お好み焼きを作ろうと思ったけどたこ焼き粉しかない……なんて経験はありませんか?また逆のパターンも。それぞれどのような特徴があるのか、ご存知でしょうか。今回は
- お好み焼き粉の特徴
- たこ焼き粉の特徴
- お互いに代用できるのか?
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目次
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お好み焼き粉とは
お好み焼き粉は、具材や水分を混ぜるだけで簡単にお好み焼きができる便利な粉です。
ではその便利なお好み焼き粉、いったい何が入っているのでしょうか?まずはお好み焼き粉の配合などについてご紹介します。
お好み焼きに特化した製品
お好み焼き粉は小麦粉をベースに、風味付けの調味料などを混ぜたものです。粉と水分、材料を混ぜるだけで簡単にふわっとしたお好み焼きを焼くことができます、
出汁の粉末、ベーキングパウダー、長芋が入っている
市販の一般的なお好み焼き粉の主な原材料は
- 小麦粉
- 糖類
- 食塩
- 昆布粉末
- かつお節粉末
- かつおエキス
- ベーキングパウダー
- 増粘剤
などです。商品によっては長芋の粉末が入っているものもあり、ふんわり軽い仕上がりになります。
これらの材料の役割は「味を付けて風味をよくする」「生地の食感をよくする」とざっくり2種類にわけられます。
かつおや昆布に含まれるうまみ成分と、糖類や食塩を上手に組み合わせると、おいしさが大きく向上します。
またお好み焼き粉はベーキングパウダーが入っているのでふわふわになると言われています。
ですがそれ以外にも増粘剤などで適度なもっちり感もプラスされているのが、さすがお好み焼きに特化した製品だなと感じます。
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たこ焼き粉とは?
一方でたこ焼きを作るためのたこ焼き粉なるものも存在します。こちらはどのような配合なのでしょうか?
たこ焼きに特化した製品
たこ焼き粉を使ってたこ焼きを作ると、あえて特別な味付けをする必要がなく、とても便利です。
出汁や丸めるための粘り気などが簡単に出せるように、必要なものがすでに粉に混ざっているからです。
そのため小麦粉から作るよりも、簡単に材料を準備できます。
出汁粉末、増粘剤が入っている
市販の一般的なたこ焼き粉の主な原材料は
- 小麦粉
- 糖類
- 食塩
- 昆布粉末
- 粉末しょうゆ
- かつお節粉末
- かつおエキス
- ベーキングパウダー
- 増粘剤
最初から色々な出汁が混ざっていますが、製品によって出汁の種類はさまざまです。
多くの場合は昆布やかつおなどの魚介出汁ですが、中にはチキンエキスやポークエキスの入ったものもあり、お好みで選ぶことができます。
またたこ焼き粉で作ったたこ焼きは、とろっとした中身と、かりかりとした外側の食感を同時に味わえるのが特徴です。
ふんわりとした食感が好きな人は、卵を多めに入れて明石焼きを作ることもできます。
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お好み焼き粉とたこ焼き粉の違いは?
原材料を見たところ、お好み焼き粉とたこ焼き粉に大きな違いはないように思います。
ではこのふたつはどのように使い分けるものなのでしょうか。その違いについて解説します。
ドロドロするかサラサラか
お好み焼き粉を使って作ったお好み焼きは、焼く前はどろりとしていて、焼きあがりはふっくらとしています。
一方たこ焼き粉を使って作ったたこ焼きは、焼く前はサラサラとした生地で、焼き上げると中がとろっとした食感になります。
お好み焼き粉はふっくら仕上がる
お好み焼き粉はたこ焼き粉と比べると膨らみやすく、焼きあがったお好み焼きはふっくらとした仕上がりです。
生地がふっくらしていることで舌触りがよく、食材のしっかりした食感とのコントラストも楽しめるようになっています。
また、お好み焼き粉の種類によっては含まれている長芋粉末の分量が多いものもあるので、たこ焼き粉よりはもちっとした食感に仕上がるのが特徴です。
たこ焼き粉は中がとろとろに仕上がる
専用の粉を使って焼き上げると、たこ焼きの中はとろっとした食感になります。また表面はカリカリになるため、食べ応えのある仕上がりに。
大きな違いはないのでお互いで代用可能
どうしても専用でなければ!というほどの大きな違いはないので、どちらも代用が可能です。
ただし代用する場合には少しだけ気を付けることがあります。
・たこ焼き粉でお好み焼きを作る場合
たこ焼き粉でお好み焼きを作る場合は分量通りの粉と水、材料を混ぜるところまではそのままです。
ポイントは生地を焼くとき。生地が流れてしまわないようにヘラなどで形を整えていきましょう。
お好み焼き粉に比べてたこ焼き粉の生地はサラサラとしているので、しっかり形成する必要があります。
・お好み焼き粉でたこ焼きを作る場合
同様にお好み焼き粉でたこ焼きを作る場合も生地を混ぜて作っていきます。
ここでのポイントは、水分量を調節して生地を緩めに仕上げることです。
お好み焼き粉で生地を作ると少し固めのたこ焼きになります。少しずつ水を加えながら様子を見ましょう。
また焼き上げる場合、油を多めに使うのもポイントです。
そうすることで生地が固めになっていても滑りがよくなり、スムーズに生地を丸めることができます。
お好み焼き粉の方が少し膨らみやすく、お好み焼き粉で作ったたこ焼きは、たこ焼き粉で作ったときより多少もちっとした食感に仕上がります。
これはお好み焼き粉に含まれている長芋粉の分量によって違うのですが、分量が多いほどもっちり感は増します。
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まとめ
専用の粉と思いがちですが、それぞれに代用できることがわかりましたね。
この記事をまとめると
- お好み焼き粉はふっくら仕上がる
- たこ焼き粉はとろっと仕上がる
- 代用可能だが少しだけコツが必要
あれもこれも粉をそろえておくのは少し大変です。そんなときどちらかだけでも常備していれば、アレンジの幅も広がりそうですね。
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