カット野菜を食べると下痢・腹痛に?製造方法や安全性や栄養成分、レシピも

最近ではスーパーやコンビニで手軽に手に入るカット野菜。一度に使い切れる量の小分け包装になっているため、一人暮らしをしている方や主婦の方にとっても心強い商品ですよね。

そんなカット野菜はどのように製造され、栄養効果があるのか気になりませんか?そこで今回は、

  • カット野菜って?
  • カット野菜を食べると下痢をする?
  • カット野菜を食べる

これらのテーマについて紹介いたします。



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カット野菜って何?





カット野菜は名前の通り、製造工程でカットされ販売されている商品のことを言います。
スーパーの場合、野菜本来の形で販売されている野菜とは別に、野菜の冷蔵コーナーに置いてある場合が多いです。キャベツの千切りやカットレタスなど、一度は目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?最近では料理の用途ごとに、様々な種類の野菜が入ったカット野菜も増えています。野菜をカットする工程は、料理をする際に最も労力を必要とする作業でもありますよね。カット野菜を使えば時間短縮にもなりますよ。

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カット野菜とは

添え物やお好み焼き、野菜炒めなど様々な用途に使えるのがカット野菜です。千切り方サラダ用に食べやすい大きさにカットされたものまで様々な種類があります。製造工程で洗浄されているため、ほとんどの商品は食べる際に洗浄する必要がありません。そのまま食べることができるので、野菜を切る手間が省けて便利なんです。

カット野菜が人気の理由

  • 買いやすさ:多くのスーパーやコンビニで売っているため手に入りやすい
  • 手軽な値段:1袋あたり100円前後で販売されている
  • バリエーションが豊富:様々な切り方、野菜の種類を選ぶことができる
  • 料理のアレンジがしやすい:炒め物、汁物などどの料理にも合わせやすい

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カット野菜を食べると下痢をする?





カット野菜を食べたからといって、下痢・腹痛を引き起こす訳ではありません。
しかしサラダや生野菜には、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌等の感染症により、下痢・腹痛を引き起こす可能性があります。

また多くの野菜には食物繊維が含まれているため、一度に食べ過ぎれば消化不良を起こし、下痢になる可能性があります。適量を守って食べるようにしてくださいね。

製造方法

基本的には、洗浄→大きくカット→洗浄→さらに細かくカット→殺菌→洗浄→水切り→個包装という手順で製造されています。

次亜塩素酸ナトリウムでの殺菌がかえって危険な可能性も

一般的に販売されている野菜とは違い、安全のために製造工程には必ず殺菌の工程が入ります。

その際に「次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素系殺菌剤)」という殺菌剤を使用することで、野菜に付着した微生物や菌を除去します。

殺菌剤と聞くと健康被害が気になるところですが、食品衛生法で定められた消毒剤で消毒・殺菌されているので安心ですよ。

カット野菜の安全性や栄養成分

国で定められた殺菌剤を使用し、統一された方法で消毒・洗浄が行われているため、安全に食べることができますよ。

またカット・洗浄する工程で、水溶性ビタミン(ビタミンC、ビタミンB1、B2等)は水に溶けて流失してしまいます。これはカット野菜だけではなく、調理する食材全てに言えることです。

カット野菜だからといって、過度に栄養素が流れ出てしまうというわけではありませんよ。

保存と調理に注意して安全に

カット野菜の日持ちは野菜にもよりますが、購入後未開封の状態で3〜4日程度です。

カット野菜は製造工程でカットされているため、傷みやすいのが特徴です。購入後はなるべく早く食べ切ることをおすすめします。

また購入時には、パッケージの消費期限をきちんと確認して、購入するようにしましょう。

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カット野菜を食べる




カット野菜を使って簡単に作れるおすすめレシピを3つ紹介したいと思います。

おすすめレシピ

  • 盛るだけ簡単サラダ

    千切りキャベツやカットサラダを混ぜ合わせて盛るだけの簡単サラダ。お肉やツナなどの具材を加えれば、ボリューム満点のサラダになります。ドレッシングを変えれば何十通りも楽しめるので、おすすめの簡単メニューです。
  • 野菜炒め

    もやし、にら、にんじん、玉ねぎなど、様々な種類の野菜が入ったカット野菜も使えば、調理時間が格段に速くなります。副菜としていつでも簡単に作ることができますよ。
  • メンチカツ

    市販の千切りキャベツを使って、簡単にメンチカツの具を作ることができます。カット野菜でも野菜本来のシャキッとした食感が楽しめますよ。

最近はカットフルーツも

カットサラダ同様、カットフルーツを見かける機会も増えたのではないでしょうか?

マンゴーや白桃、みかんなど缶詰フルーツのように液体と一緒に入っているものから、りんごなどカットした状態で包装されているものまで、いろいろな種類の商品が発売されています。

仕事の日の昼食に、ヘルシーなデザートとして人気があるようです。

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まとめ

「カット野菜を食べると下痢・腹痛に?製造方法や安全性や栄養成分、レシピも」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • カット野菜はどんな調理法にも合うため料理のバリエーションは無限大
  • カット野菜を使えば日々の料理の時間短縮になる
  • カット野菜を食べたからといって下痢や腹痛を起こす可能性は低い
  • 国の規定に沿って製造されているため危険な商品ではない

カット野菜は自分で切る手間が省ける役立ち商品です。日々の食卓にもう一品欲しい時など、カット野菜を使えば調理もあっという間にできてしまいますよ。皆さんも是非一度試してみてはいかがでしょうか?

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