ10cmほどで柔らかく、栄養成分がギュッと凝縮しているのが特徴です。旬の時期である4〜7月であれば生のヤングコーンも出回りますが、水煮として缶詰やパックの状態で販売されていることが多いです。
詳しくはこの記事をチェック!
そのまま食べられる?洗う?
ヤングコーンは水煮として販売されていることが多いですが、そのまま食べることができます◎ 煮てあるので加熱されており、シャキシャキ食感はしていますがしっかり火は通っています。
また、“水煮は洗う?洗わない?”と疑問に思う方もいるようですが、 洗わなくてもそのまま食べることができます。
スポンサードリンク
栄養成分
ヤングコーンは若いうちに収穫したとうもろこしなので、栄養成分はギュッと凝縮されています。主な栄養素には、食物繊維、ビタミンB1・B2、ビタミンE、カリウム、葉酸などが含まれています。
大人のとうもろこしよりも低カロリーなので、高栄養でヘルシーな野菜です。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
ヤングコーンの水煮の日持ちはどれくらい?
ヤングコーンの水煮の日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…未開封:約3ヶ月 / 開封後:常温NG!
- 冷蔵保存…3〜4日(開封後)
- 冷凍保存…2〜3ヶ月
ヤングコーンの水煮は市販の未開封であれば常温保存も可能ですが、一度開封したものや家庭で茹でたものは常温ではなく冷蔵で保存します。また、ヤングコーンの水煮は冷凍することで2〜3ヶ月日持ちさせることができます。
賞味期限切れはいつまで食べられる?
賞味期限切れのヤングコーンは、 未開封であれば1〜2週間過ぎていても食べられることが多い です。しかし、保存方法が良くないと未開封でも中身が腐ってしまうこともあるので注意しましょう。
開封後は腐りやすいので、1週間近くなったもは食べられるかどうかよく見分けるようにしましょう。
スポンサードリンク
ヤングコーンの水煮は腐るとどうなる?
ヤングコーンの水煮は腐るとどうなるのでしょうか?腐ったヤングコーンの水煮の特徴を確認してみましょう。
- 表面がぬるぬるし滑り気がある
- 腐敗臭がする
- 白っぽい汁が出ている
ヤングコーンは傷んでくると 表面がぬるぬるして滑り気 が出ていきます。 白っぽい色の汁が出てきたり、 酷い場合には腐った臭いを発します。
ヤングコーンの水煮が腐る原因
ヤングコーンの水煮が腐りやすくなる原因を2つ見てみましょう。
❶ 常温で保存している
❷ 開封後も水に浸けた状態で保存している
開封したヤングコーンの水煮は、常温保存は禁物です。常温で置いておくと傷みやすく、時間が経つと変な臭いがして腐ってしまいます。
また、水煮なので水に浸かった状態で販売されていますが、開封後そのまま水に浸けておくと雑菌が繁殖しやすいです。では、どのように保存すると長持ちするのでしょうか?
ヤングコーンの水煮の保存方法
ヤングコーンの水煮の常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存
ヤングコーンの水煮は市販のもので未開封であれば常温保存OKです。ですが、一度開封したものや家庭で茹でたものの常温保存はNGです!傷みやすいので冷蔵または冷凍保存が必須となります。
冷蔵保存
ヤングコーンの水煮は水に浸かっているのが基本ですが、保存する場合は水から出しておきましょう。水が腐敗すると豆まで腐ってしまいます。
- ヤングコーンの水分をよく切る
- タッパーなどの保存容器に入れる
冷凍保存
ヤングコーンの水煮を長期保存したい時は、冷凍保存も可能です。冷凍すれば2〜3ヶ月日持ちさせることができます。
- 水気をしっかり拭き取る
- ヤングコーンを小分けにしてラップに包む
- 密閉袋に入れて冷凍庫へ入れる
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- ヤングコーンの水煮の日持ち日数は、常温:未開封→約3ヶ月 / 開封後→NG
- 冷蔵:3〜4日 / 冷凍:2〜3ヶ月
- 開封後は必ず冷蔵・冷凍保存を
ヤングコーンは食物繊維が豊富で栄養価も高い食材なので、上手く保存して食事に取り入れてみてくださいね♩
スポンサードリンク