豚肉は炒め物などにしてお弁当に入れることも多いかと思いますが、作り置きはどれくらい日持ちするのでしょうか?お弁当のおかずとして作り置き冷凍しておくと、時短になって便利です。今回は、
- 豚肉の作り置きの日持ち
- 豚肉の栄養と効果・効能
- 豚肉の作り置きは腐るとどうなる?
- 豚肉の作り置きの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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豚肉に含まれる栄養成分と効果
栄養素
豚肉には、血中のコレステロール値を抑えてくれるオレイン酸とリノール酸が多く含まれています。特にリノール酸は牛肉以上に含まれており、体内では作ることができないため大切な栄養素です。
また、ビタミンB群が豊富で、中でも100gあたりに含まれるビタミンB1は、あらゆる食品の中でトップクラスです。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- オレイン酸:オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。
- リノール酸:リノール酸は、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあり、高脂血症を防ぐことで動脈硬化の改善をする働きを持っています。また、リノール酸の代謝によって、リノレン酸の材料になります。血液をサラサラにし、細胞膜の材料にもなる栄養素です。
- ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
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効果・効能
豚肉に含まれているビタミンB1は「疲労回復ビタミン」とも呼ばれ、乳酸が体内にたまるのを防ぐ働きを持っています。
- 疲労回復
- 美肌効果
- 新陳代謝を助ける
- 肌荒れ予防・改善
豚肉の作り置きの日持ちはどのくらい?
生姜焼きや味噌漬けなど、豚肉の作り置き日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…2〜3日
- 冷凍保存…2〜3週間
豚肉の作り置きは冷蔵保存で2〜3日、冷凍では3週間ほど日持ちします。すぐに消費しない場合は冷凍保存がおすすめです。
豚肉の作り置きは腐るとどうなる?
豚肉の作り置きは腐るとどうなるのでしょうか?腐った豚肉の作り置きの特徴・まだ食べられる豚肉の作り置きの特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 変色する
- ぬるぬるする
- ねばねばして糸を引く
- 酸っぱい臭い・アンモニア臭・硫黄臭がする
豚肉は、傷み始めると 茶色っぽく変色したり、白っぽく変色 します。感触としては ぬるぬるとヌメリが出たり、ねばねばして糸を引く ことがあります。
また、臭いも様々で 酸っぱい臭い・アンモニア臭・硫黄のようなキツイ臭い を発することもあります。このように傷んでいる豚肉は、加熱すると より強い臭いになったりアクが沢山出てくる という特徴があります。腐った豚肉は腹痛や下痢・嘔吐の原因となりますので、廃棄するようにしましょう。
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豚肉の作り置きが腐る原因
豚肉の作り置きが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 日持ちを超えて保存している
❷ 常温で放置してしまった
豚肉の作り置きは常温で保存すると傷みやすいので、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
豚肉の作り置きの保存方法
豚肉の作り置きの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
冷蔵保存
豚肉の作り置きは、ラップなどでしっかり覆うことで、冷蔵室で2~3日程度保存が可能です。
- ラップに包むかジップロックなどに入れる
冷凍保存
豚肉の作り置きは、2~3週間の保存が可能です。
- ラップに包んで密閉袋に入れる
- 金属バットの上にのせて冷凍庫へ
金属バットの上にのせるのは、できるだけ早く凍らせるためです。美味しさをキープするポイントになるので試してみてください。
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まとめ
この記事をまとめると
- 豚肉の作り置きの日持ち日数は、冷蔵:2〜3日
- 冷凍:2〜3週間
- 保存時はラップや密閉袋で空気に触れさせないことがコツ!
豚肉の作り置きを一度に大量消費できない時は、冷凍保存で長持ちさせましょう!
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