「生チョコレートを手作りしてみようと思ってスーパーに買い物に行ったけれど、生クリームが品切れだった・・・牛乳で代用できないかな?」という経験や、「生チョコを作ってみようと思ったけれど、製菓用のチョコレートや生クリームは高い・・・。安い板チョコや牛乳では作れないのかな?」と考えたことはありませんか?そこで今回は、
- 生チョコを手作りする時に生クリームが無くても作れるのか?
- 生クリームの代わりに牛乳で代用できるのか?
- 牛乳で代用する時の注意点は?
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目次
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生チョコってどんなスイーツ?
生クリームとチョコを合わせたしっとりお菓子
生チョコは、チョコに生クリームや洋酒を合わせ、四角いキューブ型にカットして、全体にココアをまぶしたお菓子です。食感はやわらかくて、くちどけが非常にいいので、チョコ好きの人にはたまらないお菓子です。
似たようなやわらかいチョコレートのお菓子に「ガナッシュ」があります。生チョコとガナッシュの違いは、
- 生チョコ:生チョコレートと表示するためには、チョコレート生地が全体の60%、生クリームが全重量の10%以上、水分(生クリームや牛乳、リキュールなど)が全重量の10%以上であるものと定められている。
- ガナッシュ:チョコに生クリームや牛乳、リキュールなどを入れて、用途に合わせた硬さに調節したもの。ボンボンショコラの中身やマカロンなどにも使われる。
因みに生チョコは日本発祥で、神奈川県の平塚にある生チョコ専門店「シルスマリア」が1988年に発売したのが始まりです。その後、各メーカーがこぞってオリジナルの生チョコを開発・販売し、一時は生チョコブームとなりました。
作るのが簡単で初心者向き
生チョコはとても簡単に作れます。温めた生クリームにチョコを溶かして固め、固まったら切ってココアパウダーをまぶすだけです。
とても簡単なのに濃厚でおいしいので、「手作りお菓子に挑戦したい!でもお菓子作りは初心者で上手に作れるか心配・・・」という人にはとてもおススメです。ぜひ作ってみてくださいね!
生チョコの材料
- 生クリーム
- 製菓用チョコレート(板チョコでも可)
- ココアパウダー
生チョコの基本の材料はこの3つだけでOK。製菓用のチョコレートを使用すると、よりくちどけが滑らかな生チョコになりますが、製菓用材料の専門店でないと売っていないこともありますよね。
ですが、生チョコは板チョコでも代用できますので、スーパーで買える材料で作れます。
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生クリームを使わなくても作れる?
牛乳で代用可能!
「スーパーに生チョコの材料を買いに行ったけれど、生クリームが売り切れていた・・・」という場合でも大丈夫!生クリームが無くても牛乳があれば生チョコは作れます。
作り方は生クリームの時と同様に温めた牛乳にチョコを溶かして、型に流して固めた後、カットしてココアパウダーをまぶすだけ。材料の分量にだけ注意すれば、牛乳で作っても失敗せずに美味しい生チョコが作れますよ。
牛乳で代用する場合の注意点
牛乳は生クリームより脂肪分が少なく、水分が多いです。生チョコレートの定義でもご紹介しましたが、水分が多いと生チョコにならなくなってしまいます。
また、牛乳は生クリームよりも脂肪が少ない、コクも出ないので、水っぽくて濃厚さが足りなくなってしまうことも。そのため、牛乳でだいようする場合は、無塩バターを足してあげるとコクが出て美味しいですよ。
そのまま置き換えてはダメ
では、牛乳を生クリームの分量にそのまま置き換えてつくると、どうなるのでしょうか?
- 水っぽくなって分離する
- 固まらなくなる
生クリームに含まれる脂肪は牛乳の10倍ほどです。つまり、生クリームよりも牛乳の方が水分量も多いので、生クリームの分量をそのまま入れてしまうと生チョコが固まらなくなってしまいます。
そのため、牛乳を使うときはまず生クリームの分量の半分ほど入れて様子をみて、足りないようでしたら少し足していくと失敗せず作れます。
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牛乳で代用したときの作り方
レシピ
生クリームを使わない生チョコの材料は、
製菓用チョコレート(板チョコでも可) | 100g |
牛乳 | 大さじ1 |
無塩バター | 10g |
ココアパウダー | 適量 |
作り方はとてもシンプルです。
- チョコレートを刻む
- 牛乳を沸騰直前まで温める
- バターを牛乳に溶かす。
- チョコレートを3に溶かす。よく混ぜる。様子を見て必要であれば牛乳を小さじ1杯ずつ足す。
- 4をバットなどの型に流して、冷蔵庫で3時間冷やし固める
- 固まったら包丁でキューブ上にカットしてココアパウダーを6面にまぶす
とっても簡単ですし、バターを足すことでコクも出ておいしく作れますので、ぜひ試してみてくださいね!
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まとめ
いかがでしたか?お菓子作りをして、友達や恋人にプレゼントしよう!と思っていたのに、スーパーで生クリームが売り切れていると焦りますよね。「今から買いに行く時間もないし、どうしよう・・・」と途方に暮れてしまいそうですが、生チョコが牛乳でも作れると分かっていたら安心ですね!今回の内容をまとめると、
この記事をまとめると
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生チョコは生クリームの代わりに牛乳で作れる
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牛乳で代用する時はバターでコクを出すとおいしい
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牛乳で代用する時は生クリームより分量を減らすと失敗が少ない
ということをご紹介しました。「バレンタインデーに手作りのお菓子に挑戦してみたい!でも、お菓子作り初心者だから作れるか不安・・・」という場合でも、生チョコはとても簡単で失敗も少ないので、お菓子作り初心者にもおススメです。スーパーに売っているもので作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね!