ネギで食中毒が起きる原因はなに?予防法や対策などはある?

様々な料理に使えるネギは常備しておきたい万能野菜のひとつですよね。買ってきてもなかなか使い切れず、保存方法に困ることもあるのではないでしょうか。腐ったネギを食べると食中毒の原因にもなってしまうので、予防のためにも適切にに保存することが重要です。この記事では

  • ネギで食中毒が起きる原因
  • 食中毒を防ぐには
  • 食べてはいけないねぎの特徴
  • ネギを長持ちさせる方法
これらのテーマについて紹介いたします。

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ネギで食中毒が起きる原因

ネギが原因で食中毒が起きる可能性があることをご存じですか?食中毒を防ぐためには、調理する前に傷んでいないか確認する必要があります。少しでもいつもと違う、怪しいと感じたら食べないようにしましょう。

腐っている

腐ったネギを食べてしまった場合、嘔吐や下痢、腹痛のような症状が出る恐れがあります。ネギは約1週間ほどで傷んでしまうため、食べる前には腐っていないか十分に確認することが大切です。

ウイルスや細菌が付着してる

稀にネギに付着していたウイルスや細菌が食中毒を引き起こす原因となる場合があります。野菜を食べる前には必ず流水で丁寧に洗いましょう。

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食中毒を防ぐには

食中毒を防ぐには、

  • 細菌やウィルスを食べ物に「付けない」
  • 食べ物に付着した細菌やウィルスを「増やさない」
  • 食べ物や調理器具に付着した細菌やウィルスを「やっつける」

3つの原則が重要です。食材は加熱して細菌等を殺菌し、適切に保存して鮮度を保つようにしましょう。

(参考:厚生労働省)

加熱する

料理は調理用具や食器、手を清潔にしてから始めましょう。食中毒菌を殺菌するためにも食品は十分に加熱することが大切です。食品の中心部の温度は75℃で1分間以上の加熱が目安になります。調理を途中でやめてそのままにすると細菌がついたり増えたりする原因になるので、中断するときは必ず冷蔵庫に入れましょう。

食材を新鮮に保つ

食材を購入した後は、冷蔵・冷凍が必要な場合はすぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れます。詰め込みすぎず、庫内は7割ほどにとどめましょう。冷蔵庫の温度は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下が目安です。また、残った食品を保存する場合は綺麗な保存容器に小分けして、早めに冷蔵庫へ入れます。再び食べる際は75℃以上で十分に加熱しましょう。時間が経過し過ぎたものは無理に食べず処分しましょう。

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食べてはいけないねぎの特徴

ねぎは傷んだり腐ったりするとどのように変化するのでしょうか。ここでは、食べてはいけないねぎの特徴について紹介します。

見た目の特徴

ねぎは腐ると水分が出てきて、水っぽくなったりぬめりを感じたりします。水が漏れ出したねぎは無理に食べないようにしましょう。また、ドロドロに柔らかくとけてしまった状態も腐っているサインです。ひどいにおいもするので、腐っているのがすぐわかります。雑菌が繁殖しているので、食べてしまうと下痢や嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。食べずに処分しましょう。

匂いの特徴

ねぎには独特の匂いがありますが、腐るとひどく不快な匂いがします。刺激臭が強いので、他の食品に匂いがうつってしまう恐れもあります。早めに処分するようにしましょう。

味の特徴

腐ったねぎは吐き気を感じ、飲み込めないほどまずくなります。味を確かめる前に、口に入れることがためらわれるほどになります。無理に食べようとはせず、捨てるようにしましょう。

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ネギを長持ちさせる方法

 

ネギは高い温度と湿気が苦手です。また、ネギの栄養素は水に溶けやすい性質があります。乾燥しない程度の水分は必要なので、水に浸すことは避けましょう。次にネギを長持ちさせる方法をご紹介します。

常温の場合

根に土のついたネギは常温保存が可能です。新聞紙に包んで直射日光が当たらない場所に立てておけば、約1か月程度保存することができます。ただし、食べる前には傷んでいないかどうかしっかりチェックしましょう。洗ってあるネギの場合も新聞紙で包み、直射日光が当たらない通気性の良い場所に立てて保存します。保存期間は約1週間ほど。ネギは0℃から5℃が適した温度のため、夏場は保存には不向きです。

冷蔵の場合

スーパーなどで購入した洗ってあるネギは冷蔵保存するようにしましょう。

  • ビニール袋に入っている時は袋から出し、新聞紙で包んでから冷蔵庫で保存する
  • ネギが長すぎる場合は洗ってから根元の成長点を切り落とし、青い部分と白の部分を分けるように切る

    さらに白い部分を2〜3等分に切る。
  • 青い部分と白い部分それぞれを軽く濡らしたキッチンペーパーで包んでからジッパーつき保存袋に入れ、冷蔵室または野菜室に立てて保存する

約1週間ほど保存することができます。

ネギを小口切りや斜め切りにしてから冷蔵することもできます。タッパーにキッチンペーパーを敷き、その上に切ったネギを入れて保存します。キッチンペーパーがネギから出た水分を吸い取ってくれるので、2日に1回はペーパーを取り替えるようにしましょう。

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冷凍の場合

ネギは冷凍保存にも向いていて、約1か月ほど保存できます。

    • ネギを洗ってしっかり水分を拭き取る
    • ジッパー付き袋に入るくらいの大きさに切る
    • 袋に入れ、空気を抜きながら封を閉じる
    • 冷凍庫で保存する
刻んだネギも冷凍することができます。袋に入れて冷凍するとくっついてまとまってしまうため、1時間おきに袋を軽く振っておきます。これでくっつくことなくパラパラになります。

まとめ

ネギの食中毒や予防法をテーマに紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • ネギで食中毒が起きる原因は、腐ったネギを食べたか、ネギにウイルスや細菌が付着していたかが考えられる
  • 食中毒を防ぐには食材をしっかり加熱してから食べる、食材を新鮮に保つよう適切に保存する
  • 食べてはいけないねぎの特徴は、見た目、匂い、味で判断する
  • ネギは常温、冷蔵、冷凍で長持ちさせることができる

毎日の食事に役立つネギを美味しく食べるには、腐らせないよう適切に保存することが大切です。食中毒を防ぐためにも、怪しいなと思ったネギは無理して食べず、処分しましょう。

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