デーツでアレルギーが起きることはある?注意点などについて解説

栄養価が高くスーパーフードと言われている「デーツ」を食べたことはありますか？ナツメヤシの実であるデーツは乾燥させてドライフルーツにしたものを食べるのがほとんどです。健康にも嬉しい効果が期待できるデーツを食べてアレルギーが起きることはあるのでしょうか？この記事では

デーツでアレルギーは起きる?

アレルギーは体を異物から守ろうとする免疫の働きによって起こります。デーツを食べるとごく稀ですがアレルギー反応が起こります。デーツが起因の場合と、デーツに含まれた添加物が起因の場合があるので、注意が必要です。もし、激しいアレルギー反応が起きてしまった時は病院で診察を受けましょう。

反応はめったに起きない

デーツを食べてアレルギー反応が出ることはめったにありません。安心して食べられる食品です。デーツを食べてから体の不調が続く様な場合は、食べ過ぎによる体調不良かアレルギーの可能性が考えられます。デーツを食べるのを控えて様子をみましょう。あまりにも体調が悪い場合は病院で診察を受けましょう。

遅延型食物アレルギーの可能性

アレルギーには即時型と遅延型がありますが、デーツは後者の遅延型アレルギーを発症する可能性がある食品です。

添加物が原因になることも

食品に添加されている化学物質がアレルゲンとなっている可能性も考えられます。アレルギーと関係のある食品添加物と代表的なアレルギー症状をいくつかご紹介します。

デーツは添加物不使用のものが多いですが、中には食品添加物が含まれているものもあります。添加物の入っていないものを選ぶようにしましょう。

スポンサードリンク

デーツの食べ過ぎには注意

栄養価が高く健康に良い効果が期待できるデーツですが、食べ過ぎるとデメリットもあります。デーツの主な栄養素は炭水化物(糖質、食物繊維)とミネラル類です。デーツを食べ過ぎるとカロリーと糖質過多で太りやすくなります。また、食物繊維を大量に摂ると胃腸に負担がかかります。他の食品からも糖質と食物繊維を摂取することを考慮して、1日1粒程度を目安に食べましょう。

おならの原因に

デーツを食べ過ぎると腸内でガスが発生しやすくなります。おならが頻繁に出てしまう要因になるので、食べ過ぎには注意です。過敏性腸症候群ガス型の場合は食べるのを控えるといいでしょう。

胃腸の不調

食物繊維は腸の活動を促進してくれますが、摂り過ぎは胃腸に負担がかかり下痢や胃痛の原因になります。デーツは食物繊維が豊富に含まれているので、胃腸の調子がよくない時は食べるのを控えましょう。

糖尿病

クセのない濃い甘さからわかるように、デーツは糖質の多い食品です。糖類の摂取量は成人の場合1日25g以下が目安です。デーツ1粒あたりの糖質は12.86gなので、他の食事からも糖類を摂取することを考慮すると1日1粒程度が目安です。摂取量を上回ると過剰摂取になり、糖尿病のリスクが高まります。くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

スポンサードリンク r

こんな症状がでたらアレルギーかも

前述のテーマでも触れましたが、デーツには遅延型食物アレルギーの可能性があります。アレルギーの症状は個人差があり、体の内外に様々な症状が表れます。体に異常を感じたらデーツを食べることをやめ、様子を見ましょう。症状が軽ければ時間が経つと治ってきますが、治らなければ病院で診察を受けましょう。また、遅延型アレルギーの可能性が考えられた場合は自己判断せず、病院で診察を受けることがおすすめです。

主に湿疹や痒み

腸の調子が悪くなることから湿疹や痒みなど、皮膚のトラブルも引き起こされる可能性があります。

疲労や不眠が起きる場合も

遅延型食物アレルギーは疲労や不眠、集中力の欠如といった症状が出ることもあります。原因不明の体調不良が続く場合は食物アレルギーを疑い、デーツを食べることを控えましょう。原因を特定するためにも病院で受診し、アレルギー検査を受けてみることをおすすめします。

スポンサードリンク

まとめ

黒糖のような上質な甘さが魅力のデーツ。栄養豊富ですが食べ過ぎると様々な体調不良を引き起こす場合もあるため、摂取量に注意が必要です。また、デーツは遅延型食物アレルギーの可能性があり、添加物が原因でアレルギー症状が出ることもあります。アレルギーが出ることは滅多にありませんが、症状が疑われた場合はデーツを食べるのを控えましょう。

スポンサードリンク