赤ちゃんの下痢が続くと心配ですよね。「下痢の原因は何なんだろう?」と悩んでしまいますよね。粉ミルクが原因で下痢をしてしまうこともあるということはご存知でしたか?
粉ミルクが原因で下痢をしてしまった時の対処はどうしたらよいのでしょうか?
今回は
- 粉ミルク「はいはい」とはどんな商品?
- はいはいを飲んで下痢をした!
- はいはいは飲むと太る?
これらのテーマでご紹介いたします。
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目次
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粉ミルク「はいはい」とはどんな商品?
特徴
粉ミルク「はいはい」は和光堂レーベンスミルクさんより販売されている粉ミルクです。「はいはい」の最大の特徴と言えば、なんといっても 母乳に近い成分バランスで作られている ということです。
粉ミルク「はいはい」の価格は、他のミルクに比べると比較的安価であり、家計に優しくもあります。
栄養成分
粉ミルク「はいはい」は、免疫効果があり栄養成分としても非常に大事な役割を果たしているラクトフェリンの配合を行います。
そして、たんぱく質を適切な量にすることで 母乳本来の栄養成分に近づけている粉ミルク といえます。
また、粉ミルク「はいはい」は、5種類のヌクレオチドとDHAを絶妙なバランスで調整しています。
さらに母乳に近づけるため、乳糖とガラクトオリゴ糖を母乳の糖組織をもとに配合することで、より母乳に近い粉ミルクとして作られています。
味は甘い?
甘すぎないといったことから母乳にミルクを足す「混合栄養」としても使用できるのも特徴の一つと言えるでしょう。
母乳を与えたいけど、母乳の出が良くないお母さんには嬉しい粉ミルクとなっています。
口コミ
粉ミルク「はいはい」は、ミルクの溶け具合についてはあまり良くないという評判があります。ミルクを作るときには、他のミルクに比べると一手間掛かってしまう印象があります。
多くの赤ちゃんが 下痢をした という口コミもあります。
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はいはいを飲んで下痢をした!
原因
粉ミルク「はいはい」は、14度と国産ミルクの中では糖度が一番高いのが特徴です。
粉ミルクで 赤ちゃんの便が柔らかくなる原因と、ミルクの糖度との関係があり 、粉ミルクの糖度が高いと下痢をしやすくなるのです。
赤ちゃんの腸内は浸透圧の高い物や低い物が入ってくると、体の浸透圧と平均化しようとする活動が始まります。
そのため、浸透圧の高い粉ミルクの場合は浸透圧を低くするために体から水分が腸内へ移動し便がゆるくなって下痢を起こしやすくなります。
「浸透性の高い粉ミルク」とは「糖度の高いミルク」と同じ意味です。粉ミルクの濃度が高くなると浸透圧も高くなるため下痢をおこしやすくなるということでなんすね。
参考までに他のミルクと糖度を比較したものは以下の通りです。
品名 | 糖度 |
和光堂レーベンスミルク はいはい | 14度 |
明治 ほほえみ | 14度 |
雪印メグミルク ぴゅあ | 10度 |
江崎グリコ アイクレオバランスミルク | 10度 |
森永乳業 E赤ちゃん | 9度 |
対処法はある?
浸透性の高い粉ミルクは下痢をおこしやすいのですが、反対に、浸透圧の低い粉ミルクの場合は、低い浸透圧を高くしようとして体は便から水分を吸収し便がかたくなって便秘をおこしやすくなります。
粉ミルクの濃度が高くなると浸透圧も高くなるため下痢をおこしやすくなり、粉ミルクの濃度が低くなると浸透圧が低くなって便秘になりやすくなるということです。
赤ちゃんにあった粉ミルクを 基準調乳濃度で作れているかどうかをしっかりと確認 し、そこから赤ちゃんの便に合わせて浸透圧を調節するといいでしょう。
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はいはいは飲むと太る?
粉ミルク「はいはい」を飲むと太るという説のがありますが、ただの噂です。太る太らないは赤ちゃんんの個人差によります。
母乳より腹持ちがいい
粉ミルクは母乳よりも腹持ちがいいです。母乳とミルクで、腹持ちの良さに違いが出るのは、 「消化にかかる時間が異なる」からです。 そして、その消化時間を大きく左右しているのが「タンパク質」の存在です。
母乳の場合 、そもそもママの身体の中で作られたということもあり、赤ちゃんの胃に負担がかからないようになっていて消化しやすいため、 ミルクに比べると、すぐお腹が空いてしまいます。母乳に豊富に含まれる「αラクトアルブミン」が、消化をスムーズにし、便秘を防ぐ効果があります。また、消化吸収に悪い「βラクトグロブリン」は、含まれていません。
ミルクの場合は、主原料が牛乳です。そのため、少量のαラクトアルブミンが含まれているものの、ホエイに含まれるタンパク質の多くは「βラクトグロブリン」です。
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まとめ
この記事をまとめると
- 粉ミルク「はいはい」は、和光堂レーベンスミルクさんより販売されている粉ミルクです。
- はいはいは粉ミルクの濃度が高く、そのため浸透圧も高くなるため下痢をおこしやすくなります。
- はいはいを飲んで、太るか太らないかは個人差によります。
赤ちゃんは少しの変化にも敏感に反応します。毎日の赤ちゃんの便の硬さをチェックして体調に合わせてミルクを選びましょう。
赤ちゃんにあった粉ミルクを基準調乳濃度で作れているかどうかをしっかりと確認し、そこから赤ちゃんの便に合わせて 浸透圧を調節することが大切 なんですね。
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