マンゴースイーツも美味しいけど、フレッシュマンゴーを贅沢に味わいたい!だけど国産マンゴーは、高めで手が出せないとお考えならタイマンゴーは、いかがですか⁉
今回は
- タイマンゴーって酸っぱいの?
- タイマンゴーの選び方をしりたい!
- タイマンゴーの食べ方をしりたい!
について紹介します。
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目次
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タイマンゴーって?
世界には約500〜600種類のマンゴーがあるといわれており、主に熱帯、亜熱帯地域で栽培されている南国のフルーツです。科名は、ウルシ科マンゴー属になります。2008年に輸入解禁になってから日本でもタイマンゴーは人気です。
タイ語でマムアン
マンゴーをタイ語で表記、発音すると「มะม่วง〔mámûaŋ〕アムアン」となります。余談ですが、この表記は「ข้าวเหนียวมะม่วง」カオニャオ・マムアンと読みます。ココナッツミルク、塩、砂糖、でもち米を炊き、マンゴーを添えたタイで人気のスイーツのことです。(上記写真参照)
緑色・黄色がある
タイの市場では、緑色のマンゴーと黄色いマンゴーが店頭に並んでいます。その違いはなんでしょうか?品種によるものもありますが、大抵は、未完熟なのか完熟しているかによります。タイでは、完熟しているマンゴーより緑色の未完熟なマンゴーの消費量が多いです。
タイ人は酸っぱいのが好き
緑色の未完熟なマンゴーは、日本人が好むような甘さはありません。むしろ酸味がつよいです。タイ人は、なぜ酸っぱい味を好むのでしょうか?それは熱帯地域という気候に関係があります。暑さは、思いのほか身体にストレスを与えます。
緑色のマンゴーは、ビタミンCが豊富で、ストレス緩和、また抗酸化作用の働きが期待できます。また酸味は、味覚を刺激し食欲増進につながります。自然に身体が欲しているといえるでしょう!
旬
タイの雨季があける11月頃からおいしくなり、さらに4月〜6月になると甘みがましてきます。日本の輸入量が増えるのもこの時期になります。2020年現在、果物輸入量の統計を見るとマンゴー(タイ、フィリピン各国含む)は6720トン12位になります。(出典:財務省貿易統計)
ただ、2007年のピーク時とくらべて減少傾向にあります。コロナ禍の影響で輸出入航空便の往来の減少が理由の一つにあげられます。
酸っぱいマンゴーと酸っぱく無いマンゴーがある
酸っぱい原因には、3つあります。①未完熟の状態で摘果、②品種による特徴、③腐敗です。ここでは、②品種による特徴を掘り下げていきます。日本に輸入される可能な品種は、ナンドクマイ種、マハチャノ種、ナンカンワン種、ピムセンダン種、ラッド種の5つになります。
特にナンドクマイ種とマハチャノ種は人気です。ナンドクマイ種は、酸味が少なく糖度が24度に達することもある甘味種です。マハチャノ種は、平均糖度が15度前後で、強い香り、甘みと酸味のバランスがよいのが特徴でコンビニスイーツに加工されていることが多いです。
かぶれに注意
ウルシには、『ウルシオール』というかぶれを引き起こす成分があります。同じウルシ科であるマンゴーにも『マンゴール』という成分があります。そのため触れるとアレルギー症状をおこし、かゆみや皮膚に炎症がおきます。そのような症状がおきたら、速やかに医師に相談しましょう。
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選び方は?
フレッシュなマンゴーを食べるなら見極めが大事です!選び方は、表面が艶やかな黄色味で、なめらかな表皮を選びましょう!皮にたるみ、しわがよっている、茶色い斑点があるものは避けましょう!
軽く押してみたときの柔らかさ
表面の色が黄緑色であれば、完熟していないので果肉はややかためになります。果皮が黄色になれば適度にやわらかく食べごろです。店頭では押して確かめるのはできれば止めましょう!とてもデリケートな果物です。軽く押すだけで痕が残り、斑点ができてしまいます。滑るように触れるだけでも柔らかさは感じます。
品種
タイマンゴーは、約60品種あるといわれています。そのうち5品種が日本に輸入されています。世界の生産量でみると第1位は、インドです。世界の年間生産量の約41%にあたります。続いて中国が第2位、第3位がタイです。
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美味しい食べ方は?
食べたい時間の1時間前に冷蔵庫に入れます。花切りするだけで華やかになります。
常温に置いて追熟
追熟の目的は、酸味を抑えて、果肉を柔らかくすることです。購入時、すぐに食べることができない場合など、やや固めを選び常温に置いて追熟しましょう。
外の皮剥いて中身をそのまま食べる
上記の写真のように花切りしたり、他の果物と一緒に彩よくお皿に盛り付けトロピカル気分を楽しむのもいいでしょう!
果皮をつけたまま寝かし上を押さえヘタの方からナイフを入れ、3枚おろしにする。(真ん中に種有)皮を切らないように注意し、さいの目に切り込みをいる。優しく皮を押すと切り込みが広がる。
スティック状に切って唐辛子と砂糖と塩をつける
タイではよく食べられているプリックリアという食べ方です。唐辛子の粉末と砂糖、塩をお好みの量を混ぜ合わせた調味料にマンゴーをつけて食べます。完熟したマンゴーより、固めの酸味のあるマンゴーで食べるのが一般的です。
サラダにする
完熟したマンゴーは、β―カロテンが豊富で免疫力向上が期待できます。食べやすい大きさに切ったマンゴー、ベビーリーフやレタス、トマトやラディッシュなどと組み合わせてみてはいかでしょうか!オリーブオイル:リンゴ酢(3:1の割合)塩コショウ適量のドレッシングでお楽しみください。
以上になります。いかがでしたか?
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まとめ
この記事をまとめると
- タイマンゴーには、黄色と緑色のマンゴーがあり、黄色は完熟していて甘みがあり、緑色のマンゴーは、未完熟で酸味がある
- 選び方は、表面が艶やかな黄色味で、表皮がなめらかなものを選ぶ
- 保存は、常温で、食べたい時間の1時間前に冷蔵庫にいれる
フレッシュなタイマンゴーをぜひお楽しみくださいね!