掃除をしていたら備蓄用のペットボトルのお茶が出てきて、賞味期限が切れていた!なんてこと、ありますよね。
こういう場合は飲んでもいいものなのか、気になるところです。今回は
- ペットボトルのお茶の賞味期限
- 賞味期限が切れたらどうなる?
- 賞味期限切れは飲めるの?
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目次
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ペットボトルお茶の賞味期限はいつまで?
ペットボトルのお茶の賞味期限について知っていますか?色々なパターンにわけて解説します。
未開封の場合
ペットボトルのお茶は、未開封であればたいてい半年~1年程度の賞味期限です。保存方法は常温、冷蔵、どちらでも大丈夫。
ただし冷凍保存は中身が膨らんで、ペットボトルが破裂する恐れがあるので避けましょう。
じか飲みの場合
じか飲みなら開封したその日のうちに消費するようにしましょう。
口を付けるとわずかですが唾液が入り込むことになるので、そこから菌が繁殖する可能性があります。
万が一当日中に飲み切れない場合はすぐに冷蔵庫に入れ、翌日には飲み切ってください。ただしこの場合は自己責任です。
またストローをさした場合も同じことなので気を付けてください。
コップ飲みの場合
開封後はお茶に限らず、ペットボトル飲料全般で冷蔵保存でおよそ2~3日としているメーカーが多いです。
これは空気に触れることによって酸化が進むためで、「なるべく早く」などと記載されています。
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ペットボトルのお茶は賞味期限が過ぎたらどうなる?
未開封のペットボトルのお茶。その賞味期限が切れていたとき、中身はどのような状態に変化するのでしょうか?
変色する
まず最初にすぐに気付くのが、色の変化です。
ウーロン茶など色の濃いお茶はわかりにくいですが、緑茶であればはっきりとわかるほどに色が変わります。
賞味期限が切れると酸化が進み、緑茶が紅茶くらいの色味になることも。
新しい緑茶と並べてみると、その違いは一目瞭然です。
容量が減る
意外かもしれませんが、ペットボトルは完全密封の容器ではありません。
気体透過性があるため、ペットボトルの中の水分は少しづつ蒸発していき、容量が減っていくのです。
賞味期限内であれば気付くほどのことはまずないですが、期限が切れてから長い時間が経てば中身が減っているのがわかります。
それに伴って容器がペコっとへこんだり、変形してきたりもします。
少し押すだけで簡単にペットボトルがへこみ、指を離しても元に戻らなければ中身が減っている証拠です。
味が変わる
ペットボトルが未開封であれば、賞味期限が切れても飲むことはできます。
ペットボトルには気体透過性があるものの、雑菌が入り込むことはないため腐りにくいのです。
ただし前述の通り時間が経てばお茶は酸化します。そうなると品質を保ててはいないので、風味は落ちます。
香りは飛んでいるでしょうし、水分が蒸発して渋くなったりもします。
基本的に腐ることはないのですが、賞味期限の切れた食品にメーカーは責任を負えません。万が一なにかあっても自己責任ということになります。
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賞味期限切れのお茶は飲んでも大丈夫?
お茶の賞味期限切れ、そもそも飲んでも大丈夫なのでしょうか?気になりますよね。解説していきます。
賞味期限と消費期限について
ここで賞味期限と消費期限の違いについてまとめます。
- 賞味期限
未開封で保存方法を守って保存した場合に、「おいしく食べることのできる」期限のこと。この期限を過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなるわけではない。 - 消費期限
未開封で保存方法を守って保存した場合に、「安全に食べることのできる」期限のこと。弁当やサンドイッチ、生菓子など比較的傷みやすい食品に記載されている。
ただしこの期限は、どちらも未開封の状態からのものです。
一度でも開封したお茶は、空気や湿気の影響を受けて劣化が始まってしまうため、記載されている賞味期限は適用できません。
開封後は期限にかかわらず早めに消費するのがベストですよ。
保存状態による
まずはペットボトルがどんな状態で保存されていたのかを、よく観察しましょう。
極端に温度変化のある場所や湿度が高い場所でなければ、ほとんどの場合は飲むことができます。
まずは目視で確認し、異常がなければ一旦開けてみましょう。
おかしなにおいがしたり妙な浮遊物がないのなら、飲んで確認してみてもいいとは思います。
未開封のペットボトルなら中身が腐ることはそうそうないので、たいていの場合は問題ありません。
ですが特におかしいと思わなかったのに飲んでみたら変なにおいがする、という場合もあるかもしれません。
そういう場合はさすがに破棄してくださいね。
また前述の通り賞味期限切れの食品に関しては、万が一なにか起こったとしても自己責任です。
期限切れを起こさないために日頃から賞味期限はしっかり管理して、古いものから順に飲むようにしましょう。
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ペットボトルのお茶を長持ちさせる方法
そもそもペットボトルは保存がきくので、備蓄している人も多いと思います。ここではできるだけ長くおいしく飲むために、上手な保存方法をご紹介します。
においが強い物を避けて保存
ペットボトルはその材質から、意外と外のにおいが移りやすいものです。
また完全密封でないため、場合によっては中身にまでにおいが移ってしまうことも。
そのため強いにおいのするものや場所は、避けて保存するのが最適と言えます。
直射日光を避けて保存
お茶というのは、急激な温度変化や光に弱い性質を持っています。
あまりに高温多湿の場所や直射日光が当たるところなどに置いていると、お茶が劣化して早いうちから風味が落ちてしまう原因に。
せっかくならおいしい状態で飲みたいので、基本的には冷暗所で保存するようにしましょう。
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まとめ
ペットボトルのお茶の賞味期限についてご理解いただけましたか?
この記事をまとめると
- 未開封のペットボトルは期限切れでも飲めることが多い
- 状態を確認して問題なければ飲んでみても大丈夫
- とはいえ期限内に飲むのが一番!日頃から管理を心がけましょう
ペットボトルは日持ちがするので多めにまとめ買いしている家庭も多いと思います。
賞味期限が切れるとやはり風味は落ちてもったいないです。できる限り期限内に飲み切れるように、確認するクセをつけておくのがいいですね。
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