塩昆布の賞味期限切れは食べられる?賞味期限はどれくらい?腐ると?

皆さんは塩昆布がお好きですか?塩昆布といえばキャベツの上にのせて塩昆布キャベツとして食べたり、ご飯に混ぜ込んで塩昆布おにぎりにして食べたりなど様々な使い方ができるとても優秀な調味料ですね。

いつも使えるように常備しているというご家庭もたくさんあると聞きますが、塩昆布はどれくらいの期間保存することができるのかご存知でしょうか?

今回の記事では塩昆布とはどのようなものなのか、塩昆布に含まれる栄養素、塩昆布は賞味期限切れでも食べることができるのかなどについて解説していきたいと思います。

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塩昆布ってどんなもの?

塩昆布と聞くと、”フジッコ”や”くらこん”などが有名ですね。有名メーカーであるフジッコのホームページで調べたところ、以下のように書いてありました。

昆布のうま味、しょうゆの風味、砂糖の甘味、塩味がバランスよく合わさり、ふっくらやわらかでまろやかな味わい。おにぎり、お茶漬けはもちろん、炒め物やサラダなどの味付けに使えば、さっと手軽に美味しいお料理が出来上がる!※出典元;フジッコ株式会社/塩こんぶ

大手企業さんの情報からも万能調味料に近い使い方が出来る食材なのがお判りいただけたと思います。まとめると「塩昆布はひとつでカンタンにお料理の味付けが完成する“スーパー調味料”」なんですね。

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昆布は栄養がとても優秀!

塩昆布のメインの材料である昆布には、体の組織を構成するミネラルが豊富に含まれており、牛乳と比較するとカルシウムは7倍、鉄分は39倍にもなります。

また、昆布の魅力である旨味成分はグルタミン酸というアミノ酸の一種です。この成分により、昆布が美味しく感じるのです。

  • グルタミン酸:グルタミン酸は体内で脳内物質のGABAの生成に関わっており、緊張をほぐす効果があります。体内では有害なアンモニアの分解する力を持ち、血圧を下げる効果があると言われています。肌を構成するケラチンの材料でも知られており美肌効果も持っています。
  • ヨウ素:ヨウ素は、甲状腺ホルモンの材料であり、人間の体の生体維持に欠かせないホルモンの材料です。交感神経を優位にさせて、代謝をメインにエネルギー生成を活性化させます。特に自律神経の働きを良くし、呼吸や心臓の機能を向上させます。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
  • ナトリウム:ナトリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分保持に欠かせないミネラルです。人間の体内の水分を留める働きを持ち、普段は細胞外液に多く存在しています。ナトリウムとカリウムはセットで働き体内の水分調節とともに、老廃物の排出や栄養の取り込み、血圧に関わるミネラルです。
  • アルギニン:アルギニンは、代謝、ホルモン分泌、組織の修復や成長に関わるアミノ酸です。代謝面では、老廃物のアンモニアの除去に関わっています。ホルモン分泌では成長ホルモンの分泌を促進させるため、筋肉を増やし、骨を太くする効果があります。血流も改善するため体を若くするアンチエイジング効果が高いアミノ酸です。

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塩昆布は賞味期限切れでも食べられる?

賞味期限というのは美味しく食べられる時期のことをいうのでパッケージに記載されている日にちを過ぎても、ご自身が食べられるなと判断した場合は食べても問題ありません。

賞味期限を過ぎても、急に品質が劣化することはないのです。塩昆布は生鮮食品ではないので、「賞味期限」が設定されておりその期限が少し切れている状態であれば問題なく食べることができます。

開封後の賞味期限は?

開封済みは密封容器に入れて高温多湿にならない場所に保存することが大切です。冷蔵庫に入れてはいけません。冷蔵庫の中は結露による湿気があるからです。

メーカーにもよりますが、開封後の塩昆布の賞味期限は約1ヵ月です。この約1ヵ月というのは正しい保存方法で保存した場合の期間です。正しくない保存方法で保存した場合は劣化が早くなります。

未開封の場合はどれくらいもつ?

メーカーにもよりますが、未開封の塩昆布の賞味期限はだいたい半年~1年ぐらいです。しかし、いくら未開封の塩昆布の保存方法が常温だったとしても、高室温や高湿気の場所での常温保存は塩昆布の品質が劣化してしまう恐れがあります。

湿気の少ない冷暗所で保存することを守りましょう。そして早めに消費しましょう。

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塩昆布は腐るとどうなるの?

塩昆布は賞味期限が大幅に切れていたり、保存状態が悪いと腐ってしまう可能性が十分に考えられます。

  • カビが生えている
  • 臭いが変になっている、酸っぱい臭いになっている
  • 味が変になっている
  • 色が変色している
  • ヌルヌルしている

このような状態の塩昆布は微生物による腐敗がかなり進んでいる証拠ですので絶対に食べないようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 塩昆布はご飯に混ぜたり、サラダに混ぜて食べるなど様々な使い方ができる調味料
  • 非常にたくさんの栄養素を持つ
  • 塩昆布は賞味期限が設定されているため、期限が少し切れる程度であれば食べることができる
  • 開封後の塩昆布の賞味期限はだいたい一か月程度
  • 未開封の場合は半年から1年ほど持つ
  • カビが生えていたり色が変色しているものは腐っている可能性が高いので食べないようにしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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