みなさんは、「木の芽和え」という言葉を聞いたことがありますか?おそらく聞いたことがない方がほとんどかと思います。「木の芽和え」という字面だけを見ても、それが料理なのかなんなのかもわからない・どういう読み方をするかもわからないという方もいらっしゃるかと思います。
今回は、
- 木の芽和えってなに?
- たけのこ以外でも木の芽和えは作れるの?
- 木の芽味噌の保存方法
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目次
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木の芽和えとはどんな料理?
「木の芽和え」とは、春の季節を代表するさわやかな香りがする和え物料理のことです。木の芽和えのレシピを検索すると、材料のところに「木の芽」と書かれていることが多いですが、この「木の芽」とは、山椒の若芽をすりつぶして混ぜた白味噌のことだそうです。
読み方
木の芽和えという名前を見かけても、自信を持って読み方を答えられない方は多いかと思います。木の芽和えは、「このめあえ」もしくは「きのめあえ」と読みます。どちらの読み方で読んでも正解だそうです。
特徴
たけのこの木の芽和えは京都府京都市や山城地域に伝わる郷土料理です。木の芽和えに使用するのたけのこは、身が白くやわらかでえぐみが少ない京たけのこの孟宗竹(もうそうちく)という品種。京都式軟化栽培法という独特の栽培法が行われているのが特徴です。
どんな味?まずい?美味しい?
木の芽をすりつぶすことにより香りが立つため、それが食欲をそそります。木の芽和えはとってもおいしい料理ですよ。
旬の季節
先ほど申し上げたたけのこの木の芽和えに使用する京たけのこは、早掘りで3月上旬~下旬にかけてが収穫時期で、その中でも最盛期は4月中旬~5月上旬にかけてです。そしてその他の一般的なたけのこの旬も春であるため、木の芽和えは春を告げる料理として親しまれています。
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木の芽和えはたけのこ以外でも作れる?
実は木の芽和えはたけのこ以外の食材を使っても作ることができます。
- 味噌マスカルポーネの木の芽和え・・・たけのこの代わりにマスカルポーネというと意外な感じを受けますが、実はマスカルポーネは木の芽和えにとっても合います。それというのも、チーズは味噌と同じ発酵食品なので相性の良さは抜群。たけのこの木の芽和えとは一味違ったまろやかでクリーミーな味わいの木の芽和えが楽しめます。
- とりもも肉とキャベツの木の芽和え・・・やわらかいキャベツとジューシーな鶏もも肉という組み合わせも木の芽和えにぴったり。爽やかでまろやかな木の芽味噌の香りがキャベツのやさしい甘みを引き立て、たけのこの木の芽和えとはまた違った味わいが楽しめます。
木の芽和えの日持ちはどれくらい?
木の芽和えがとてもおいしいことや、たけのこ以外でも作れることがわかりましたね。ここまで読むと木の芽和えに興味が湧いた方も多いかと思います。そうなると次に気になってくるのは「木の芽和えに使う木の芽味噌の日持ち」ですよね。以下に記載させていただきます。
常温
日持ちさせたいのであれば常温保存は避けましょう。
冷蔵
木の芽味噌を冷蔵保存する場合は、保存容器に入れて味噌の表面にラップを密着させて、空気に触れにくくしましょう。そしてふたをして冷蔵庫で保管すれば、硬めに練り上げた木の芽味噌であれば約1ヶ月ほど保存することが可能です。
冷凍
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まとめ
いかがでしたでしょうか?「木の芽和え」が、たけのこを使った春の料理であることがわかりましたね。そして、木の芽味噌というものを作りさえすれば、たけのこ以外の食材と和えてもおいしい木の芽和えが完成することもわかりました。この「木の芽味噌」は冷凍してしまえば長期保存することも可能ですので、ぜひ時間のある時にたくさん作ってみてください。たくさん作って冷凍保存しておけば、忙しい日々の食卓で大活躍してくれますよ♪
この記事をまとめると
- 「木の芽和え」とは春の季節を代表するさわやかな香りがする和え物料理のこと木の芽和えのレシピを検索すると、材料のところに「木の芽」と書かれていることが多いが、この「木の芽」とは山椒の若芽をすりつぶして混ぜた白味噌のことである。
- たけのこが手に入らない場合は、たけのこ以外の食材を使っても木の芽和えを作ることはできる。おすすめはマスカルポーネやとりもも肉とキャベツで、マスカルポーネを使えばまろやかでクリーミーな木の芽和えになり、とりもも肉とキャベツを使えば、キャベツの甘みととりもも肉のジューシーさを活かした木の芽和えが楽しめる。
- 木の芽味噌を長期保存する場合は冷凍保存がおすすめ。冷凍保存しておけば約6ヶ月ほど長期間保存することができる。木の芽味噌を冷凍保存する際は、一度に使う分ずつ小分けにしてラップで包み、それらをフリーザーバッグにまとめて入れて冷凍保存すると良い。