「えごまの醤油漬け」はえごまの葉を食べるのにオススメな方法の一つですが、どのくらい日持ちするか知っていますか?冷蔵保存が基本ですが、作ってからどのくらいの日数美味しく食べられるのでしょうか?今回は、
- えごまの醤油漬けの日持ち
- えごまの効果・効能
- 腐るとどうなる?
- えごまの醤油漬けの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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えごまの醤油漬けとは?
えごまの醤油漬けは、名前の通りえごまの葉を醤油に漬けた料理です。醤油味がえごまに染み込み、ご飯を巻いて食べたりそのまま食べることができます。
えごまは油にも加工されていますが、栄養価が高く体に良いものとして注目されています。
詳しくはこの記事をチェック!
えごま油とは?
えごま(荏胡麻)油は、シソ科の植物の種からとった油です。福島会津地方では「食べると10年長く生きる」と言われていることから、別名「ジュウネン」と言います。
下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
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えごまに含まれる栄養素
えごま油はビタミンK、ビタミンE、オレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸をはじめごまで有名な栄養成分であるセサミンを含んでいます。
不飽和脂肪酸が多く含まれているため、コレステロール値の低下や血管強化にも効果があります。
- ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。細菌の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
- オレイン酸:オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。
- α-リノレン酸:α-リノレン酸は、人間の体内で合成することが出来ない必須脂肪酸の一つで、必ず食事で摂取する必要がある脂肪酸です。体内の代謝によってDHAやEPAに変換されます。α-リノレン酸自体も、血液中の過剰にある脂質を減らし、血液疾患の予防効果がある脂肪酸です。
効果・効能
えごま油に含まれる不飽和脂肪酸には、生活習慣病予防や色々な効果があります。
- アンチエイジング効果
- コレステロールの低下
- ガン予防
- 白髪改善
- 髪にハリやコシを持たせる
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えごまの醤油漬けの日持ち
えごまの醤油漬けの日持ち日数の目安は、冷蔵で下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…約1ヶ月
えごまの醤油漬けは、冷蔵で約1ヶ月日持ちします。常温保存は傷みやすいのでNGです。また、冷凍すると葉の細胞が壊れるため、変色して黒くなったりしなしなになる原因となるのでNGです。
えごまの葉そのものの日持ちは約2日と短いので、すぐに食べない時や沢山買って消費しきれない時は醤油漬けがオススメですよ。長く持たせる保存方法については、記事の後半で紹介しています。
えごまの醤油漬けは腐るとどうなる?
えごまの醤油漬けは腐るとどうなるのでしょうか?作り置きとして冷蔵保存していると、腐ってしまうこともあります。腐ったえごまの醤油漬けの特徴を確認してみましょう。
- 醤油が白っぽく濁る
- えごまの葉が黒く変色する
- 腐敗臭や酸っぱい臭いがする
えごまの醤油漬けは、あまりにも長期保存したり保存状態が悪いとこのような状態になることがあります。えごまを漬ける前に洗った時の水分が残っていると傷みやすく、その水分が腐敗の原因となります。では、どのように保存するのが良いのでしょうか?
えごまの醤油漬けを長持ちさせる保存方法
えごまの醤油漬けの保存方法は、下記になります。常温保存や冷凍保存だとすぐに傷んでしまうので、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
保存方法
えごまの醤油漬けは、冷蔵保存で約1ヶ月日持ちします。できるだけ状態よく保存する際のポイントはこちらです。
- えごま洗った後、ペーパーでしっかり水気を切る
- 乾燥しないよう密閉できる容器に入れる
- 取り出す時は清潔で乾いた箸を使う
- えごまがしっかり醤油に漬かるように入れる
作る時のポイントとして、「えごまの水分をしっかり切る」のが重要となります。水気は腐敗の原因となる他、味が薄くなってしまうのでキッチンペーパーなどでしっかり水気を切りましょう。
また、冷蔵庫内は乾燥しやすいので、密閉できる容器に入れたりラップをして乾燥対策をしましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- えごまの醤油漬けの日持ち日数は、冷蔵:約1ヶ月
- 冷凍保存や常温保存はNG!冷凍すると黒く変色し味も落ちる
- 長持ちさせるコツは、えごまの水気をしっかり切ること!
えごまの醤油漬けは常備菜として非常に重宝するので、ぜひ作り置きの一品に加えてみてくださいね。ご飯と一緒に食べるのはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりですよ。
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