カモミールといえばハーブティーによく入っているハーブですが皆さんはカモミールの香りを嗅いだことはありますか?
カモミールはまるで果物のようなフレッシュな香りがするハーブで、非常に優秀な栄養素を豊富に含むハーブですが実は家でも簡単に育てることができます。
ただし簡単に育てることができる一方で、増えすぎてしまうくらい繁殖力が強いんです。
今回の記事ではカモミールとはどのようなものなのか、カモミールの種類、カモミールが増えすぎた場合にどのように使えば良いのかについて解説していきたいと思います。
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目次
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カモミールってどんなもの?
カモミールとはキク科のハーブで、原産国はヨーロッパですが現在ではほとんどの国に帰化しています。お茶やアロマ製油などに良く使用されており、なじみのあるハーブの一種ですね。
代表的なカモミールの種類はジャーマンカモミールとローマンカモミールがありますが、単に「カモミール」と呼ばれているものはジャーマンカモミールを指します。またカモミールという名前の由来は、ギリシャ語の「chamaimelon」からきていて、「大地のリンゴ」という意味です。
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ジャーマンカモミールとローマンカモミールの違い
ではカモミールの代表的な種類のジャーマンカモミールとローマンカモミールのそれぞれの違いを簡単にまとめてみましたので参考にしてください。
ジャーマンカモミールの特徴
ジャーマンカモミールは草丈が高くなる、一年草です。花びらが白く中心が黄色い小ぶりの花を咲かせ、その花びらから甘い香りがします。ちなみに葉には香りがありません。耐寒性は強いですが、耐熱性は弱いのが特徴。夏場では直射日光を避けて栽培するのが良いでしょう。
ローマンカモミールの特徴
ローマンカモミールはジャーマンカモミールに比べて草丈が30cm未満にしか成長しません。踏みつけに強く、踏むと香りが広がるので、玄関周りの庭に植えるとカモミールの香りがより楽しめますよ。
またジャーマンカモミールが花にしか香りがないのに比べ、ローマンカモミールは葉や茎にも香りがあります。こちらも耐寒性は強いですが、耐熱性は弱いのが特徴。また湿気に弱いため、乾燥した場所で栽培するのが良いでしょう。
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カモミールは増えすぎる?繁殖力は?
お茶やアロマなどによく使われるカモミールですが、家で栽培している方もよく見かけます。しかしカモミールなどのハーブというのは他の植物を駆逐して爆発的に繁殖してしまう傾向にありますので育てる際には注意しなければなりません。
カモミールの繁殖力・育て方
園芸店やホームセンターなどに行くとポットに入ったカモミールの苗がたくさん売られているので、それを買ってきて庭に植え付けるとあっという間に増えます。
プランターや植木鉢でも問題なく栽培することができるので、あまり増やしたくない方の場合は庭に植えるよりもプランターや植木鉢の限定的な場所で栽培するのが良いでしょう。
元々は山に自生した植物なので特別な手入れをしなくても大きく育ちますが見た目の状態を美しく保ちたいのであればそれなりに配慮が必要になります。
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増えすぎたカモミールの消費方法は?
非常に強い繁殖能力を持ったカモミールは放っておくとあっという間に広がってしまいます。もし増えすぎたカモミールに困っているのであれば、様々な使い方で消費することができますので覚えておくと良いでしょう。
香り袋として
ラベンダーはよく香り袋としてクローゼットに入れたりしますが、同じようにカモミールでも香り袋を作ることができます。
カモミールの香りがお好きな方は、クローゼットや靴箱に入れてみるとカモミールのフレッシュな香りを纏わせることができますよ。
カモミールティーとして
カモミールは古くから薬やハーブティーとして利用されてきた植物なので、カモミールティーにすることで美味しく飲むことができます。
美味しく飲むことができるだけでなくたくさんのポリフェノールが含まれているので、アンチエイジング効果や自律神経のバランスを整えてくれたり、美肌効果などの嬉しい効果も期待することができます。
<カモミールティーの効果>
- アンチエイジング効果
- 美肌効果
- 抗アレルギー効果
- 安眠効果・リラックス効果
- 胃腸の調子を整える
- 抗炎症効果
- 消化促進
- 血管の病気の予防
- 脳の血流の改善による認知症予防
ハーブ風呂に使用する
乾燥させたカモミールを不織布製の出汁袋やお茶の袋に入れて、お風呂に入ることでハーブ風呂が出来上がります。
カモミールのハーブ風呂に入りながら鼻から吸って口から吐く深呼吸を繰り返すと気持ちがだんだん落ち着いてきて、お風呂から出た後には質の良い深い睡眠をとることができるようになります。
ハーブ風呂に使うカモミールはだいたい10g程度でOKです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- カモミールはヨーロッパ原産のキク科のハーブ
- リンゴのような香りがするので大地のリンゴと言われている
- カモミールにはジャーマンカモミールとローマンカモミールの種類がある
- カモミールは家でも栽培可能だが増えすぎるので注意が必要
- 増えすぎたカモミールは香り袋やカモミールティー、ハーブ風呂に使うのがおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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