味噌汁や煮物、いなり寿司などさまざまな料理に活用できる油揚げ。年中低価格で手に入る手軽さも相まって大人気の食材です。そんな油揚げについて詳しく知っていますか？今回は
- 油揚げとは？
- その栄養素、効果効能について
- 油揚げの保存方法、保存期間は？
- 腐るとどうなる？
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目次
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油揚げってどんな食材？
まずは、油揚げとはどんな食材なのか説明します。
特徴
風味やコクがあり、料理にうま味をプラスしてくれる油揚げ。
出汁をたっぷり含んだ煮物や油揚げを甘辛く味付けしたいなり寿司、香ばしくカリッと焼いたものもおいしいですよね。
油揚げの起源は、お坊さんが肉の代用として食べたものだそうです。
いろいろな料理に使えて便利な油揚げは、おいしいだけでなく安定した低価格も人気の理由です。
スーパーなどでは様々なサイズの油揚げが販売されています。好みや用途に合わせて選べるのも便利ですね。
栄養
油揚げは豆腐を薄切りにして水分を抜き、油で揚げて作られています。
油で揚げているぶん豆腐よりもカロリーは高くなりますが、栄養素は豆腐と同じです。
植物性たんぱく質や大豆イソフラボン、大豆サポニンなど大豆特有の栄養素が豊富に含まれています。
またカルシウムも豊富なため、骨粗しょう症予防のためにもぜひ取り入れたい食品です。
効果・効能
大豆イソフラボンはポリフェノールの一種で、女性ホルモンのエストロゲンに似たはたらきをします。
女性ホルモンは健康な体作りには欠かせないもので、ハリのある肌を作ったり、骨粗しょう症の予防にも役立つと言われています。
大豆サポニンもポリフェノールの一種であり、強い抗酸化作用があります。
これは悪玉コレステロールを抑えたり、動脈硬化の予防にも効果が期待できます。またコレステロールや中性脂肪を下げるはたらきも。
リンは、カルシウムと結合して骨や歯を作る主材料となる栄養素です。また細胞膜やDNAを作るのにも不可欠です。
健康な骨を作るために欠かせないマグネシウムには、筋肉のはたらきを調整する役割もあります。
さらには体内の酵素のはたらきを助け、エネルギー生産にも深く関わっているのです。
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油揚げの保存期間は？
油揚げはどれくらい日持ちがするものなのでしょうか。正しい保存方法もご紹介します。
保存期間・消費期限
油揚げの期限は冷蔵保存でおよそ3～5日と、比較的短い食品です。ただし期限を数日過ぎているくらいなら、食べられることの方が多いです。
見た目やにおいをチェックして問題がなければ、油抜きをしてしっかり火を通してから自己責任で食べるようにしましょう。
保存方法
油揚げは冷蔵庫での保存が適しています。常温では劣化が早まってしまうため、避けましょう。
冷蔵保存は必ず未開封の状態で。基本的には使い切りサイズなので、開封したら使い切ってください。
万が一使い切れずに残ってしまった場合には、早めに冷凍保存するのがおすすめです。
油揚げは冷凍しても食感が変わりにくいため、冷凍保存にとても適した食材なのです。
カットせずに1枚丸ごとの状態で冷凍してもいいですし、細切りにしておけば凍ったまま料理に加えられて便利です。
ただし冷凍していても油の酸化は進むので、冷凍前に油抜きをしておくのがベストです。
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油揚げが傷むとどうなるの？
そんな油揚げが傷むとどうなるか知っていますか？油揚げは足が早い食材なので、意外と傷みやすいのです。順番に見ていきましょう。
腐るとこうなる
油揚げは豆腐を揚げたものなので、油が酸化して腐りやすい食品です。
ですが賞味期限が切れたからと言って捨ててしまうのはもったいないですよね。その場合にチェックすべき点があります。
- 酸っぱいにおい
- 表面にぬめりがある
- 未開封の袋が膨れている
- 黒いカビのようなものが付いている
これらの状態に至っていれば、残念ですが諦めて破棄しましょう。
やはり期限を確認したうえで、購入したらすぐに調理をすることが一番大切です。
食中毒の危険性も
上記のような状態に気付かずに食べてしまった場合、食中毒を引き起こす危険性があります。
食中毒の症状の多くは腹痛や下痢、嘔吐などです。おかしいと感じたら早めに医療機関を受診するようにしましょう。
酸化した油は危険
油の酸化は、空気に触れたり光や熱にあたったりすることで起こります。
酸化した油は料理の風味を損なうだけでなく、健康に害を及ぼす可能性もあるのです。
油の酸化が原因で腹痛を起こしたり胸やけがするなどの症状は、比較的頻繁に起こりえます。
ひどいときには食中毒症状を引き起こすことも。また多量に摂取すれば内臓への負担も大きくなります。
油揚げに限らず、酸化した油の摂取には注意が必要なのです。
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まとめ
油揚げは様々な料理に使えて、それだけで風味やうま味をプラスしてくれるので、とても便利な食材です。
この記事をまとめると
- 油揚げは栄養素が豊富で、健康な体作りには欠かせない食材
- 年中低価格で簡単に手に入るので、とても取り入れやすい
- 迷ったら冷凍保存を！傷みにくく凍ったまま使えて便利
炊き込みご飯や煮物には欠かせないですし、油揚げを入れただけで出汁がでるのは素晴らしく重宝しますよね。
ぜひ毎日の食事に油揚げを取り入れてみてください。健康にも効果があり、いいこと尽くしですよ。
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