マルベリーは桑の実とも呼ばれるベリー系の一つですが、どんな味がするか知っていますか?食べる機会があまりないものなので、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?今回は、
- マルベリーとは?どんな味?
- 含まれる栄養成分と効能
- 食べ過ぎは体に悪い?副作用は?
これらのテーマについて紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
マルベリーとは?
マルベリーは別名『桑の実』とも言われる木の実で、見た目はブラックベリーによく似ています。小さな粒がぎゅっと集まって一つの実を作っており、糖度は8〜15度と高めです。中には、糖度25度を超えるものもあります。
粒は赤いものもありますが、これはまだ熟していない証拠。完熟して甘いものは赤色から黒く変化するので、美味しいものの見分け方は色にあります。
どんな味?まずい?美味しい?
マルベリーはぷちぷちとした食感で、食べると口の中に果汁がぶわっと広がります。
スポンサードリンク
マルベリーに含まれる栄養成分と効能
栄養素
マルベリーは色素成分のアントシアニンを持ち、強い抗酸化作用による美容効果・がん予防効果などが期待できます。また、フォトケミカルやゼアキサンチンという成分も含まれています。
ビタミンCやビタミンEなどビタミン類も豊富で、ビタミンCに関してはみかんよりも多い含有量です。
- ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
- アントシアニン:アントシアニンは天然に存在する色素の一種です。赤紫の色のキャベツやナス、ブルーベリーと言った紫色の果物や野菜に多く含まれています。代表的な健康効果は、視力に関わる眼精疲労の解消効果やメタボ解消の力があります。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
効果・効能
マルベリーが持つアントシアニンには強い抗酸化作用があるため、アンチエイジングに効果的です。また、ビタミンCの持つ美肌作用や、免疫力アップ効果なども期待できます。
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- ガン予防
- 目の疲れを取る
- 免疫力アップ・風邪予防
スポンサードリンク
マルベリーを食べ過ぎると体に悪い?副作用は?
体に嬉しい効果を持つマルベリーですが、食べ過ぎると体に悪い影響はあるのでしょうか?食べすぎた時に起こり得る副作用について、確認してみましょう。
下痢・腹痛
マルベリーには食物繊維も含まれており、過剰摂取すると下痢や腹痛といったトラブルに繋がることもあります。食物繊維は適量であれば腸内環境を良くする働きがありますが、摂りすぎると逆効果となってしまうのです。
太る
マルベリーはものによっては糖度がかなり高く、普通のものでも8〜15度の糖度があります。糖分が高いと糖質量も高く、食べ過ぎれば太る原因となります。また、ジャムなどに加工されているものは砂糖も含まれているため、ダイエット中は大敵です。
アレルギー
マルベリーは、アレルギーの原因となる成分を持っています。他のベリー系でアレルギーをお持ちの方は、注意が必要です。
また、アレルギーが心配な赤ちゃんはいつから食べられる?という疑問についてですが、マルベリーは生後11ヶ月以降に与えても良い食材とされています。アレルギー反応がでないかよく様子を見て、少量から与えるようにしましょう。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- マルベリー(桑の実)は甘みの強い実!糖度は8〜15度と高い
- アントシアニンを多く含むので、アンチエイジングに効果的
- 食べ過ぎは下痢や腹痛・アレルギーといった副作用を起こすことも
- プチプチとした食感と黒い粒が特徴。赤いものは未完熟で酸っぱい
マルベリーはあまり食べる機会のない実ですが、自然に木として生えていることもあります。赤いものは未完熟なので甘くありませんが、黒く熟したものは糖度が高いので、是非食べてみてください。
スポンサードリンク