たけのこを食べて便秘解消!食べ過ぎるとお腹が張る原因は?

たけのこは春先にスーパーなどでとれたての皮つき状態でうられていたりします。シャキシャキした歯ごたえと、独特のうま味は、ついつい食べ過ぎてしまうほどのおいしさです。

たけのこには繊維質が多く便秘にも良さそうですが、食べ過ぎてお腹が貼った経験も!

そこで今回は

  • たけのこは本当に便秘解消になるたべものなのか?
  • たけのこを食べ過ぎても便秘になるって本当?
  • たけのこ以外の不溶性食物繊維が豊富な食べ物はなに?

これらの疑問にお答えします。

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たけのこは便秘解消になる?

たけのこには不溶性食物繊維が多くふくまれているため、便秘解消によい食べ物です。たけのこはもともと竹の新芽であり、たけのこに含まれる不溶性食物繊維は腸内環境を整えるはたらきがあります。

からだに良さそうですが、どんな栄養が含まれていて、どんな効果が期待できるのかをみていきましょう。

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食物繊維

たけのこには食物繊維が豊富です。カリウムも含みますが、ここでは食物繊維の嬉しい働きについてご紹介します。

お腹の調子を整える

たけのこにも含まれる水に溶けないことで水分を含み膨張する不溶性食物繊維は、便のかさを増すことで腸を刺激します。また、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌の餌になるため、善玉菌がふえることでお腹の調子を整えます。

糖質の吸収をおさえる

ネバネバした形状の水溶性食物繊維は腸内をゆっくり移動するため、糖質の吸収を穏やかにする働きがり、食後の急激な血糖値の上昇をおさえてくれる働きがあります

コレステロールの低下を助ける

水溶性食物繊維は吸着性をもっており、小腸でコレステロールを吸収しそのまま体外へ排泄されるサポートをおこない数値の低下を助けます

次に、食物繊維の量が多いと思われている他の食材100gあたりの量を比較してみます

食物繊維100gあたりの量

  • ごぼう 3.4g
  • たけのこ 2.8g
  • かぼちゃ 2.8g
  • トウモロコシ 2.8g

食物繊維と聞いて思いつく有名な食材であるごぼうと比較しても遜色のない数値ですし、多いといわれているかぼちゃやトウモロコシと同等の量を含んでいます食物繊維と一言でいっても、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類が存在しており、たけのこは不溶性食物繊維を多く含む食材です。

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不溶性食物繊維と水溶性食物繊維

それぞれ見ていきましょう。

不溶性食物繊維を含む食品

  • 穀類
  • 豆類
  • キノコ類
  • 果実
  • 海藻
  • 甲殻類(エビやカニ)の殻

不溶性食物繊維を含む代表的な食品としては、たけのこのほかに穀類、豆類、キノコ類、果実、海藻、甲殻類(エビやカニ)の殻に多く含まれています。

水溶性食物繊維を含む食品

  • 昆布
  • わかめ
  • こんにゃく
  • 果物
  • 里芋
  • 大麦
  • オーツ麦

一方、水溶性食物繊維を含む代表的な食品としては、昆布、わかめ、こんにゃく、果物、里芋、大麦、オーツ麦などが代表的な食品です

こんにゃくの原料は水にとけますが、食用のこんにゃくになると水に溶けません。

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たけのこを食べ過ぎると便秘になる

 

食物繊維を含む食材であるたけのこですが、食べ過ぎると便秘になることがあります。食物繊維が豊富だからと食べ過ぎると、かえって便通をおさえてしまう事がありますので注意が必要です。

不溶性食物繊維を摂りすぎると

不溶性食物繊維を摂り過ぎると、便秘を悪化させる場合があります。

大腸の収縮が強くなり過ぎておこる「痙攣性便秘」の場合、不溶性食物繊維を摂り過ぎることで大腸の刺激が強くなりすぎて、更に大腸の収縮を強めてしまう可能性が有るからです。

たけのこの一日の適量は?

たけのこの一日の適量は、穂先の部分であれば三分の一程度、根本では3センチほどが目安と言われています。外出先での目安としては、小鉢に盛られた量であれば問題無いでしょう。

たけのこがヘルシーな食べ物だからと言って大量に食べていい訳では有りません、健康に害を与えない程度を意識して食べるようにしましょう。

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不溶性食物繊維が豊富な食べ物は?

 

不溶性食物繊維が豊富なたべものを個別にしょうかいしますと、キャベツ・レタス、ほうれん草にエリンギ、大豆などがあります。それぞれ含まれる量や特徴は以下の通りです。

キャベツ・レタス

キャベツとレタスどちらにも豊富な不溶性食物繊維がふくまれています。キャベツは100gあたりの食物繊維1.8g中に水溶性食物繊維も含まれますが、1.4gが不溶性食物繊維なので大半が不溶性食物繊維と言えます。レタスは100g当たり1.1gの食物繊維を含みそのうち1.0gが不溶性食物繊維です。含まれる量だけでみるとキャベツの方が多いのが解ります。

ほうれん草

ほうれん草は100g中に食物繊維が2.8gふくまれており、その内0.7gが水溶性、2.1gが不溶性食物繊維で大半が不溶性なのがわかります。

エリンギ

エリンギの100g中の食物繊維総量3.4gの内、0.2gが水溶性で3.2gが不溶性食物繊維です。

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大豆

国産大豆(乾燥)での数値は食物繊維総量が17.1g、その内1.8gが水溶性で残り15.3gが不溶性食物繊維になります。

代表的な食品を紹介しましたが、これ以外も不溶性食物繊維を含んだ食材はたくさんあります。意外な食材にも豊富に含まれていたりもしますので、詳しく知りたいのであれば、個別に調べてみるのも良いでしょう。

まとめ

 

今回の内容では、たけのこを食べると便秘解消になること、食べ過ぎるとお腹が張る原因について理解を深めてきました。

この記事をまとめると

  • たけのこは本当に便秘解消になる
  • たけのこを食べ過ぎても便秘になるのは本当
  • たけのこを食べ過ぎるとおなかが張る原因は不溶性食物繊維が多いから

たけのこに含まれる食物繊維は水溶性と不溶性があり、不溶性食物繊維が多いたけのこは、適量であれば便秘解消になりますが、食べ過ぎると便秘の症状次第ではお腹が張ってしまう事も解っていただけたのではないでしょうか。

旬の味覚、たけのこを上手においしく食生活に取り入れ健康な毎日を過ごしましょう。

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