りんごといえば、ジャムやアップルパイには欠かせないフルーツです。
りんごの皮には“プロシアニジン”が豊富に含まれているので、栄養成分を無駄なく採り入れることができます。
また、加熱調理(100℃以上)をすると食物繊維である“ペクチン”が最大9倍まで増えるという研究もあります。
最後までおいしく食べるために、鮮度をできるだけ落とさずに保存することが特に大切です。
今回は、りんごの保存方法と保存の目安期間を、冷蔵・冷凍・常温の3種類でまとめました。
ジャムにアップルパイに、色々な用途があるりんごを上手に活用するため、是非参考にしてみてください。
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りんごってどんなフルーツ?
分類 | バラ科リンゴ属 |
原産国 | アジア西部からヨーロッパ東南部 |
由来 | 中国語でりんごを「 苹果(pingguo)」とも呼び、「りんご」と「苹果(pingguo)」が混ざり「りんご」と呼ばれるようになった |
英語でいうと | Apple |
別名 | 苹果(中国語名) |
バラ科リンゴ属の樹木になる果実です。日本の気候に合わせた品種改良が行われたくさんの品種が生まれています。
その中で“ふじ”は世界各地で栽培されており、世界で最もたくさん作られているりんごです。
栄養価が高く食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリウムが豊富です。
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おいしいりんごの見分け方
- 形がいいものを選ぶ
りんごのおしりを見て丸みがあるものは蜜入りの可能性が高いです。
形のほかに、香りやハリツヤのあるものは新鮮な証拠です。 - 赤く色づいているものを選ぶ
真っ赤で色つやのいいりんごは、甘みが強く味も濃いです。
反対に緑色のものは、未熟なため甘みは少ないです。 - ツルが太いものを選ぶ
ツルが太いということは、栄養を吸収していることを表します。
ツルが太く、ツル元・おしりの部分のくぼみが、深くて変形していないものを選びましょう。 - 弾んだ音のりんごを選ぶ
りんごの表面を指ではじいた時に、弾んだ音がした場合は鮮度がいいです。
反対に、鈍い音がした場合は鮮度が落ちています。
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冷蔵で保存する場合
保存期間の目安は2週間です。
- りんごを袋に入れる
りんごを袋に入れ、袋から空気を抜いた状態で口を閉じます - 冷蔵庫の野菜室で保存
りんごのヘタと反対側の部分が下に来るようにして、冷蔵庫の野菜室で保存します
乾燥を防ぐため、ビニール袋に入れるかラップでしっかり包みます。
キッチンペーパーまたは新聞紙で1つずつ包みます。
どちらも空気に触れないように密閉する事が大切です。
冷凍で保存する場合
保存期間の目安は1か月です。
<まるごと冷凍する場合>
- 皮をよく洗う
皮をよく洗ったあとは、水分をしっかりふきとります - 冷凍用保存袋に入れる
袋の空気を抜いてから冷凍庫で保存します
<カットしたものを冷凍する場合>
- りんごをカットする
食べやすい大きさにカットします - 平らに並べる
保存容器・保存袋に平らに並べます - 密閉する
空気に触れないようにしっかりしめます
りんごを食べやすい大きさに切ったら、表面にレモン汁をまぶします。こうすることで変色を防ぐことができます。
冷凍用保存袋に重ならないように入れたら、しっかり空気を抜いて冷凍庫で保存しましょう。
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常温で保存する場合
保存期間の目安は冬場で2週間です。それ以外の季節は1週間です。
- キッチンペーパーで包む
むき出しのままにせず、キッチンペーパーで1つずつ包みます - カゴや段ボールなどで保存
包んだりんごは風通しのよいカゴで保存しましょう
ない場合は、段ボールでも代用可能です
段ボールに新聞紙を敷いて、重ならないようにりんごを並べてください。風通しを良くするためフタは開けておきましょう。
温度変化の激しい場所は避け、風通しのよい冷暗所へ保存しましょう。
※夏場の熱い時期は、常温保存はせず冷蔵庫で保存することをおすすめします。
まとめ
今回はりんごの保存方法について冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安と保存方法をまとめさせていただきました。
- 冷蔵の保存目安:2週間
- 冷凍の保存目安:1か月
- 常温の保存目安:冬場で2週間、それ以外は1週間
りんごは“エチレンガス”を常に出しています。このガスは果物を熟す働きを持っているため、他の食材が早く傷んでしまう可能性があるので、保存方法には十分注意しましょう。
最近ではりんごの品種も増えてきたので、食べ比べをしてみて自分の好きなりんごを見つけるのもいいかもしれないですね。
保存期間はあくまで目安の日数ですので、早めに食べる事をおすすめします。
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