パセリはアクセントとして添えると、鮮やかな緑が映えて料理を美味しそうに見せてくれますよね。引き立て役として大活躍のパセリですが、体に嬉しい栄養素が豊富に含まれているのをご存知でしょうか。新鮮なまま一度に使い切るのが大変でも、ドライパセリにすれば色も栄養素も損なうことなく長期保存ができるんです。今回は
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パセリは体にいい
パセリは食べるというより、彩りや飾りとして使う人が多いのではないでしょうか。脇役になりがちのパセリですが、実は栄養価がとても高い野菜なんです。美容や健康維持に欠かせない栄養素がたっぷり含まれているので、ぜひ食事に取り入れたい野菜のひとつです。
パセリの栄養素
パセリに含まれる栄養素と特徴を紹介します。
鉄 | むくみや貧血予防 |
カリウム | 体内の塩分(ナトリウム)を尿とともに排出する、高血圧予防、むくみ予防 |
ビタミンK | カルシウムを骨に定着させる作用がある、丈夫な骨を形成する、血液を固める |
ビタミンC | 野菜の中で一番含有量が多いと言われている、活性酸素を抑制する、ストレス解消 |
βカロテン | 強力な抗酸化作用がある、活性酸素の働きを抑制する |
アピオール | 精油成分が腸内の有害細菌の繁殖を抑える、食中毒の予防、口臭予防 |
健康に良い効果がたくさん含まれているので、食べないともったいない野菜ですね。
貧血予防に
貧血は鉄不足が原因であることが多いです。パセリにはほうれん草の約4倍の鉄が含まれています。上手に料理に取り入れれば貧血予防に役立てることができます。
ストレス緩和
ストレス緩和には抗ストレスホルモンであるアドレナリンが欠かせません。アドレナリンの生成にはビタミンCが大量に必要ですが、パセリには野菜の中で一番と言われるほどビタミンCを豊富に含んでいます。パセリを食べて効率よくビタミンCを摂取すればストレス緩和が期待できます。
美肌効果
抗酸化作用のあるβカロテンは、体内に取り込まれるとそのまま吸収されることに加え、一部はビタミンAに変化します。ビタミンAは肌や粘膜を健康に保ち乾燥から肌を守るので、美肌に導いてくれます。
口臭予防
パセリにはアピオールという精油成分が含まれています。アピオールはパセリ独特の香りの元となる成分で、口臭予防にも有効な成分も含んでいます。食事の最後にはパセリがお勧めです。
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ドライパセリについて
生のパセリを乾燥させたドライパセリは、栄養素を凝縮させた状態で長期間保存することができます。簡単に作ることができるので、常備しておけば様々な料理に使うことができて重宝します。乾燥しても色が失われにくく、味は生よりも苦味がないので、パセリが苦手という人でも美味しく食べられますよ。
栄養素が凝縮する
パセリは乾燥させると青臭さが抜け旨味が引き立ちます。それだけでなく、生のパセリに含まれている水分がなくなることで栄養素が凝縮されます。一度に大量に食べることはないですが、生のパセリよりも効率的に栄養素を摂取できます。
約一か月保存できる
ドライパセリは冷凍庫に入れれば約一か月保存することができます。密閉していれば常温保存もできますが、保存期間は2日から3日。冷蔵庫で保存した場合は常温保存よりも緑が鮮やかな状態を保ち、約2週間を目安に保存できます。
作り方
電子レンジを使った簡単なドライパセリの作り方です。
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ドライパセリの使い方
パセリは油との相性もよく、肉と一緒に摂ると鉄分の吸収率が上がると言われています。生よりも苦味が少ないので様々な料理に使うことができます。
料理に振りかける
ポテトサラダやフライドポテトなどジャガイモ料理のトッピングとしてドライパセリを振りかけます。彩りがグッとよくなり、風味も豊かになります。また、ドレッシングやポタージュ、パスタにもお勧めです、幅広く使えるのもドライパセリの魅力です。
パン粉と合わせ衣に
パン粉にドライパセリを合わせて香草焼き、魚や肉で一口カツに。見た目も香りもドライパセリが良いアクセントになり、サクサクと美味しく食べられます。
パセリライス
温かいごはんにドライパセリとバター、塩を混ぜるだけで簡単にパセリライスが出来上がります。生のパセリより苦味も青臭さもないので食べやすいですよ。カレーライスやオムライスに使えば相性も抜群です。
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まとめ
ドライパセリの栄養素や保存方法、食べ方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- パセリは美容や健康維持に欠かせない栄養素が豊富に含まれている
- 栄養素が凝縮されたドライパセリは、冷凍庫で約一か月保存することができる
- ドライパセリは料理のトッピングや揚げ物の衣、パセリライスと幅広く活用できる
長期保存ができるので、常備しておけば手軽に使えてとても便利な食材のドライパセリ。食べやすくて栄養分も効率よく摂れるのでお勧めです。簡単に作れるので、生のパセリが余りそうならぜひ作ってみてくださいね。
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