あなたのご自宅には、古くなったコーヒー豆はないですか?そのコーヒー豆はどれくらいの期間であれば美味しくいただけるのか、ご存知ですか?今回は、コーヒーの賞味期限について、以下のような事を解説していきます。
- コーヒーの賞味期限とはどれくらい?
- コーヒーを美味しく保存するにはどうすればいいの?
- 鮮度が落ちて飲めなくなったコーヒー豆はどうすればいいの?
こんな内容となっています。記事を最後まできちんと読んで頂くことで、コーヒーの賞味期限について、徹底理解をすることが出来るでしょう。あなたもコーヒー豆保存の達人になれます。
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目次
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コーヒーに賞味期限はあるの?
まずはコーヒーの持つ賞味期限について見ていきましょう。
コーヒーの賞味期限
コーヒーの賞味期限は、「保存している状態」で大きく異なります。一般的には以下のような賞味期限と考えて良いでしょう。
未開封のコーヒー豆の状態 | 1年程度 |
開封済みのコーヒー豆の状態 | 1カ月程度 |
粉にしてしまったコーヒー豆 | 14日程度 |
コーヒーとして淹れたもの | 出来るだけ早く飲む |
このように、コーヒーがどんな状態で保存されているのか?で、かなり賞味期限は変わります。コーヒー豆の状態で空気に触れにくい「未開封のもの」が最も長持ちで、1年程度は持ちます。しかし、コーヒー豆の種類や焙煎の度合いなどで、期間はまちまち変わるので、出来るだけ早く飲むのが鉄則です。
ちなみに、粉の状態にしてしまったコーヒー豆は、酸素との触れる部分が増えてしまうので、あっという間に劣化が進んでしまいます。コーヒー豆は、コーヒーを淹れる度に粉にしていくのが、最もおいしい飲み方になります。
賞味期限切れのコーヒーは飲める?
賞味期限切れのコーヒーですが、飲むことは可能です。賞味期限は、「完全に飲めなくなる消費期限の約90%程度」で設定されていることが殆どです。そのため、賞味期限が切れたコーヒーでも、さらに1.2倍くらいの期間は飲むことが出来るでしょう。
ちなみに、風味がかなり落ちてもいいのであれば、その期間を超えて飲んでも構いません。ただ、かなり風味が落ちているので、あまりおすすめは出来ません。状態をよく見て、飲んでみましょう。
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コーヒーを美味しく保存する方法は?
ではコーヒーを上手に保存するにはどうすればいいでしょうか?開封した後も、出来るだけ長期間の保存が出来る方法をご紹介していきます。
おすすめの保存方法
コーヒーを保存する際に、気を付けておきたいポイントは、以下のような事です。
- 空気になるべく触れさせない
- 高温多湿になるところを避ける
- 冷蔵庫に入れることも検討
まず、コーヒーを出来るだけ劣化から守りたいのであれば、空気になるべく触れさせないことが大切です。コーヒーは空気に触れるとどんどん鮮度を落とし、劣化が進んでしまいます。未開封の状態であれば、鮮度は落ちにくいですが、開封した場合は必ず「密閉容器に入れて」保存しましょう。
さらに、高温多湿になるところでも、コーヒーは劣化してしまうので、注意してください。もし、1カ月程度コーヒーを飲むことがないのであれば、冷蔵庫に「1回分ごとに分けて保存する方法」もおすすめです。何度も取り出さなくていいように、1回分ごとに分けて入れておいてください。
豆のまま保存する方が長持ち
コーヒーは、前述している通り「豆の状態のまま保存する」のが最も長持ちです。豆の状態のまま密閉容器に入れ、空気に触れさせない工夫をしてから冷暗所で保管しましょう。粉にしてしまうと、一気に劣化スピードが速まります。
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飲めなくなったコーヒー豆の使い道
では、賞味期限を大幅に過ぎて、飲めなくなってしまったコーヒー豆はどうやって使えばいいのでしょうか?おすすめの方法をいくつかご紹介していきます。
脱臭剤に
コーヒー豆は脱臭剤に使えます。粉にしたコーヒー豆は消臭効果があるのです。容器などに移し替え、玄関や室内に置いて、脱臭剤として利用しましょう。出がらしのコーヒーの粉も、乾かして容器に移せば、同様の消臭効果を得られるでしょう。
虫よけに
コーヒー豆は実は「虫よけ効果」もあるのです。脱臭剤同様に、粉の状態にし、部屋の隅に置いておくだけで、虫を寄せ付けません。小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、設置場所に気を付けましょう。
肥料に
コーヒー豆は、堆肥と混ぜ合わせることで、肥料にもなります。堆肥4に対して、コーヒー豆を1加え、毎日混ぜ続けます。約1か月間繰り返すと、コーヒー豆を使った肥料が完成します。粉の状態にして、発酵させることが重要です。
除湿剤に
コーヒー豆は、吸水能力があるので「除湿剤」にもなります。脱臭剤同様に容器に入れて、湿気が気になる場所に置きましょう。それだけで、消臭をしながら除湿もしてくれるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、コーヒーの賞味期限はどれくらいなのか?ということを詳しく解説してきました。最後にざっくりと記事内容を振り返っていきましょう。
この記事をまとめると
- コーヒーは豆の状態であれば、最大1年くらいは日持ちする
- コーヒーは粉にした時点で急速に劣化が進む
- コーヒーは賞味期限が切れても、脱臭剤などに使うことが出来る
こんな内容となっていました。ご家庭に古くなったコーヒー豆があるようであれば、日にちを確認して、出来るだけ早く飲みきるようにしましょう。
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