ひじきの煮物の保存方法は?冷蔵と冷凍どちらがおすすめ?栄養価は?

日本の和食の中でも特に存在感を放つひじきの煮物は皆さんお好きでしょうか?ひじきの煮物は市販のお弁当の中に入っていたり、お惣菜コーナーではそれだけで販売されているなど様々な場所で購入することができますよね。

ひじきの煮物はとても作りやすいので、家でたくさんつくって食べている方も少なくないですよね。ですがひじきの煮物はどのような保存方法があっているのかいまいちよくわからない食品でもあります。

今回の記事では、ひじきの煮物はどのような栄養を持っているのか、保存方法がベストなのかについて解説していきたいと思います。

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ひじきってそもそもなに?

ひじきは、北海道南部から九州地方にかけた広い範囲に生息してる海藻の仲間です。小さなものは「枝ひじき」、太い茎を使用したものは「長ひじき」と区別され、そのほとんどが乾燥させた状態で出回っています。日本では古くから「ひじき=不老長寿」と言われており、敬老の日にちなんで9月15日はひじきの日とされています。

ひじきの煮物とは

ひじきの煮物といえばお惣菜の定番中の定番ですよね。ご家庭によって人参が入っていたり油揚げが入っていたり、大豆が入っていたりひき肉が入っていたりなど様々なバリエーションがあるのもひじきの煮物の面白い特徴ですね。

ひじきの栄養がすごい

ひじきは煮物にすると味が染みてとても美味しくなるだけでなく、栄養素も非常に優秀なものがたくさん含まれているんですよ!いくつかピックアップして栄養素を紹介していきます。

  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
  • ナトリウム:ナトリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分保持に欠かせないミネラルです。人間の体内の水分を留める働きを持ち、普段は細胞外液に多く存在しています。ナトリウムとカリウムはセットで働き体内の水分調節とともに、老廃物の排出や栄養の取り込み、血圧に関わるミネラルです。
  • アルギニン:アルギニンは、代謝、ホルモン分泌、組織の修復や成長に関わるアミノ酸です。代謝面では、老廃物のアンモニアの除去に関わっています。ホルモン分泌では成長ホルモンの分泌を促進させるため、筋肉を増やし、骨を太くする効果があります。血流も改善するため体を若くするアンチエイジング効果が高いアミノ酸です。
  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。

ひじきは様々な食材を使って調理されることが殆どなので掛け合わせなどによってはさらに栄養価を高めることも可能です。 

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ひじきの煮物の冷蔵保存

次はひじきの煮物の保存方法について解説していきます。

粗熱を取ってから

ひじきの煮物の基本の保存方法は冷凍保存になります。粗熱を取ってから器にラップをするという方法でOKですが、できればタッパーなどの密閉性の高いものに入れて保存した方が良いでしょう。

保存期間

冷蔵保存期間は3~4日と、比較的短い食品になります。たくさん作った時などは冷蔵保存だけでなく冷凍保存を活用すると良いでしょう。

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ひじきの煮物の冷凍保存方法 

ひじきの煮物は、調理の際にしっかりと水分を飛ばすように加熱しておくと冷凍保存も可能です。食べる際に解凍しやすいように、予め小分けして保存すると良いですよ。

ラップで小分けにする

一食の家族分などに冷凍保存する場合は、食べる量分をラップに包んで小分けすると使いやすいのでおススメです。粗熱をとったひじきの煮物をラップの上に、平らに広げて包みましょう。

ジップロックかタッパーに入れる

ラップで小分けするのが面倒な方は、清潔なジップロックなどの保存用袋や密閉できるタッパーなどに直接入れて冷凍保存もできます。ジップロックの場合は、厚みが均一になるように平らに広げて冷凍するようにしましょう。タッパーを使うと、その他の冷凍食材がある場合に収納しやすいですね。

保存期間

ひじきの煮物の冷凍保存は、約1ヶ月程度日持ちします。

こんにゃく入りの場合の保存方法

ひじきの煮物にこんにゃくを入れている場合は、注意が必要です。

こんにゃくは冷凍・解凍すると食感が落ち、グミのような食感がパサつきのある肉のような食感になります。しかし風味に問題はありませんので、違った食感も楽しめる場合は冷凍保存も良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • ひじきは北海道南部から九州地方にかけた広い範囲に生息してる海藻の仲間
  • カルシウムやナトリウム、食物繊維が豊富に含まれている
  • 基本の保存方法は冷蔵保存だが3~4日しか日持ちしないので注意
  • おすすめの保存方法は冷凍保存との組み合わせ 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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