栄養分がたっぷりのアサイーは、少し前に大ブームを起こしたことから皆さんも記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
アサイーは栄養成分がたくさん含まれていることから“スーパーフード”と言われていますが、アレルギー症状は出るのでしょうか?食べ過ぎると体に悪いのでしょうか?
今回は
- アサイーとはどんな食べ物?
- アサイーを食べる効果
- アサイーでアレルギーになる?
- アサイーの食べ過ぎは体に悪い?副作用は?
これらのテーマでご紹介いたします。
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目次
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アサイーとはどんな食べ物?
アサイーは、昔からアマゾンの原住民の栄養源として食され、現在では健康や美をサポートしてくれる「スーパーフード」として世界中で好まれています。
アサイーは、ヤシ科エウテルペ属の植物でブラジルのアマゾン熱帯雨林に生育し、1株から複数幹が出ます。白く細長い幹は、25mほどにもなり、葉は最大で2mほどになります。
植えてから、4年ほどで実をつけ、果実は直径1〜1.2cmほどの球状か楕円形の小さな実です。
実のほとんどが硬いので、そのうち、 食べられる部分はわずか5%程度と少ない のですが、その食べられるわずかな部分の栄養価がとても高いです。
アサイーは別名アサイーベリーともいわれていて、アサイーは外見はブルーベリーに似ていますが、ベリー類とは植物学的に異なります。アサイーの果実は収穫してからすぐに酸化が始まるため、日本国内では生のアサイーの果実は販売されていません。
アサイーは多くの栄養素を含んでいます。アサイーの主な栄養素は以下の通りです。
- ビタミンB
- ビタミンE
- ポリフェノール
- カリウム
- カルシウム
- 食物繊維
どんな味?まずい?美味しい?
果実の見た目はブルーベリーに似ていますが、味は甘味も酸味もなく、油脂分特有のコクが特徴です。
果実は黒紫色の小粒の果実で種が非常に大きく95%をしめ、可食部は1粒あたりわずか5%ほどしかありません。果肉も皮のような質感で水分が少ないです。
人によってはまずいと感じる方もいるようです。
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アサイーを食べる効果
アサイーはたくさんの栄養素を含んでいます。アサイーを食べる効果をみていきましょう。
高血圧予防
アサイーに含まれるカリウムは、ミネラルに分類される栄養で、ナトリウム(塩分)の排泄を促す効能があり、高血圧の予防やむくみの解消に効果的です。
アサイーにはバナナの約2.8倍ものカリウムが含まれています。
疲労回復
アサイーに含まれるビタミンBが疲労回復の効果を発揮します。また、ほかの栄養素の吸収もサポートしてくれるのでパワーチャージができます。
コレステロール値を下げる
アサイーに含まれているオレイン酸は、不飽和脂肪酸の一種で、血中のコレステロールの上昇を抑える効能があります。
アンチエイジング
アサイーに含まれているポリフェノールには抗酸化作用があり、アンチエイジング、免疫力を高める効果、がん予防などの効能が期待できます。
アサイーは多くのポリフェノールを含んでいます。その量はココアの4.5倍、ブルーベリーの18倍、赤ワインの30倍にもなります。
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アサイーでアレルギーになる?
アサイーはヤシ科のため、ヤシ科アレルギーの方はアレルギー反応が起こります。
ヤシ科の食物アレルギーを持つ人は、 アサイー摂取によりアレルギー症状が出ることがあります ので、摂取を控えるようにしましょう。
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アサイーの食べ過ぎは体に悪い?副作用は?
下痢
アサイーは食物繊維が豊富なので、食べ過ぎることで下痢を引き起こす原因となります。
アサイーに含まれる 水溶性食物繊維は体内で水に溶けてゲル状になり 、便をやわらかくしてくれて排泄をスムーズにしてくれる働きがあります。
しかし、摂りすぎてしまうと水分量が過剰となり下痢を起こしやすくなるのです。アサイーは食べ過ぎなければ問題はないのですが、食べ過ぎないように注意しましょう。
腹痛
アサイーには不溶性食物繊維も含まれていて、この 不溶性食物繊維は水に溶けずに水分を取り込んで膨張させます 。そして、便の量を増やし大腸を刺激して動きを活発にさせます。
そのことによって排便を促す働きをしているのですが、便秘気味の人が摂り過ぎると便秘を悪化させ腹痛を起こす可能性があります。
砂糖入りは太る
アサイーは甘味も酸味もないフルーツです。食べやすくするために砂糖入りが販売されています。砂糖のカロリーが高いのは皆さんご存知だと思います。
冷凍のアサイー100gあたりのエネルギーは、約70kcalで、そんなにカロリーは高くありませんが、砂糖の量によってカロリーが高くなってきてしまうので、もちろん太ってしまうことになります。
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まとめ
この記事をまとめると
- アサイーとは昔からアマゾンの原住民の栄養源として食され、現在では健康や美をサポートしてくれる「スーパーフード」として世界中で好まれているフルーツです。
- アサイーを食べる効果には高血圧予防、疲労回復、コレステロール値を下げる、アンチエイジングなどがあります。
- アサイーはヤシ科の食物アレルギーを持つ人は、アサイー摂取によりアレルギー症状が出ることがあります。
- アサイーは食物繊維が豊富なので、食べ過ぎることで下痢や腹痛をを引き起こす原因となりますので、食べ過ぎないように気をつけましょう。
栄養分豊富なスーパーフードのアサイーですが、食べ過ぎには気をつけおいしくいただき健康に役立てたいですね。
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