ポッカレモンとキレートレモンはどちらもレモン果汁を使った食品ですが、どう違うのでしょうか?今回は、
- ポッカレモンとキレートレモンの特徴
- 賞味期限の違い
- それぞれ飲み過ぎは体に悪い?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ポッカレモンとキレートレモンの違いは何?
ポッカレモンとキレートレモンはどちらもレモン果汁を使った商品ですが、この2つはどう違うのでしょうか?
ポッカレモンとは?
引用:ポッカサッポロ
ポッカレモンは、ポッカサッポロが販売するレモン果汁100%(濃縮還元)の食品です。ポッカレモンはかなり酸味が強いので、そのまま飲むものではありません。料理や飲み物、デザート作りなど様々な料理に使うことができます。
原材料はレモンと香料のみで、レモンの産地はイタリア、アルゼンチン、イスラエルと記載されています。
キレートレモンとは?
引用:ポッカサッポロ
キレートレモンも、ポッカサッポロが販売する炭酸入り飲料です。果汁は20%で、1本(155ml)あたりに1350mgのビタミンCとクエン酸が含まれています。キレートレモンは飲料なので、料理に加えるのではなくそのまま飲むものです。
原材料は、レモン、砂糖、レモン果皮エキス、レモンペースト(果皮、果肉)、ビタミンC、炭酸、香料となっています。原料の多さもポッカレモンとの大きな違いです。飲みやすくするため、砂糖を加えています。
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賞味期限はどれくらい?
ポッカレモンの日持ち
ポッカレモンの日持ち日数の目安は、未開封・開封後・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 未開封…約8ヶ月
- 開封後…1〜2週間
- 冷凍保存…約1ヶ月
ポッカレモンは未開封であれば10ヶ月ほど日持ちしますが、開封後のポッカレモンの賞味期限は、1〜2週間と言われています。
小さなものであれば使いきれるかもしれませんが、大きな瓶で購入した場合、かなりのペースで使う必要があります。
市販のレモン汁が気づいたら開封後1年経っていた!なんてこともありますよね。冷蔵庫の奥底で眠っていた1年前のポッカレモン、使うことはできるのでしょうか?
開封後1年経っても、品質はあまり変化していないことが多い です。レモン果汁100%でできているので、殺菌効果によって菌が繁殖しにくいのです。料理に少量使うくらいなら問題ないかと思いますが、飲み物に沢山使う時はやめた方が良いかもしれません…!
キレートレモンの賞味期限
キレートレモンの賞味期限は、未開時で約4ヶ月となっています。レモン果汁100%のポッカレモンとは異なり、砂糖などが含まれているので少し短い日持ち日数です。
飲み過ぎは体に悪い?
ポッカレモンの飲み過ぎは危険?
「ポッカレモンを飲みすぎるとどうなるの?」という疑問についてですが、レモン汁に含まれる酸っぱい成分「クエン酸」は胃腸を刺激します。 飲みすぎると腹痛や胃痛になることがある ので注意しましょう。
原液で飲むと刺激が強いので、料理に入れたり飲み物に入れたりして摂れば胃痛などの症状を起こすことはあまりありません。
また、「ポッカレモンは体に悪い」と言われていたことがありますが、これには過去のとある事件が原因となっていました。
ポッカレモンが体に悪いと言われた理由として、「ポッカレモン事件」があります。ポッカレモン事件は表示不正をした出来事で、1967年に「飲むレモン」と表記して本物のレモンとして販売していたにも関わらず、実際にはビタミンCが含まれていない事がありました。
また、2008年には使用されていないはずぼ防カビ剤が含まれている事が判明しました。過去に2度不正表記・添加物混入事件があったため、「ポッカレモン=体に悪い」というイメージもあるようです。
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キレートレモンの飲み過ぎは危険?
キレートレモンには砂糖が含まれているため、飲みすぎると糖質の摂りすぎとなり体にはあまり良くありません。血糖値が上がりやすくなり糖尿病の原因となったり、肥満や肌荒れの原因にもあります。下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
まとめ
この記事をまとめると
- ポッカレモンは果汁100%、キレートレモンは果汁20%
- ポッカレモンは料理や飲み物に加える調味料的な商品
- キレートレモンは炭酸入りの飲料
- 飲み過ぎはどちらも良くないので注意
ポッカレモンとキレートレモンはどちらもレモン果汁入りの食品ですが、使い方や効果に違いがありました。開封後はどちらも日持ちしないので、できるだけ早く消費するようにしましょう。
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