最近はハウス栽培が増えたため、収穫期間が大幅に長くなった国産のアスパラガスが増えてきました。そのお陰で美味しいアスパラガスを食べられる機会が多くなりましたね。あのシャキシャキ感と甘さは他にはなく、幅広い世代で人気の野菜です。できるだけ長い期間美味しさを味わいたいところですが、生のままでも冷凍できるのでしょうか?今回は、
- 生のアスパラガスは冷凍できるの?
- 生のアスパラガスを冷凍する方法は?
- 冷凍アスパラガスの食べ方は?
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目次
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アスパラガスの日持ちはどれくらい?
常温
アスパラガスは常温でおくと味や栄養がドンドン落ちていきます。乾燥もするのでパサパサした食感になっていきます。できれば購入したその日のうちに食べ切ることをおすすめします。
冷蔵
冷蔵したアスパラガスの日持ちは約1週間。1週間あれば数束のアスパラガスなら食べ切れますので、通常は冷蔵庫で保存する方が多いと思います。冷蔵する際は、アスパラガス全体を少し湿らせた新聞紙かキッチンペーパーで包み、ビニール袋へ入れ、穂先を上にして立てて冷蔵庫へ入れるとおいしさを長持ちできます。
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アスパラは生のまま冷凍できる?
アスパラガスは生でも冷凍できます。生のまま保存袋へ入れ、冷蔵庫へ入れましょう。その際は根元の固い部分を切り、皮をピーラーで剥くなどしてから調理しやすい大きさにカットするといいでしょう。ちなみに、茎の根元の方を持ってポキッと折れる箇所が筋が少ない部分との目安になります。
冷凍するとまずい?
アスパラガスは冷凍して保存期間を延ばせますが、冷凍すると食感が筋っぽくなってしまいます。人によってはまずいと判断するかもしれません。もともと鮮度が落ちていたり、細いアスパラガスは冷凍保存に向かないため、冷凍せずに早めに食べ切ってしまうと良いでしょう。
冷凍保存期限
冷凍した場合、栄養やおいしさを1ヶ月ほどキープできます。
生のアスパラを冷凍する方法
まず、冷凍保存に向いたアスパラガスを選びましょう。アスパラガスの鮮度を見極めるのがコツと言えます。鮮度が良いアスパラガスを選ぶ基準は次の点です。
- 穂先がしまっている
- 根元の切り口に水分が残っている
- 鮮やかな緑色
- 太く、全体的に張りがある
逆に、切り口が乾いていたり茶色がかったりしているものは、時間が経って痛み始めているものですので避けた方がいいでしょう。
アスパラガスは加熱しないで生のままでも冷凍できます。加熱する際と同じく、根本を切って硬い皮を剥いてから使いやすい大きさに切り、ラップに包んで小分けにしたら保存容器に入れて冷凍しましょう。
切り口は斜めになるようにすると、表面積が大きくなってすぐに凍りやすくなります。また、水気をしっかり拭いておくことも大切です。
冷凍方法
1.アスパラガスの根元を切る
2.根元の硬い部分の皮はピーラーなどで剥く
3.フライパンや鍋でお湯を沸かして塩を少々加えたら、アスパラガスを切らずに1本のままで茹でる
4.1分半ほど茹でたら水気をしっかりと切り、粗熱を取る
5.粗熱が取れたらラップで包んで、保存容器に入れて冷凍庫に入れる
1.アスパラガスの根元を切って硬い部分の皮を剥く
2.耐熱容器に並べてラップをかける
3.500ワットの電子レンジで2分ほど加熱
4.粗熱を取ったら水気をしっかりと拭き取り、保存容器に入れて冷凍保存する
解凍方法
冷凍したアスパラガスは、基本的には解凍せず凍ったまま調理するとよいでしょう。完全に解凍すると水分が多く出るため食感が悪くなります。サラダで使う場合は、冷蔵庫で自然解凍すると適度に乾燥するのでおすすめです。
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冷凍アスパラの食べ方・使い方
長期で保存ができる便利な野菜、冷凍アスパラガス。食卓に彩りを添えてくれるので、ストックしておくと便利ですね。ここでは簡単な食べ方を2つご紹介します。
アスパラベーコン
- 冷凍アスパラとベーコンを用意する
- ベーコンの上にアスパラガスをのせて巻きつける
- 巻き終わりに片栗粉をつける
- 巻き終わりを下にしてアルミホイルの上へ並べる
- オーブンで焼き色がつくまで焼く
(参考サイト:クックパッド)
アスパラチーズ
- アルミホイルを敷いた天板に冷凍アスパラガスを並べる
- 塩こしょうを振りオリーブオイルをかける
- ピザ用チーズをのせる
- オーブンでチーズに焼き色がつくまで焼く
(参考サイト:クラシル)
まとめ
いかがでしたか?
この記事をまとめると
- アスパラガスは生のままでも冷凍可能
- 冷凍保存は茹でるorレンジで加熱後に水気をとって冷ましてから保存容器へ入れて冷凍庫へ
- 冷凍アスパラガスはアスパラベーコン・アスパラチーズなど様々な料理に使える
一年を通して購入できるアスパラガス。冷凍保存を使って時短料理にお役立てください。
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