みなさん、じゃがいもをどのように調理していますか?いろいろなお料理に使えるじゃがいもは、下処理方法や切り方もいくつか種類があります。
私は学生時代、よくすり下ろしていも餅を作っていましたが、大人になってからはコロンとした形を活かして煮物に使うことが増えました。手に入れやすい野菜ですし、バリエーションがあると重宝しますよね。
今回は、じゃがいもの時短になる下処理や5つの切り方についてご紹介します。
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目次
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じゃがいもの下処理方法
まずはじゃがいもの下処理方法です。皮むき、面取り、芽かきの順にみていきましょう。
皮をむく
皮ごといただくお料理もありますが、今回は皮をむいて調理するものとしてご紹介します。
1.皮をむく前にレンジであたためる
皮をむき始める前に、電子レンジであたためる方法があります。レンジで加熱することで中にも火が通るほか、加熱後は皮がつるんとむけるので時間短縮になります。
まず、じゃがいもを軽く水で濡らしてラップに包みます。ラップが無い方は濡らしたキッチンペーパーでも代用可能です。耐熱用のお皿にのせて600wで6分ほど加熱します。
加熱後は布に3分包んで蒸らし、3分経ったら手で皮をむきます。蒸らしながら熱を通したことで皮が綺麗にむけるのですが、とても熱いので火傷しないよう気を付けてください!
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2.ピーラーを使う
こちらは定番の皮むき方法なのではないかと思います。じゃがいもを洗ったらピーラーで皮をむきます。ピーラーはニンジンなど他の野菜にも使えるので、家に1つあると便利なアイテムですよね。
3.皮むき器を使う
電動の皮むき器があることをご存知ですか?じゃがいもをセットし、スイッチを押すと電動で皮をむいてくれる機械があるんです。
こちらは他の野菜やりんごなどの果物にも使うことができ、ネットでも販売されています。お値段は張りますが、皮を自分でむくのは面倒!という方には良いアイテムかもしれません。
面取り
皮をむき調理するサイズに切った後は面取りです。面取りとは、煮崩れを防ぐために輪切り・角切り・乱切り・一口大などにした野菜の角を取ることをいいます。
カレー作りの際、煮ている間にじゃがいもがいなくなっていた経験はありませんか?煮崩れ防止の面取りは、包丁で丁寧に角を削るように切っていきます。この一手間で、より美味しく綺麗な料理に仕上がります。
芽かき
じゃがいもの芽には毒素が含まれています。敵から身を守るための有害毒素と言われていますが、人体への影響もありますので芽は取りましょう。上面がクレーターのようにデコボコしてしまいますが、包丁の角を使ってくり抜くように取り除きましょう。
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じゃがいもの基本的な切り方5種類
では、じゃいがいもの主な切り方についてみてみましょう。料理によって切り方を変え、様々な使い方ができるのがじゃがいもの魅力です。何種類試したことがありますか?
1.千切り
まな板の上に乗せたら、端から2〜3mmほどの薄切りにします。全て切り終えたら少しずつずらして重ねるように並べ、端からまた2〜3mmほどに切っていきます。千切りにしたじゃがいもは、炒めものや、溶き卵と和えて焼くガレットに使いやすいです。
1-1.スライサーを使う
包丁で薄切りにするのが苦手な方は、スライサーを活用してみてください。じゃがいもと水平にしてスライスすれば、簡単に薄切りできるので、時短重視の際にも役立ちます。
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2.くし切り
くし切りは、フライドポテトの形でよく見る切り方です。縦半分に切ったら、切り口を下にして同じ幅で放射状に切っていきます。中サイズのじゃがいもの場合、1個で12カットほどできます。 くし切りにしたじゃがいもを油で揚げ、ローズマリーや感想バジルと合わせれば、ハーブ香るフライドポテトが作れますよ。
3.乱切り
お次は乱切りです。くるくると回しながら切ることで断面が大きくなり、火の通りが早く、味がしみ込みやすくなるので煮物や汁物に重宝します。いも特有のホクホク感が一番味わえる切り方です。 茹でて水を切り、塩胡椒を振り蓋を閉めて軽くふれば、あっという間に粉ふきいもができます。
4.細切り
細切りは千切りよりも太めに切る方法で、太い分、より食感を出すことができます。千切りと同じ切り方で、3〜5mmほどの幅に切ります。 炒めてサラダに活用したり、明太子と和えれば簡単なおつまみの完成です。くし切りや乱切りよりも火の通りが早いので、ササッと調理したい時におすすめの切り方です。
5.角切り
最後に角切りで、3cm角に切る切り方です。サイコロのようにころころとしたフォルムは、同じサイズに切った他の野菜と合わせて炒めものや味噌汁に向いています。切り方の大きさで呼び方は変わり、1cm角だとさいの目切り、5mm角はあられ切りと言います。
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まとめ
じゃがいもの下処理や基本的な切り方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ご自身で試したことのある切り方はいくつありましたか?切り方によって向いている料理が異なるので、たくさんのバリエーションがありますね。 じゃがいもが主役の料理も脇役の料理も、切り方を楽しみながら作ってみてください。
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