紅しょうがといえば牛丼屋焼きそばなどの上に乗っている鮮やかな赤色をした生姜のことですね。色がきれいなだけじゃなく味のアクセントにもなってとても使いやすい紅生姜は、大好きな人も少なくないはずです。
そんな紅生姜ですが実は家でも簡単に作ることができ、しかも保存がきくとても優秀な食材です。
今回の記事では、
- 紅しょうがはどんな食材なのか
- ガリとの違い
- 紅生姜の保存方法
- 紅生姜は腐りやすいのか
- 紅しょうがに生えたカビは安全というのは本当なのか
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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紅生姜ってどんな食材?
紅しょうがとは梅酢に赤しそのエキスを加えた「赤梅酢」に、生の生姜を漬け込んで作られるものです。ほとんどの場合は濃いピンク色に着色されていますが、これは着色料を使用しているものがほとんどです。
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ガリとは違うもの?
よく似た食材にお寿司屋さんなどでよく見る「ガリ」というものがありますよね。紅しょうがとの違いは、生姜のスライス方法や、熱湯にくぐらせているかどうかの違いです。
ガリの場合は薄くスライスして、熱湯にくぐらせてからあまずにつけ込むのが一般的です。
着色をしていないのもガリの特徴で、生姜のアントシアニンというポリフェノールと甘酢のクエン酸が反応して、 可愛らしいピンク色になるのも特徴です。
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紅しょうがの賞味期限はどれくらい?保存方法は?
紅しょうがは保存性能が高い食品ですので、賞味期限は比較的長く設定されています。紅しょうがは市販されているものや手作りで作ってあるものなど様々あると思いますので、いくつかのカテゴリーに分けて解説していきます。
市販品の紅しょうが(未開封)
市販されている紅しょうがはメーカーによって異なりますが、おおよそ90~365日の間で賞味期限が設定されていることが多いです。
未開封のものであれば常温保存が可能なので、低温多湿の場所や直射日光が当たる場所を避けて冷暗所で保管するようにしましょう。
ここで注意するべきポイントなのですが、未開封のものであっても冷蔵庫で保存しなければならない種類の紅ショウガもありますのでしっかり食品表示を確認するようにしてください。
市販品の紅しょうが(開封済み)
開封した後の市販されている紅しょうがはだいたい30日~90日くらいで賞味期限が設定されていることが多いです。他の生の食品に比べればかなり賞味期限が長いと言えますね。ただし開封済みの紅生姜に関してはいくつかポイントがあり、必ず冷蔵庫で保管することと、あまり大きな温度変化を与えてしまうとすぐに傷んでしまうので注意が必要です。
封を開けたらなるべく早く食べきるという意識を持って食べるようにしてください。
手作りの紅しょうが
手作りの紅ショウガは冷蔵庫保存でだいたい一年ほどおいしく食べることができます。
しっかり密閉して雑菌を入れないように保存することで、このくらいの長さの保存期間になるのですが、状態が悪いと日持ちが近くなので注意が必要です。こちらも早めの消費を心がけてください。
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紅生姜は腐る?カビやすいって本当?
ここまでは紅生姜の保存期間や保存方法について紹介してきました。では次は紅しょうがは悪くなるとどのような状態変化をもたらすのかについて解説していきたいと思います。
実は紅生姜は意外とカビが生えやすい食品ですので、保存する際には注意しなければなりません。
白谷黒い色にのものがあればカビのサイン
紅生姜は鮮やかな赤色の状態が一般的なのですが、つけ汁につけたまま冷蔵庫で保存しているとよく白い膜ができたり、黒い色の物質が発生することがあります。
これはいわゆる「カビ」です。紅生姜の白カビは安全だという情報もありますが、基本的には何の根拠もない情報ですのでカビの生えた紅生姜は絶対に食べないでください
紅生姜は使うにあたって容器から何度も取り出したり保存したりを繰り返すので、どうしてもカビの胞子が容器に入りやすくなってしまいます。
なるべく清潔な容器で保管することと、直箸で食べずに食べるぶんだけで器に盛って使うようにすればいくらかカビが生えるのを遅らせることができます。
その他に傷むとどうなの?
カビが生える以外にも紅生姜は様々な腐り方をします。
- 食べた時に舌がピリピリする
- 酸味が明らかに強くなっている
- 匂いがおかしい
- 味に苦味を感じる
- 色が明らかにおかしい
このような状態になっている紅しょうがは腐敗がかなり進んでいる証拠ですので絶対に食べないようにしましょう。いくら殺菌能力が強い生姜であっても、腐敗が進んでしまうと微生物を殺菌できなくなってしまいます。
またこのような腐敗が進んだ紅生姜は健常な人が食べるぶんには大きな影響は出ませんが、免疫力が落ちている子供や高齢者、妊娠中の女性が摂取してしまうと重篤な食中毒をきたしてしまう可能性がありますので注意しなければなりません。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 紅しょうがは赤梅酢に生の生姜を漬け込んだもの
- ガリとは製造方法が違う
- 紅生姜はとても長持ちする食材
- 保存方法に気を付けないとカビが生える可能性がある
- 明らかに匂いや色や味がおかしかったら腐っている証拠なので絶対に食べないこと
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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